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初めてホームページを作った人が最初にやるべきSEO対策


「ホームページを作ったは良いものの、SEO対策って何をすれば良いかわからない…」

こんな悩みの方がいらっしゃると思います。

 

確かにSEOは勉強しなければいけないことが数多くあるため、初心者のうちは混乱してしまうのも無理はありません。

 

そのため、本記事では初心者の方に「これだけは抑えて欲しい!」というSEO対策と一歩踏み込んだSEOの全体像について、まとめました。

 

ホームぺージ作成初心者の方、SEO初心者の方は参考にしてください。

 

初心者が行うべき最初のSEO対策 全6選

初心者が行うべきSEO対策を、おすすめツールと基本的な施策に分けて解説します。

絶対に導入すべきおすすめ無料ツール 3選

まずは、SEO対策するために欠かせないツールについて紹介していきます。

 

今回は初心者向きですので、全て無料のものを紹介していきます。

 

無料だからと言って質が悪いわけではなく、プロも使っている基本的なツールなので、是非導入してください。

 

Google Search Console:ぺージの管理・診断ができるツール


出典:Google Search Console(https://search.google.com/search-console/about?hl=ja

 

Google Search Consoleは、自身のサイトがどのようなキーワードで検索されたときに検索結果に表示されているか、どのページがGoogleに登録されているかといった情報を簡単に確認できるツールです。

 

恐らくほとんどのweb運営者の方がインストールしているツールだと思われます。

 

自身のサイトに来たユーザーのクリック数やサイトに訪問する前のユーザーの動向もあわせて確認できます。

 

Google Analytics:ページへの流入やアクセス解析ができるツール


出典:Google Analytics(https://accounts.google.com/v3/signin/identifier?dsh=S1862925048%3A1668245188070803&continue=https%3A%2F%2Fanalytics.google.com%2Fanalytics%2Fweb%2F%3Fhl%3Dja%23&followup=https%3A%2F%2Fanalytics.google.com%2Fanalytics%2Fweb%2F%3Fhl%3Dja&hl=ja&passive=1209600&service=analytics&flowName=GlifWebSignIn&flowEntry=ServiceLogin&ifkv=ARgdvAvW3-oZE66SjshxDHvtU_3-84K21rIVXBMXJ-okX3vs63Idbl6AQTGA8mDK0icmHIS6nig0

 

Google Analyticsは、サイト上でのユーザーの行動データの取得や目標の達成数のカウントなどが可能なアクセス解析ツールです。

 

こちらも、ホームぺージやサイト運営者のほとんどの方がインストールしているのではないでしょうか。

 

簡単な操作で流入経路やキーワード、ユーザーの属性を調べることができ、他の人とデータを共有することもできます。

 

サイト運営の分析に欠かせないデータを知ることができるので、初心者から上級者まで利用する必須ツールになります。

 

Site Kit by Google:Search ConsoleとAnalyticsをまとめて表示するツール

 

出典:Site Kit by Google

 

Site Kit by Googleは、Googleが公式で提供している無料ツールです。

機能としては、「様々なサービスを連携させ同時に表示させる」ことができます。

 

先ほど紹介したGoogle Search ConsoleやGoogle Analyticsはよく利用するツールなので、いちいちそのページに飛ぶことが面倒なこともあります。

 

しかし、Site Kit by Googleをインストールすれば、Google Search ConsoleやGoogle Analyticsが一目でまとまっているので、時間の短縮にも見やすさとしても有用です。

 

また、他のツールやサイトとも連携しており、

●       アドセンス
→Googleの提供する広告サービスの管理

●       ページスピードインサイト
→Webサイトの表示スピードチェック

●       タグマネージャー
→さまざまなタグを一元管理できるツール

●       オプティマイズ
→A/Bテストツール

などの利用頻度の高いサービスを同時に閲覧することができるので、おすすめです。


最初に取り組むべき基本的なSEO対策 3選

ここからはツール以外で初心者が取り組むべき基本的なSEO対策について、3つ紹介していきます。

 

基本的といいながら、上級者でも大切なことなので、基本だと甘く見ずにしっかりと取り組みましょう。

 

ページの外観を整える

Wordpressをインストールしただけでは、ホームページのデザインが悪いので、「テーマ」と呼ばれるWordpressのデザインテンプレートをダウンロードしましょう。

 

Wordpressのテーマは無数にあるので、検索して自分の好きなものを選んでも良いです。

ただ、初心者の方には選ぶ基準も分からないと思うので、無料と有料でおすすめのテーマを紹介します。

 

無料テーマのおすすめ:Cocoon(コクーン)


出典:https://wp-cocoon.com/

Cocoonは、SEOやサイト高速化にも適応した無料のWordpressテーマになっています。

 

公式サイトにもあるように、

  1. シンプル

  2. 内部SEO施策済み

  3. 完全なレスポンシブスタイル

  4. 手軽に収益化

  5. ブログの主役はあくまで本文

  6. 拡散のための仕掛けが施されている

  7. カスタマイズがしやすい

上記の7つが特徴であり、初心者でも使いやすくなっています。

 

また、機能が無料とは想えないほど豊富に整備されています。

通常、ブログの機能を追加する場合は「プラグイン」と呼ばれるスマホで言う「アプリ」をインストールする必要があります。

 

しかし、Cocoonはその手間も省いてくれるので、初心者にも人気が高いテーマになっています。

 

 

有料テーマのおすすめ:SWELL(スウェル)


出典:https://swell-theme.com/

 

SWELLは洗練されたデザインと圧倒的な使いやすさが特徴のWordpressテーマです。

 

おしゃれなデザインで記事作成やサイト運営をすることができ、またHTMLやCSSのようなコードも使わずに、感覚的に操作することができます。

 

必要な機能もそろっているので、自身でプラグインを調べてインストールする必要もなく、初心者から上級者まで利用できるテーマになっています。

 

あえてデメリットを上げるとするなら、料金が17600円と少し高めなこと。

しかし、その金額を払っても返ってくるリターンはそれ以上なので、購入を検討してみてください。

(1度払えば何度も使えるので、長期的なコスパは◎)

 

「最初から大きな金額を払いたくない…」と言う人は、まず無料のCocoonから始めてみれば良いと思います!

ペルソナ(ターゲット)を明確にする

サイトを解説したらペルソナ(ターゲット)を決めましょう!

なぜなら、ペルソナを決めないと、ユーザーの悩みに対して適切なコンテンツを届けることができなくなってしまうからです。

 

ここでのポイントは、「これでもか!」というくらい細かくペルソナを決めることです。

おすすめは、デモグラフィックペルソナと呼ばれるやり方で決めることです。

 

<デモグラフィックペルソナ>

  • 年齢

  • 性別

  • 職業

  • 所得

  • 世帯数

  • 学歴

  • 住所

  • 生活習慣と悩み

 上記の項目に自分のペルソナを想像できるレベルまで入れてみましょう。

 

例えば、スポーツジムのホームページを例にしてみます。

スポーツジムと言っても、ペルソナを女性にするか男性にするか、若年層向けにするか50代以降にするかなどで、ホームページの訴求の仕方は変わってきます。

 

今回は男性の若年層向けにデモグラフィックペルソナを作ってみます。

<デモグラフィックペルソナ 例:スポーツジム>

  • 年齢:23

  • 性別:男性

  • 職業:営業

  • 所得:月収25万~30万ほど

  • 世帯数:1人暮らし

  • 学歴:大学卒業(中堅私立大学)

  • 住所:埼玉(職場は東京)

  • 生活習慣と悩み:現在、入社二年目の若手営業マン。
    忙しくしているが、少しだけ仕事にも慣れてそこそこ充実した日々を送っている。
    ただ、一年目が夜遅くまでの仕事で忙しすぎたストレスからか暴食を繰り返して、プラス8キロほど太ってしまった。
    最近、会社に一年目の若手が入ってきたので、舐められないような立ち振る舞いができるようになりたい。
    また、最近の営業先は女性が多いので少しでも、よく見られるような体にしていきたい。

 こんな風に設定すれば、どんなコンテンツを用意すれば良いかも明確になります。

(夜遅いから営業時間を夜にしてみる・毎日来れない人用のプランを作るなど)

 

相手を明確にできるくらいまで想像して、ペルソナを設定してみましょう。

 

ペルソナに向けてコンテンツやサービスを作成する

ここまで来たら、ペルソナに向かってコンテンツやサービスを作成してみましょう!

 

仮にペルソナがどんな悩みを持っているかわからない場合は、ラッコキーワードというツールを使うとペルソナが調べてそうなキーワードを見つけることができますので、利用してみてください。

出典:ラッコキーワード(https://related-keywords.com/)

 

 

SEOの全体像:SEO対策の種類


 

ここでは、先ほど説明した行うべき対策から、レベルを上げてSEOの全体像について紹介していきます。

 

なぜ、SEO対策は全体像を紹介するかというと、全体像を把握していれば混乱せずに済むからです。

 

初心者の頃はSEO対策ですることが多すぎるため、何をやっているか分からない状態ができてしまいます。

その混乱を防ぐためにも、一度全体像を知っておく必要があります。

 

上記の画像のように、SEOは3つの要素から成り立っています。

 

●       コンテンツSEO=ユーザーのニーズを120%解決する記事を書く(最重要)
●       内部対策SEO=ユーザーの利便性とGoogleからの評価を追求したサイト設計
●       外部対策SEO=多くの人にサイトを知ってもらう活動

 

この3つの要素について、詳しく説明していきます。

 

コンテンツSEO:ユーザーの悩みを解決する記事やサービスを作ること

コンテンツSEOは簡単に言えば、「ユーザーの悩みを解決する記事やサービスを作ること」であり、最も重要なSEO対策です。

 

なぜなら、Googleが「ユーザーのニーズが最も大切」と公言しているからです。

 

検索ユーザーが素晴らしいサイトを見つけて情報を得る、その手助けのためにGoogleは多くの検索アルゴリズム変更を行っています。私たちはユーザーの為に優れたサイトを作っている方々の努力が、きちんと報われてほしいと考えています。

検索ユーザーが素晴らしいサイトを見つけて情報を得る、その手助けのためにGoogleは多くの検索アルゴリズム変更を行っています。私たちはユーザーの為に優れたサイトを作っている方々の努力が、きちんと報われてほしいと考えています。(2012年)

 

良質なサイトをより高く評価するためにユーザーがコンテンツを見つけるまでのところは Google にお任せいただき、皆様にはユーザーの役に立つ魅力的なコンテンツを作ることに集中していただきたいのです。
(2017年)

 

コンテンツ クリエイターの方々のお役に立つために

https://developers.google.com/search/blog/2018/05/helping-webmasters-and-content?hl=ja

 

こんな風に、ユーザーに対してどんな価値を提供するかをGoogleは重視しているので、そのためのコンテンツを私たちは作る必要があります。

 

内部対策SEO:ユーザーにもGoogleにも評価されるサイト設計をすること

 

内部対策SEOとは、簡単に言うと「ユーザーにもGoogleにも評価されるサイト設計をすること」を指します。

 

どれだけ素晴らしいコンテンツを作ったとしても、ユーザーが見つけることができなかったり、ホームページ内のどこにあるかわからないと、宝の持ち腐れになってしまいます。

 

具体的に言うと、サイトの構造がぐちゃぐちゃだとGoogleから「ユーザーにとって使いづらいサイトだな」と判断され、検索結果が悪くなる恐れがあります。

 

そのため、ユーザーにもGoogleにもわかりやすいサイト設計を作る必要があります。

 

 

外部対策SEO:多くの人にサイトを知ってもらうための活動

外部対策SEOとは、簡単に言えば「多くの人にサイトを知ってもらうための活動」、SESやyoutubeを使っての広報活動になります。

 

 

まとめ

初心者の頃のSEO対策は、やることが多すぎてどれから手をつけて良いかわからなくなってしまいます。

 

しかし、今回紹介したような初心者の基本と全体像を理解しておけば、混乱せずに着実に対策を進めていくことができます。

 

SEOは着実にすすめられる人が成果を出すことができるので、基本を重視しながら進めていきましょう。

 

 

 

 


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