メレルのジャングルモック2.0がめちゃくちゃ良かったので、同じメレルさんで夏の装いをセレクトしようと考えた。

色々と選択肢はあるのだが、ムレ防止でメッシュ、ヒモなし、という条件を加えるとかなり絞られてくる。端的に言うと２種類しかない。かかとがフツーにあるのか、ほとんどないスリッパっぽいヤツか、である。

そこそこの金額のcrocsのslip-onを一年で履き潰してしまった私としては、めっちゃくちゃ安いものをワンシーズンで履き潰すか、そこそこ丈夫なものを数年履くかしかない。時々、めっちゃ安いのに数年保つとかもある。腹立つくらいに頑丈なものもあるけどな（汗）。

今年はメレルさんで行こうと勝手に自分に縛りを課した。

結局、目が釘付けになった、こちらを買ってみた。何なのこのスリッパは。

スリッパごときにこの強気の価格。そしてあまり人気はなさそうである。メディアにあまり出ていない。当然だ。

なんでこんなスリッパを、私は買うことになったのか。

理由はたった一つ。

あの構造で、カカトがパカンパカンにならないのは何故だろうかと気になったからだ。

クツのカカトを踏みつつ履くとか、つっかけを履くとかが個人的にはあまり好きではない。楽だけどパカパカ感が嫌なのである。いや、他人が履いていても何も気にならないのだが、所作が荒い私、気づいたら目の前の人にスリッパ蹴り上げちゃったりするんじゃないかと思うと怖くていられない。

「あ、明日は晴れかしらねーっ。」

と、大きな独り言を言わねばならぬ。言っても変な人だし、言わなくても怖い人だし。いや、こんな田舎で誰にも当たらへんけどな。

とにかく、スポンと抜けて蹴り上げてしまうのが怖いのだ。

でもすっごく楽そうだなとは思っていた。

そう。スポンと蹴り上げるリスクのある私が、楽に履けるスリッパなどこの世のどこにもない、と思っていたのがあったのだ！

もう１万円弱でも買っちゃうもんね！

ところが、今回は、試し履き（Amazonワードローブ）ができない。最悪、返品することはできるけど、個人的に返品することに抵抗がある（なんか申し訳ない気がする）ので、できれば避けたい。

数秒悩んで、前回のジャングルモック2.0のサイズと同じものにした。

私の足のサイズだが、メーカーによっては23.5cmがピッタリなのだが、メレルさんはホールド感がバッチリということで24.0cmをセレクトした。それを今回も注文したのだが、わかるかしら？私のドキドキ感が。

23.5cmも履ける私が、カカトをパコンパコンさせないためにセレクトするなら、ちょっと小さいサイズの方がいいと思うよね？

でも、同じメレル製品で24.0cmがぴったりの私としては、小さいサイズをセレクトするのにもリスクがある。これは賭けである。

色はオリーブを選ぼうと思って、念のためにカナメに聞いてみた。

カナメ「え、黒じゃない？」

そうだよね。私の持っている服は、モノトーンとブラウンとネイビーしかない（汗）。合わせるなら黒だよね。夏とは言え私にとっては黒だよね。オサレに一ミリも関心もセンスもない私より、ここはカナメくんのアドバイスに従う。

さて。雰囲気を感じ取って頂くには動画が一番。ほとんどない中からセレクト。こういう感じのフォルムになっている。

届いて履いてみた。びっくりするほどパコンパコンにならないの！！！

その理由は、カカトの構造にあらず。なんと足の甲の部分のフィット感と、かなり甲の高い部分まで支えるので、カカトまでそのフィット感の影響が続く感じなのだ。何度も書くが、カカトが支えているわけではないのに、うまいことカカトが動かない構造になっている。この辺りの設計が価格に反映されているのかしらん。知らんけど（←割と価格設定を根を持っているw）。

そして、軽い！！！

軽すぎて、その軽さに価格が反映されてるとしか..................（根に持ちすぎ）。

めっちゃ気に入ったよ！

私の足の写真も撮ったけど、あまりにお見苦しいものだったので却下。

私の場合は黒でもいいんだけど、夏用だから明るい色の方がオススメかな。

まさに、スリッパやサンダルと同じようにサクッと履けるのに、一切脱げない。夏用の靴にありがちな、足袋のような靴底の薄さ感が一切なく、「さすがメレル」と思う安定感と安心感。

裸足で履いても良いけれど、くるぶし下のショートソックスとの色合わせも楽しい感じよ。汗をかく夏こそ靴下大事！だと思うので、靴下ありで履いているところ。裸足でも脱げないし、靴下を履いても窮屈ではない。絶妙のサイズ感やw

言いたいことは一つ。

冬のメレルを履いている方は、夏も同じサイズで大丈夫よ、ということ。

ちなみに、もう一つの選択肢にはワードローブがあるので、サイズがわからない方はこちらを試してみても良いかも。個人的には、あまり好きではないので、やはりアンコールブリーズをオススメしたい。

ワードローブはないけれど、こういうのもあるよ。