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人にものを教えるノウハウを教える

中学受験を志す娘(小学校4年生)が算数の約数が苦手になりつつある。
これはまずい・。基本的には塾で学んできて、よくわからない場合は僕がしっかり教えてるというパターンでいままでやってきた。
今回、その僕が塾のやり方が初見であり、なんでこうなるの??がぬぐえずその曖昧感が伝わってしまったのだろうと思う。
※算数の約数:例 315,864,471の最大公約数を求めよ とか

ということで息子の出番。中2の息子は塾に通い倒した結果栄光学園の生徒。中2だけあって、それなりに中二病を宿しているのだが、きっとうまく教えてくれるだろうと思う。いや、思ってた。
でも、うまくいかなかった。
二人の関係は仲良しではあるのだが、基本的に娘は兄に負けたくないとおもってる。一つだけでも勝ちたいと思ってる。息子は妹に負けるわけないと思っている。一回も勝たせてあげない。負けてあげればいいのに、精神熟成度がそこまで行ってない。

結果「なんでこんなこともわかんないの」ってなる。
娘へこむ。気を良くした兄はさらに罵倒する。生理前の嫁がぶち切れる。
ギャーギャー始まり、娘泣く。収集つかなくなり、仕事中の俺に電話が来る。そりゃぁね二度と兄の言う事を聞かなくなるよ。

翌日になって息子からも「もう教えたくない」という発言あり。こっちもそうなるよね。「せっかく時間つくって意気揚々とおしえてやっている」のに母には怒られあたかも悪者にされるんだもんね。
で、こう教えてみた。

人にものを教える時は
教えさせていただいているくらいの謙虚な気持ちを持つべき
その前提で山本五十六の明言を伝授
「やってみせ、言って聞かせて、やらせてみせ、ほめてやらねば人は動かじ」
残念なのは、娘に「やってみせる」と、これは算数の問題を解いて見せるということになる。この時点で娘は答えのみ暗記。後は適当に聞き流すタイプの困ったちゃん。
なので、やってみせの時にここまでくればわかるよねという確信を得たところでSTOPしなくてはならない。この塩梅が難しい。

とりま、娘に苦手ができないよう調整しつつ、傍らで息子がすこしでも「人にものを教えること」に興味をもってもらいたいと思います

といいつつ緊急MTGが確定したのですぐさま準備せなあかんのでおしまい。

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