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【コンロ使わないもん】出前もいいけどホットクックもいいよ

 年末年始に帰省していた次男レン。

学生時代に貧乏が過ぎて(汗)、自炊の腕が上がったかに見えたが、社会人になり毎月現生が安定供給されることとなり、彼の経済観念の成長率は若干鈍化しているように見える。

私「どう?ホットクック(一人用)使ってる?」


レン「それがねー、なかなか。」

私「Uber Eats使ってるってことか。」

レン「今は出前館。1月末まで送料無料やってる。」

なるほど。

Uber Eatsなどない、出前館はあるのだが加盟店がほぼなくて実質使えない状態のエリアに住む私に、それを言うのね。

送料無料でここまで届けてくれよw

レン「(ホットクックで)野菜炒めとかスープとか、作れるのも知ってるし、作ったこともあるけど、野菜を買うということから、もうできてないというか。」

わかる。それ、めっちゃ分かる。

一人分の調理って、意外とコスパ悪かったりするのよ。

朝や夕方にスーパーに行くと、シルバーなお兄さまお姉さまをたくさん目撃するのだが、彼らは一目散にお惣菜コーナーへ直行する。一人分なら食材を買い集めて調理するよりも、出来合いのものを買うのが正解だと思うことも多々ある。野菜を買っても余らせて腐らせて、調理をすると調理器具やらお皿やらの洗い物も増える。

意外と不経済に見えちゃう。

長男ギンは、最初からホットクックを買わずに、noshである。ある意味賢い。

ちなみにギンくん、自炊ができないわけではない。彼も学生時代に極貧生活の経験がある(汗)。

ただ……..かなり偏愛が過ぎるというか、何かに凝るとそれを極めに行ってしまふ。何と戦っているのか、もはや分からないレベル。

一時は、包丁研ぎに全身全霊をかけていたことがあり、魚を捌く動画を食い入るように見ていた時期があった。

かと思うと大好きな玉ねぎを箱買いしてしまい、毎日玉ねぎばかり食べたり、トマトパスタに凝ると、その作り方を極めたかったのか、連日トマトパスタになっていた模様。

その結果、意図せず肥満度に闘いを挑んでしまった模様。結果、noshである。

話をレンに戻す。

彼は、自炊能力は高いし、一時期は料理を趣味としていたことがある位なので、リテラシーはあるのだが、いかんせん仕事後にすぐに夕食を食べたいと思うらしく、調理時間が待てないとか。

その気持ちはわからないでもない。でもせめてリモート勤務の日くらいは、トイレに行くついでに、(勤務時間内であっても)ホットクックのボタンを押すくらいできるだろう。

ということで、彼にアドバイス。

野菜はまとめて切って袋詰めにして冷凍保存するのだ!

レンに送ったメモがこちら。

買うもの
1、キャベツ半個
2、玉ねぎ1個
3、人参1本
4、ピーマン一袋
5、豚バラ肉300から400Gくらい

すべてをザックリ切って、ビニール袋(アイラップとか)に4から5分割して冷凍庫にぶち込む。

ホットクック調理
1、【炒める5分】そのまま炒めて野菜炒め
2、【炒める5分、煮詰める5分】炒めて冷凍うどんを入れて、焼きうどん
3、【炒める3分、煮込む3分】揚げそばの素で煮込んで、同梱の揚げそばにかける
4、【野菜スープメニュー】水と一緒に入れて具沢山スープ
5、【スープパスタメニュー】スープ素材にパスタ入れてスープパスタ

ポイントは、野菜を買った日にすべての処理を終えて一気に冷凍保存し、冷蔵庫で堆肥化させない工夫の部分。ここまでやっておけば、コンビニの「野菜炒めセット」の野菜が冷蔵庫にあるも同然。しかも肉入りだぜ。

味付けについては、彼自身にリテラシーがあるので、このメモだけで十分。メモの目的は、そのコスパを実感することにある。ちゃんと脳みそが働いていれば、応用できるはず。

焼きうどんのレシピだけは個別に聞かれたので答えておいた。我が家で絶賛人気メニューの焼きうどんは、塩胡椒と鶏がらスープで野菜炒めを作り、解凍させた冷凍うどんと醤油&オイスターソースをホットクックにぶち込み煮詰めるモードで加熱して熱々にするだけ。

ちなみに教育のポイントは手取り足取り教えて上げることではなく、「興味を持たせる」ことに尽きる。人間なんて、興味を持ったことは人に言われなくても、自ら調べてみたり手を動かしてみたりと勝手に追求してしまうものだからね。

(ホットクックに具材を入れて)炒めよ、さらば何かできよう
おがばんのホットクック格言(仮)


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