上手側【三橋雄斗】


僕らがよく出させて頂く、『新宿バッシュ!!』と『新宿ハイジアV-1』という劇場があるのですが、



その2箇所の劇場の、上手側(お客様から見て右)の袖が何も無い空間になっているのです。



基本的には出はけは下手側。たまにコントの方が上手側から出ることもありますが、それは稀なこと。



なので、基本的には誰もいない空間なので、とても落ち着くのです。



それにネタも見ることができる。



素晴らしい空間です。




今日も新宿ハイジアV-1のライブに出させて頂き、出番以外のときは、上手側の袖で皆さんのネタを拝見していました。



みんな面白いなぁと思いながら観ていると、根菜キャバレーのお二人の出番になりました。



漫才を披露されていましたが、ボケ担当の きったん がとにかく動くのです。



いつも以上に動くなぁと思いながら観ていると、僕がいるほうに来たのです。



そして段々と近づいてきて、気づいたら袖まで入ってきていて、観ている僕と衝突したのです。



危機や恐怖を感じる間もありませんでした。



そして、僕も当然ながら静かに観ていなければならないのですが、



驚きと、衝突の痛みで、




「うわああああ!!」



と叫んでしまい、


完全に事故になってしまいました。




根菜キャバレーのお二人やお客様に申し訳ないことをしてしまいましたね。



次からは気を張って上手側の袖にいようと思います。



皆さんも、V-1やバッシュで僕らが出るライブを観るときは、「あそこに気を張った三橋がいるんだなぁ」と思いながら観て頂けると幸いです。


【相方へ】

即興漫才よかったですね。僕らに合っている形かもしれません。何かの賞レースで即興漫才で出てみませんか?他にいないしいいかもしれませんね。


単独で作ったコント『カルミス』は、
世の中何が売れるかわからない。努力次第で結果は変わる。といったメッセージ性があります。というより作っていくうちに出てきました。

無意識にカルミスを僕らに重ねていたのかもしれません。

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