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【プロゲート】JavaScript ES5 JavaScript IVの学習内容まとめ

JavaScript IV

1.関数とは

関数とは
・関数とは、ある処理をまとめたプログラムで、console.logも関数の1つ
・本来、コンソールに文字を出力するためには色々なコードを書く必要があるが、console.logという関数のおかげでconsole.logとだけ書けばいいようになっている

関数を作ってみよう
・関数を作るには、左の図のようにfunction 関数名()と書き、{}の中にその関数で実行させたい処理を書く
・{}の後にセミコロンは不要
・例えば、関数helloはコンソールに「こんにちは」と出力する

関数の呼び出し方
・関数は「関数名()」と書くことで呼び出すことができる
・例えば「こんにちは」とコンソールに出力する関数helloが定義されている
・「hello()」と書くことで簡単に呼び出すことができる
・()は常に必要なので注意

2.スコープ

スコープ
変数には、その変数が使える範囲を決定するスコープという概念がある
・このスコープは関数だけでなく、プログラミングにおいてとても重要な概念となるのでしっかりと学んでいく

ローカルスコープ
・関数の中で定義された変数は、ローカルスコープというスコープを持ち、その変数が定義された関数の中でしか使うことができない
・また、ローカルスコープを持つ変数のことをローカル変数と呼ぶ

グローバルスコープ
・関数の外で定義された変数は、グローバルスコープというスコープを持ち、プログラムのどこでも使うことができる
・また、グローバルスコープを持つ変数のことをグローバル変数と呼ぶ

ローカル変数とグローバル変数
・nameという変数が関数の内外で定義されている
・出力結果を見てみると、関数内で定義した変数nameは、関数外の変数nameに影響を与えていないことがわかる
・このことから、変数名が同じであってもローカル変数とグローバル変数はまったく違う変数であることがわかる

3.引数

引数とは
引数(ひきすう)とは関数に与える追加情報のようなもの
・関数を呼び出すときに一緒に引数を渡すことで、関数の中でその値を利用することができる

引数を受ける関数
・「function 関数名(引数名)」と書くことで引数を指定することができる

引数を受け取る関数の呼び出し
・引数に値を渡して関数を呼び出すには、「関数名(値)」と書く
・関数は指定した値を受け取り、その値は引数に代入される
・関数introduceの呼び出し時に「"にんじゃわんこ"」という値が渡され、引数nameに代入されている

引数を受け取った関数の処理
・引数を受け取った関数は、その関数の処理に引数を渡す
・例えば関数introduceの引数nameに「にんじゃわんこ」が渡され、引数nameを受け取った関数introduceはその処理内のnameにその値を渡している

複数の引数を受け取る関数
・関数は引数を複数受け取ることもできる
・()の中に受け取る引数をコンマ(,)で区切って並べることで、複数の引数を指定することができる
・引数は、左から順番に「第1引数、第2引数」と呼ぶ

複数の引数を受け取る関数の呼び出し
・複数の引数に値を渡して関数を呼び出すには、定義するときと同じように、コンマ(,)を用いる
・渡す引数の順番と関数を定義したときの引数の順番は対応しているので、関数を呼び出すときは引数の順番に気をつける

5.戻り値

戻り値
ここからは、関数の処理結果を呼び出し元で受け取る方法を学ぶ
・呼び出し元で受け取る処理結果を戻り値(もどりち)と呼び、このことを「関数が戻り値を返す」と言う
・add関数が「3」と「7」を受け取り、処理結果の「10」を呼び出し元に返している
・この「10」が戻り値にあたる

戻り値のある関数
・関数の中でreturnを使うと、呼び出し元で値を受け取れるようになる
・「return 値」と書くことで、関数はその値を戻り値として返す

戻り値を受け取る
・戻り値がある場合、関数の呼び出し部分がそのまま戻り値に置き換わる
・関数の呼び出し部分を変数に代入するように書くことで、関数の戻り値を受け取ることができる

returnによる処理の終了
・returnは、戻り値を返すだけでなく、関数の処理を終了させる性質も持っている
・よって、returnの後にある関数の処理は実行ないので注意

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