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生きてる事が価値のあること

なんて息苦しくて生き辛い世界なんだろう…。地球って

私がそう感じずにいられる様になったのは、ここ1~2年の事。それまでいつもどこか生きていることに対する息苦しさ。みたいなものが根底にあったように思う。

最も強くそれを感じていたのは20才過ぎ。
当時、ミレニアム問題。とかいって短大卒のわたしの学年は超就職氷河期。通っていた短大の就職率は30%きっていた。もれなく私も就職活動に失敗。元々、学生時代忙し過ぎて既に鬱になっていたんだと思うんだけど。
学生でもなく、社会人でもなく、何の肩書きも持てないままポイッと社会に放り出されて
(今ならニートとか言うんだろうけど、当時はその言葉もまだ無かった。)

自分の存在価値を失った。

当時、家の中に籠るともっと鬱々としてくるので散歩に出掛けるのが日課だった。5分も歩くと田園風景が広がっていて子どもの頃から好きな場所だった。
ある日、いつものように散歩に出かけて、暖かな太陽の日差しを浴びながら真っ暗な暗闇に1人ポツンと居るような感覚が沸いてきた。

どっちが前で後ろなのかも分からない、どこかに出口があるかも分からなく、どこに進んだらいいのか?どうやって生きたらいいのか?分からなくて。

ちょっと生きてるのしんどい…。
このまま消えてなくなれたらどんなにか楽だろう。

そんな想いが沸き上がってきた。

でも、自分で自分の命を終わらせる勇気もなくて

あそこの角曲がったら大型トラック突っ込んでこないかな。とか
小学校の脇を通る度にこのガスタンク今爆発しないかな?とかそんなことばかり考えるようになっていった。

今おもえば、ずいぶん依存的だこと。笑


でも、苦しみながらよく頑張った。

あれからかれこれ20年か…。まぁ時間かかったけど、
今は生きていて良かった。って心から思える。

この時期、夏休み明けは学生の自殺率があがるからと、学校に行きたくなければ行かなくていい。みたいな特集をメディアでよく見かける。

10代の死亡原因1位は自殺。

なんともやるせない気持ちになる。

いや、でも。

自分の命を終わらせる。という勇気があるなら、その勇気、生きるために使ってほしい。と切に願う。

だって、その闇を知ってるからこそみれる、光の世界があるから。

もし、この記事を読んでいるあなたが、
あのときの私のように、暗闇にポツンと1人苦しんでいるならば、
自分の存在価値を見いだせなくて苦しんでいるのなら

今そこで息をして、魂と供に肉体があるということこそが価値のあることなの。

生きている。それこそが価値のあること。

だってその闇すらも生きているからこそ知ることができたんだから。

でも、どうせ生きるなら闇だけじゃなくて光の世界も楽しみたいよね。
だから、その暗闇から抜け出すきっかけになりたいと私は思ってる。だって、同じ時間に同じ場所(地球)で生きよう。って決めた仲間じゃん。一緒に地球楽しもう!

きっと、音と香りが私を癒してくれたようにあなたの事を癒してくれる。