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未経験からウェブマーケの道に進んだ話

※以下2019年に転職した時の忘備録です。

前職の人や周りの友人から何で転職したの?どうやって転職したの?と気にしていただけるので、もしかしたら人の転職の話って興味あるのかも!と思い発信しようと思います。

【ざっくりとした経歴】
新卒で1年11ヶ月人材紹介の法人営業

<今ここ>花のEC事業を行う会社でウェブマーケティング担当

このnoteでは、どうして転職を選んだのか、どんな準備をしてきたのかを書いています。営業時代に学んだ、面接官が何を見ているか、職務経歴書の書き方等のポイントも!

私自身が全くの異業界、異職種からの転身だったため、現在転職活動を検討されている方の参考にしていただけると幸いです。

【⒈前職の話】〜自分の好きを見つけた話〜

新卒で入社した会社では人材紹介の法人営業(中途採用領域でいわゆるRA)をしていました。
営業時代の面白みは、会社の経営や事業方針を把握、ヒアリングしながら人を紹介したり、人材要件の提案をする必要があるため、マーケット感覚や俯瞰視点を養えるのでやりがいもありました。
ただ自分の実力不足とハードワークに正直辛い時期も多く…自問自答する日々が続きました。
私って「将来どう生きていきたいの?」「何が好きだったけ?」「やりがいって?」
自分自身がワクワク夢中になれる仕事をしたいと考えた時に深掘りした結果、

▶︎物を作ることが好き
▶︎イベントやプロジェクト型で達成感を得たい

上の2つに集約されているという見解になりました。
それは自身の幼少期の出来事を振り返ったり、今の営業の仕事での面白さを感じるポイントを思い返した時に上記軸に定まりました。
さらに、エンジニアの市場価値がうなぎ登りなっているのを人材時代に見ていたので、そうだ、上記軸にも当てはまるしエンジニアになろう!なんて楽観的に思いつきました。
夏前からprogateで勉強してみたりしましたがやっぱり続かないし何やってるか分かんなくなってモチベーションが下がる日々。
やっぱり未経験で何か始めるってむずかしいのでは、、?なんてマイナスな考えも。
※(注)progateはとても良いサービスでその後使わせていただき、自身のキャリアで役にたったので、サービスが悪いのではなく自身が本気じゃなかったのと性格上三日坊主なので続かなかったのです。※
そんなことを思いながら営業を続けていました。

【⒉転職を考えたきっかけ】〜転職準備における初めの第一歩〜

実はprogateで勉強をしていた時期は、本気で転職活動をしてはおらず副業とかで始めたいな…とぬるっと始めていたのですが、夏頃にストレスで蕁麻疹が引かない時期が続き、身体のSOSを感じたのもきっかけで本気で転職を考えはじめました。
しかし何から始めようかと考えた時に、自力では勉強出来ないことが数ヶ月前によくよく分かったので今度はスクールに通うことに!
漠然とエンジニア…を考えていましたが、他にも調べるとウェブデザイナーとやらがあるということで、デザイン好きだし、ものを生み出す仕事だし良いのでは?!とこれまた勢いで方向を定め、
webデザインが学べる、かつ同じくキャリアに悩んでいる人が多い人が集うコミュニティで情報収集もしたいと思いSHEという女性向けのスキルアップスクールに行くことにしました。https://likes.she-inc.jp

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平日は仕事終わりの23時から、休日はほぼ勉強にあてるという2ヶ月間を過ごしました。体力的につらかったですが、挫折せず未経験から2ヶ月でウェブデザインの基礎知識を得ることができました。

※当時のSHEは授業日程が決められているオフラインの講座でしたが、今はオンライン主軸で色んなコースをよりフレキシブルに受けられますよ!

【⒊転職活動前半】〜転職活動の迷子期間〜

2018年10月頃、SHEでのウェブデザインコース終盤に近づき、ポートフォリオとなる作品が出来上がってきたところで、まずはウェブデザイナーになるんだ!と転職エージェントに行き、カウンセリングを受け制作会社を1,2社紹介され受けに行きました。
結果は、現実は甘くなく今から制作会社で一から修行を積むとなると、給料は下がる、労働時間も増える、三度の飯よりデザインが好きと言えないと採用されない状況。
未経験なのにこんなことを言うと怠慢だと思われるかもしれませんが、働き方は前職よりも抑えたかったというのが本音です。
夫は広告代理店出身ということもあり、制作会社側の辛さを発注する側として見ていたので、正直オススメしないと言われてしまいました。
きっとこういう周りの人の反対を押し切ってでもデザインが好きだから頑張る、と言えないと転職しても続かないんだろうなと感じ、ここで諦めてしまいました。
ここから転職活動の迷子期間で、軸とはずれた新卒採用ポジションを受けてみたり、自分のキャリアについてとても悩んでいた時期でした。

【⒋転職活動半ば】〜転職の軸をウェブマーケティングへ変更〜

11月に入り、転職活動が上手く行かず模索していた中、SHEではウェブデザインの他、興味があったwordpressやロゴの講座、ウェブマーケティングの講座を受けていました。
その中で自分の好きなこと、経験を活かせるのはウェブマーケティングなのでは?と気づくことができました。
気づいた要因として、SHEでは実際にアウトプットまで講座の中で進めていくので、実際に働くとこんな感じかな?と具体的にイメージできたからです。

<ウェブマーケの方が好き、向いているのでは?と感じたポイント>
▶︎自身でデザインをするよりも、コンセプトや、施策を考えるプランニングに面白みを感じた。
▶︎営業で経験をしていた数値の分析やターゲティング等学んだことを活かせると思った。

【⒌転職活動後半】〜転職活動の進め方(応募から内定まで)〜

やりたい職種の軸が固まったところで、求人広告へ登録、職務経歴書を全て丁寧に更新しました。
今回転職エージェントを使わなかった理由として、未経験応募が多い求人広告に登録をしました。※求人広告とエージェントサービスのビジネスモデルの違いについては別途最後に記載します。

▶︎登録した求人広告:リクナビNEXT、エン転職、マイナビ転職…その他諸々(d〜は自社なので登録できず)
登録しすぎでしょ?と思われるかもしれませんが、そもそも未経験募集の求人はそもそも少ない点と、未経験は母集団形成がしやすい(有名企業だと1ヶ月で1000人は応募来ます。)ので、同じ求人をいろんな媒体に出さず、どれかに絞ることが多いです。そのため未経験案件に応募すると決めている方は、登録が大変かと思いますが、機会損失にならないためにも複数の求人広告へ登録することをオススメします。
求人広告によって更新の曜日が異なるので、その曜日には自分の軸にあった求人をチェックしていました。※各求人広告のHPに更新曜日は記載あります。

アプリの状況こんな感じです↓

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▶︎求人のサーチ方法:
私はウェブマーケ希望だったため、下記のような進め方でチェックボックスに入力し、求人を探していました。※媒体により項目が異なります。
・職種のチェック:「企画・マーケティング・経営・管理職」「Webサイト・インターネットサービス」「クリエイティブ(メディア・アパレル・デザイン)」を選択
・キーワード:「未経験歓迎」or「第二新卒」系を入れてフィルターをかける。
上記で求人がいまいちピンと来ない場合は、キーワードに何も入れずに、必須要件がウェブマーケティング経験1年以上の比較的求める経験値が浅い求人にも応募していました。

※経験3年以上の記載があるとおそらくその求人はリーダークラスを求めていますが、1年以上や何かしらの経験をお持ちの方との記載がある求人は、育てる覚悟もある求人のため。

採用する側も未経験歓迎と記載するとかなりの応募が集まってしまい書類選考の工数がかかってしまうため、あえて少しハードルを高くした求人広告を出すことがあります。

またサーチの中で私は代理店には応募せず事業会社に絞って求人を探していました。人材業界にいた時に感じたのはいろんな会社の支援をするよりも、自社のサービスを大きくしたいという気持ちが大きくなったからです。(ただ代理店の方が育成の環境もあったりメリットもあります)

▶︎職務経歴書の更新について:
全ての求人広告では必ず、写真の登録(自撮りじゃなくてスナップ写真で撮ったものをスキャンしたりスマホで写真を撮りました。)と職務経歴書の記載(仕事の経歴と強み等)は丁寧に記載しました。
丁寧に記載するメリットとしては、今の求人広告の機能として、しっかりと職務経歴書を記載していると企業からオファー(面接確約や応募希望のいいねボタン)をもらえるので、自信を持って企業に書類を提出することができます。※未経験だと書類で落ちることも多いので自信を持って応募できるのは心の健康のためにもとても良いと思います。
また、求人広告に登録する転職者の多くは写真がなかったり、誰にも添削されていないため、適当な職務経歴書で応募をする人がいます。そのため、そういう市場の中できちんと丁寧な職務経歴書を書いているだけで、書類が通過する角度が上がります。

▶︎面接について:
面接の質問の内容からや、今まで採用支援をしてきた人事との話の中で感じた面接官が見ている未経験採用におけるポイントをまとめました。
・今までの経歴を捨てて、なぜチャレンジしようと思ったか?(原体験や想い)
・未経験なりに自力でどこまでスキルを身につけたか?(想いの本気度やキャッチアップの速さ)
・志望している仕事はどんなことをするのかイメージを具体的に持っているか?(ギャップでの短期離職防止)
・今までの経歴から役に立つことがあるか?(仕事の再現性)
上記の他、社風や理念に対する共感度や、コミュニケーションの仕方等の定性面も見られているため、特に志望度が高い企業においては面接の準備をすることをオススメします。(逆質問の準備はもちろん、経歴の棚卸し、志望動機の深堀等)

【⒍その他】〜転職エージェントと求人広告にて出ている求人の違い〜

▶︎ビジネスモデルの違い・転職エージェント:後課金のサービスで、企業側は採用決定後にお金を支払うためリスク低だが金額が高い(一人採用すると決定者の約30%を支払う。例:年収500万円の人を採用した場合150万円のコスト)

・求人広告:前課金のサービスで、企業側はお金を支払ったにも関わらず、採用できないリスクを抱えているが、金額は安い。(プラン次第だが1ヶ月の掲載で約10万円〜100万円で何人採用しても金額は変わらない。)

▶︎︎︎︎︎︎︎採用する側の気持ち:
各チャネルを使っている採用担当の気持ちです。これを読むとどういう企業がエージェントサービスで非公開求人を出すか、求人広告に求人を出すかがなんとなくイメージ出来ると思います。
・転職エージェント:書類選考もエージェントがしてくれるし、転職者もきちんとカウンセリングされていて、面接キャンセルも少ないから手間が減るし、人材の質も一定担保されているから、ありがたいな。しかも慎重に採用したいから後課金なのも助かる。だけど金額高いな。。

・求人広告:転職者の8割は求人広告でしてるし、エージェントより登録者多く母集団形成できるけど、自分たちで書類選考しなきゃだし、面接調整もしなきゃだし手間かかるんだよな。。でも金額安いし!あーでも採用できなかったら100万ドブに捨てることになるけど、、どうしよう、、

そんなこんなで、ざっくり分けると転職エージェントに出す求人はじっくり採用したい経験者採用や非公開に進めたいエグゼクティブ案件中心、求人広告は登録者も多いのでたくさん人を見て選びたい未経験求人が多く存在する所以です。もちろん他にもメリットデメリットがあるので、当てはまらない求人もあります!
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と、こんな気持ちで転職活動をし、新しい職種にチャレンジをしようとしています!これからは未経験でどんな仕事を任せてもらい、どんな風に勉強をしていったのかを今後のnoteで書いていきたいと思います。
最後まで読んでくださり本当にありがとうございます。何か少しでも参考になったことがあればとても嬉しく思います!

最後に..

実際に私が作成した職務経歴書や自己PR、志望動機等で企業情報を隠した状態で公開させていただきます。
有料となっているのは、前職の方に見られるのもな、、と思い設定しています。人の職務経歴書を見ることはあまりないと思うので、もし興味がある方はぜひご覧になってください!

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