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私を苦しめ救ってくれた存在~私とピアノ~

あんなに大好きだったのに

私は元ウェディングピアニストとして
結婚式の披露宴での生演奏をしていた

高校から音楽の道へ進み
のだめカンタービレの“のだめの母校”である
武蔵野音楽大学を卒業した

初めての挫折

音楽高校に入学してから寮生活となり
3年間毎日朝練も休むことなく皆勤した

しかしそんな努力とは裏腹に
それまでは本番に強いと言われてきたが
試験当日には極度の緊張から弾けなくなってしまい
高校時代にはじめて挫折を味わった

どんなに努力してもうまくいかないこともあるのだと・・・

しかし根が負けず嫌いなこともあったのか
苦しくても練習は怠らず音楽大学へ進学した

そして、大学2年生の時にようやく
公開試験で思うような演奏をすることができ
名誉ある師の門下生となることができた


仕事にしたことの代償

音大卒業後、念願だったウェディングピアニストとして活動していたが
土日のみの仕事のために、平日は他の仕事を掛け持ちし
いわゆる2足ではなく3足のわらじ生活を送っていた

今でもその当時を振り返るとよくやったなと思う

仕事として演奏を維持する為のプレッシャーと
精神的、体力的な限界をいつの間にか超えていたのだろう
またウェディングという華やかなイメージとは逆に
ピアノを演奏することへの恐怖感と孤独感を同時に感じはじめ
ピアノを弾くことが辛く苦しくなってしまったのだ


離れたことで失ってしまった本当に大切なこと

その後、
ウェディングプランナー ⇒転職 ⇒結婚・出産 ⇒復職 ⇒転職と
ピアノから離れた生活を10年以上続けた

そんな中で、ピアノから離れられた開放感と同時に
今だからこそ分かるのだが
どんどん自分を見失って大切な何かを置き去りにして
目の前のことに追われる毎日を過ごしてきてしまったのだ

いよいよもって
人生最大のどん底を経験することになり
私の心も体も魂も悲鳴をあげてしまったのだ


人生を変えた出会い

そんな人生のどん底の時に
普通では到底お会いすることもできないであろう
氣龍神アカデミーのメッセンジャーでもあるrumi氏と出逢えたのだ

信じられないことはよくあると知りつつも
私にとっては本当に人生を救っていただいた出逢いとなったのだ
その出逢いを紡いでくださった方々にこの場をお借りして
本当に心からの感謝をお伝えしたい

『本当に本当にありがとうございます』
 ~愛感謝ありがとうございます~

そのrumi氏から
「宏美さんの魂はピアノを弾きたがっている」と言われ
その瞬間、私の中の何かが溶かされ、涙が溢れ出したのだ

ようやく味わえた感覚

そうか
『自分のため』にもう一度ピアノを弾いてみようと

それからすぐに『自分のため』にピアノを弾く時間を作った
何年かぶりに向き合う自分のピアノの音色
弾けば弾くほどに涙が自然に流れ続けた

そんな時間を自分のために作ったことで
あらためて
『あの時間は自分を癒やすために必要な時間だった』のだと気付いた

そんな『自分のピアノで自分を癒やす時間』を持てた私は
本来の自分を取り戻せたのだ

ブランクはありつつも
やっぱりピアノの音色が好きなこと
自分の演奏するピアノをはじめていいなと感じられたのだ

これは本当になんともいえない感覚で
自分で自分をようやく認められた瞬間だったのだと思う

自分らしさとは

これまで努力努力の人生で
今の自分では満足できない
もっと何かが出来るはずとか
もっともっとを求め続けていた過去だった

それはイコール出来ていない自分を責め続けていた状態だったのだ

はたから見れば充分に出来ているのに
当の本人はまだまだ出来ていないと思い込んでいるのは
本当に苦しい

高みを目指すことは良いことだが
いまの自分を褒めて認めてあげることがもっと大事なことで
それがあってのことだと思う

そんな経験を通して
ブランクがあって間違ってしまっても
過去の自分が自分のピアノで癒やされたように
たった一人の誰かにでも届いたらよいなという想いで
ピアノの音色を公開するという一歩を踏み出せたのだ


愛し愛される素敵な貴方へ

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心からの感謝でいっぱいです

*愛感謝ありがとうございます*




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