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音程間の響きを想像するのは重要!

今日は、楽典で、何で音程の問題をそんなに重視するの?という疑問を、考えようと思います。
音程とは、音の高さの隔たりなので、半音がいくつか覚えれば、鍵盤を見ながら、完全1度は0個(半音の数)、短2度と増1度は半音の数が1つ、‥と延々と覚えれば、音の響きを想像しなくても、分かる筈です。でも私は、音楽だから音の響きが大事だと思うのです。音の響きを重音で頭の中で想像できる人は、音程を答えなさいという問題が早く解けると思います。私は、6度が、響きだけでは長か短か分からないので、上の音か下の音、どっちかを頭の中でスライドして狭めて完全5度にならなければ長6度と、判断しています。私の師匠は、頭の中でシロク(第2転回形)にして、明るいか暗いかで判断していると聞きました。
よく、音程の問題が難しい!何でこんなんやんなきゃいけないの!ていう方が居ますが、響きを頭の中で想像する、というのは、大事だと思います。ソルフェージュ、和声の基本でも有ります。完全5度と減5度と増5度の響きの違いも、分からないと、5度圏の説明も難しいです。フラット系が、変ロ長調の理解も、説明が難しくなってしまいます。♭2つの調号の時点で、5度圏が分からなくなります。長調、短調の違いも、響きで理解出来なくなってしまいます。
響きで表情を感じる、まずは2つの音を重ねると‥は、とても重要だと思います。以上終わりです。

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