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【プロゲート】JavaScript ES6(最新版) JavaScript IIIの学習内容まとめ

JavaScript III

1.関数とは(1)

関数を学ぼう
・このレッスンでは、関数について学んでいく
・スライドと演習問題を通して、着実に知識を身に着けよう

関数とは
・関数(かんすう)とは、「いくつかの処理をまとめたもの」
・「あいさつをする」「名前を言う」という2つの処理を「introduce」という名前でまとめている

関数の定義
・「function()」と書き、その後ろの中括弧「{ }」の中にまとめたい処理を書くことで関数を用意することができる
・また、このように関数を用意することを「関数を定義する」と呼ぶので覚えておく

関数の呼び出し
・関数を定義しただけでは、その中の処理は実行されない
・関数を定義した際に使用した定数名を用いて、「定数名()」と書くことで関数の中の処理を実行できる
・このことを「関数を呼び出す」と言う
・まずは演習問題で、実際に関数を呼び出してイメージをつかむ

2.関数とは(2)

関数の代入
・関数の定義で、実際に関数を表している部分はオレンジ線で囲んだ部分
・その関数を定数「introduce」に代入することで、関数を定義している
・次は、関数の呼び出しだけでなく、関数の定義から書いていく

3.アロー関数

アロー関数(1)
「function()」の部分を「() =>」としても、これまでと同じように関数を定義することができる
・これはES6から導入された新しい書き方で、「function」を用いるよりシンプルに書くことができる
・また、この関数の書き方のことを、特別にアロー関数と呼ぶ

アロー関数(2)
・アロー関数では、これまでの「function()」の部分を「() =>」と書くこと以外は定義方法は変わらない
・また、呼び出し方もこれまで学習してきた関数と変わらない
・ここからの演習問題では、基本的にアロー関数の書き方を用いる

4.引数とは

引数とは
・引数(ひきすう)とは関数に与える追加情報のようなもの
・関数を呼び出すときに一緒に値を渡すことで、関数の中でその値を利用することができる

引数を受け取る関数の定義
・「(引数名) =>」と括弧の中に引数名を書くと引数を受け取ることができる

引数を受け取る関数の呼び出し
・引数を受け取る関数を呼び出すには、「定数名(値)」と書く
・関数は指定した値を受け取り、その値は引数に代入される
・introduceの呼び出し時に「"にんじゃわんこ"」という値が渡され、引数nameに代入されている

関数内で引数を使用する
・引数は関数内では定数や変数と同じように使用することができる

5.複数の引数を受け取る関数

複数の引数を受け取る関数
・関数は引数を複数受け取ることもできる
・()の中に受け取る引数をコンマ(,)で区切って並べることで、複数の引数を指定することができる
・引数は、左から順番に「第1引数、第2引数、...」と呼ぶ

複数の引数を受け取る関数の呼び出し
・複数の引数に値を渡して関数を呼び出すには、定義するときと同じように、コンマ(,)を用いる
・渡す引数の順番と関数を定義したときの引数の順番は対応しているので、関数を呼び出すときは引数の順番に気をつける

6.戻り値とは

戻り値とは
・ここからは、関数の処理結果を呼び出し元で受け取る方法を学ぶ
・呼び出し元で受け取る処理結果を戻り値(もどりち)と呼び、このことを「関数が戻り値を返す」と言う
・関数addが「3」と「7」を受け取り、処理結果の「10」を呼び出し元に返している
・戻り値にあたるのがこの「10」です

戻り値のある関数
・関数の中でreturnを使うと、呼び出し元で値を受け取れるようになる
・「return 値」と書くことで、関数はその値を戻り値として返す

戻り値を受け取る
・呼び出した関数に戻り値がある場合、関数の呼び出し部分がそのまま戻り値に置きかわる
・関数の呼び出し部分を定数に代入することもできる

7.戻り値の活用

様々な戻り値
・戻り値も引数と同様に、様々な値を用いることができる
・例えば、if文で使うような条件式をreturnすると、その条件式の結果として得られる真偽値(trueまたはfalse)を返すことができる

returnによる処理の終了
・returnは、戻り値を返すだけでなく、関数の処理を終了させる性質も持っている
・よって、returnの後にある関数内の処理は実行されないので注意

8.スコープ

関数の中の定数
・関数の引数や、関数内で定義した定数や変数は、その関数の中でしか使うことができない
・introduceの中で定義されている定数nameは、この関数の中でしか使うことができない
・このようなそれぞれの定数や変数の使用できる範囲のことをスコープと呼ぶ

関数の外の定数
・一方、関数の外で定義した定数や変数は、関数の中でも使うことができる
・定数nameは関数の外で定義されているので、関数の中でも外でも使うことができる

関数以外のスコープ
・関数だけでなく、ifやswitchなどの条件文、forやwhileなどの繰り返し文などの、中括弧「{}」を使う構文でもスコープを作る

9.総合演習

総合課題にチャレンジしよう
・3つの整数から最大値を取得できるgetMax関数を作成する
・getMax関数は3つの整数を引数に取り、最大値を戻り値とする
・なお、getMax関数はJavaScriptで予め用意された関数ではないので、関数を定義するところから始める

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