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モニターに応募してくださったみなさまへ

2週間ほど前、イメージ療法のセッションのモニターに応募してくださった方全員に日程調整のメールをお送りしています。

私と過去にやり取りをされたことのない方々全員からお返事がないので、おそらく迷惑フォルダに入っているのではと思います。ご確認いただきお返事ください。

あと1週間ほど、お待ちします。

上の写真はSNSにも載せている植物画の写真。植物画を学び始めて、休んでいた期間を除いてぎゅっと詰めると、1年ほど。それも宿題が苦手だし、普段そんなに描く時間はないので、たぶんほんとうに月数時間ずつ。月2回ある植物画の1日にみっちり描くだけ。

それでも大きなストレスマネジメントになっていますし、少しずつ上達もしていて、要領よく描けるようになってきています。

もともと子供時代に絵は描いていて、鉛筆画が超得意です。色を使い始めると大変なことになり、せっかく上手に描いたものを台無しにしていました。いくらでも修正の効く油はまだしも、水彩画は超苦手でした。

美大の付属の高校にも行っていましたが、学校では絵の描き方を教えてもらった記憶がありません。ただただ、先人の絵画を学び、同級生たちの絵を見て触発され、切磋琢磨して自分を見つめて掘り下げて絞り出して「自分の絵」を創り出す苦しい作業だった記憶。

前にもブログで書いたかもしれないけれども。

関東近辺の絵の上手い生徒が集まっているので、当然皆絵は上手い。先生の評価よりも生徒感の暗黙の評価の方が存在していて、本物のように上手に描くことはあまり評価はされず、絵の表現に個性を出すことの方が重要。

物心ついてからずっと好きで手が勝手に動いて描いていた絵を、描くこと自体が苦痛になり、このまま絵の道に進んだらたぶん20代で苦しんで死んでしまうか廃人になるのではないかとうっすら思い、いろいろな経緯はあるのですが、美術の道を諦めてから、絵を描いていませんでした。

たぶん細かい基本的な技術というものは絵画教室の方がよっぽど丁寧に教えてくれると思います。

そして大人になってストレスマネジメントやマインドフルネスの一環で再度描き始めた絵。

8年前の大学時代、モーレツに忙しくて脳疲労を起こしそうになった時に「これはまずい」と思い、タイムマネジメントをしてどうにか時間を作り、やりはじめたのが植物画教室に通うことと瞑想。

小さい頃に好きだったことをやろう、絵をもう一度描こう、と。「こうすべき」「こうあるべき」から離れて好きに描く。描くことが楽しかったあの感覚をもう一度取り戻したい。

一番最初に植物画のお教室に行ったのはシドニーでした。帰国するまで間があまりなかったので2ヶ月だけ。

たぶん絵を描いたことのない人には「とてもじゃないけど描けない!」と思うかもしれないけど、特に植物画は基本あるがままを描くので、描き方や色の置き方などある程度ガイドがあるので学びやすいです。絵画教室などはほんとうに丁寧に教えてくれるので、もし興味があったらぜひ初めてみてね。

今は先生のご自宅に伺って個人レッスンを受けていますが、以前行っていたお教室でもみなさん本当にお上手に描かれていました。最初下手でもだんだん上手になるの。まぁ、そもそも上手に描くことが目的でなく、ただ、描くことが目的になればよし。

あと、外国に住んでいるならば、ぜひローカルの趣味の輪に入ることをおすすめ。
音楽でもバレエでも絵でも栽培でも、文化的な趣味であれば、文化一般に意識が高い人が多いし、言語を超えた共通の感覚を共有する場って、日常で交わるコミュニケーションとは異なるから、また違う側面も見えるし。安心できる場所が増える。

シドニーなどでも区域ごとにシェア畑があり、そこでの活動も盛ん。植物や野菜を育てることもできるよ。留学生でも参加できるのでぜひ参加してみて!

70代、80代に自分の時間を楽しく過ごすためにも、40代、50代から何か始めるのはよいのではないかなぁと思います。


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