副業Webライターの始め方

今回は、数ある副業の選択肢の中から、Webライターを選択したい人へ向けた記事になります。

本記事で分かる内容は以下のとおりです。

・Webライターの始め方
・提案文の書き方
・駆け出しライターに適正な単価

もっと情報を詰め込んでもいいのですが、少しずつ確実に把握していただきたいので、内容を絞って執筆しています。

Webライターの始め方

副業としてWebライターを始めるなら、各種クラウドソーシングサービスに登録するのが手っ取り早く、かつ確実です。

なお、クラウドソーシングサービスには次のようなメリットとデメリットがあります。

クラウドソーシングサービスのメリット

  • 誰でも手軽に利用できる

  • 案件が豊富にある

  • 報酬が未払いとなるリスクが少ない

クラウドソーシングサイトはライティングのみならず、数多くの案件が存在し、ユーザー登録さえしてしまえばだれでも簡単に利用・応募ができます。

ライティングの案件に関しては、単価に目をつぶればかなりの数があるので、クラウドソーシングサイトを利用すれば案件がまったく受注できないという事態に陥ることは少ないでしょう。

もしいつになっても案件が受注できないのであれば、「単純に要件を満たしていない」「高望みしすぎている」のどちらかでしょう。

また、クラウドソーシングサイトは仮払いシステムを導入しているため、仕事さえしっかりとこなせば報酬が未払いとなるリスクが少ないです。

クラウドソーシングサービスのデメリット

  • 手数料を取られる(おおむね15%~20%)

  • 高単価案件が少ない

駆け出しのWebライターにとってクラウドソーシングサイトはメリットが多いですが、少なからずデメリットも存在します。

まず、手数料が高い点です。

クラウドソーシングサイトはどのサービスも報酬額に対して20%前後の手数料が発生するので、例えば10,000円の報酬を得たとすると、2,000円引かれる計算になります。

駆け出しの時は高い文字単価の案件を受注するのが難しいため、ただでさえ少ない報酬がさらに減ってしまいます。

そして、クラウドソーシングサイトは文字単価5円~10円といった、いわゆる高単価の案件が非常に少ないです。

高単価の案件は定期的に出てくるのですが、ほとんどは腕利きのライターさんに発注されてしまうでしょう。

提案文の書き方

コピペ丸出しの無個性の提案文は採用される可能性が低い傾向にあり、クライアントによっては案件の募集要項に「定型文による提案は採用しない」と記載している方までいます。

とはいえ、最低限押さえるべきポイントがいくつかあるので解説します。

  • クライアントが必要としている情報はすべて網羅する

  • あなたがクライアントに対して提供できるメリットを明確に伝える

  • ポートフォリオを用意する

まず、募集要項に掲載されているクライアントが必要としている情報は漏れなく網羅してください。

ライターの中には、募集要項を最後まで確認せず、クライアントが欲しい情報、例えば週に何時間稼働できますか?などの質問に答えず、定型文で提案文を送ってしまう人がいます。

これは一発でアウトとなり、まず採用されることはないので、募集要項はしっかりと確認しましょう。

続いてあなたがクライアントに対して提供できるメリットを明確に伝えることが重要です。

適正単価の案件には応募が殺到するため、ほかのライターさんと明確な差をつけるために、あなたの強みや提供できるメリットを提示することが重要です。

例えば、「私はSEOの知識が豊富なので、御社の提示するキーワードで検索順位1位の記事が書けます」などです。

この例は少々極端ですが、多数の応募者の中から目に留まってもらうためには、遠慮せずに自分の強みをアピールする必要があります。

最後に、ポートフォリオは必ず用意しましょう。

ポートフォリオは、応募する案件と同じ、もしくは類似のジャンルが好ましいですが、あなたの文章力が伝わるのであれば何でもよいです。

ただし、「クラウドソーシングサイトに登録したばかりで実績がない」という方もいらっしゃると思います。

そういう方は、案件に応募する前に、個人でブログを開設して何かしら記事を書いておくとよいでしょう。

ライターにとって、個人ブログは後々、強いアピールポイントになるため、やっておいて損することはありません。

駆け出しライターに適正な単価

副業、専業問わず、Webライターにとって、文字単価は報酬額に直結する非常に重要な要素です。

私個人の経験則では、例え駆け出しのライターだとしても文字単価0.5円は欲しいところです。

そして、クラウドソーシングサイトに登録したばかりで、とにかく早く案件が欲しい状態の方であっても、文字単価0.1円、もしくはそれ以下の案件はおすすめしません。

なぜなら、このような案件に飛びついてしまうと、適正な単価を大幅に下回る価格でこき使われて消耗し、ライターの楽しさを知る前にドロップアウトしてしまう可能性が非常に高いからです。

クラウドソーシングサイトに登録すると、早く案件を受注してライターデビューしたい、経験を積みたいと流行る気持ちは分かりますが、低単価の搾取案件には手を出さないようにしましょう。

まとめ

今回の記事について簡単にまとめます。

  • クラウドソーシングサイトにはメリット・デメリットがある

  • クラウドソーシングサイトは駆け出しのライターでも案件が受注できる環境だが、手数料が高く、高単価の案件は少ない

  • 提案文を書くときは、定型文を避け、募集要項をしっかり確認してクライアントが欲しい情報を漏れなく記載する

  • 自分がクライアントに提供できるメリットや強みのアピールを忘れない

  • 駆け出しのライターであっても、最低でも0.5円の文字単価の案件からスタートする


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