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大切なのは「個々を繋いで新たな挑戦をし続けること」バリュー体現者インタビュー【ベテラン社員、サービス開発エンジニア】

皆さんこんにちは! WEMEX(ウィーメックス株式会社)広報担当です。
 
我々WEMEXは、社員全員が同じ方向を目指し再出発するため、大切にしていきたいことを改めてリーダーたちで話し合い、2023年4月にパーパス・バリューを設定しました。そして現在、私たちが設定したバリューを“自分事化”するための取り組みに力を入れています。
 
そこで今回も、バリューを体現しながら働いている社員にインタビューを実施。業務を進める上で意識していることや、目指す先について話してもらいました!
 
当社のパーパス・バリューについて、詳しくは以下の記事もご参照ください!
パーパス・バリューに込めた思いを語る【大塚社長×事業部長座談会】|WEMEX公式note
パーパス・バリューの浸透活動について語る|エバンジェリスト座談会|WEMEX公式note

■入社して22年。現在の役割はグループリーダー

──早速ですが、まずは自己紹介からお願いします。

ヘルスケアIT事業部のプロダクト&サービス開発部、医科開発2課に所属している柴林一郎です。課の主席という位置にいまして、現在は保険請求チームにおけるグループリーダーの役割を担っています。

──担当されてからは長いのでしょうか?

保険請求領域におけるグループリーダーとして入ってからはまだ4年ほどです。

所属している課で扱っている製品はレセプトコンピュータなのですが、その中でもさまざまな機能があります。それまでは、例えば、注射を打つ手技料、再診料などの情報をメンテナンスするといった、データベースに近いところを担当していました。

──入社してからはどれくらいになりますか?
 
2001年に当時の三洋電機へ新卒で入社したので、かれこれ22年になります。入社後、医科システムというレセプトコンピュータや電子カルテシステムの分野に配属され、その事業の中で仕事に取り組んできました。
 
──具体的な業務内容を教えてください。
 
レセプトコンピュータのオプションソフトを担当したのが入社後最初の仕事です。医療機関にかかる際、別の医院から紹介を受けて行くことがあるかと思います。その時に医療機関で受けた診療内容をしたためた紹介状を預かるのですが、それを発行するためのアプリケーションソフトを作ったのが最初でした。
 
その後、2005年頃にマスター関係のアプリケーションの担当をメインで担うことになり、そこから12年〜13年ほどその業務に携わっていました。当初はLinuxというオペレーテイングシステムのレセプトコンピュータだったのですが、2012年からはMedicom-HRといったWIndowsのシステム開発にも参画したので、2012年からはLinuxとWindowsという二つのレセプトコンピュータについてのマスターを両方担うことになりました。
 
そして、2019年頃に保険請求機能を担当するようになり、グループリーダーという職務を受けて今に至ります。

■仕事をする上で意識しているのは「個々を繋いで新たな挑戦をし続けること」

──働く上で大切にされていることはありますか?

プログラミングは集中を要する個人作業という業務性質上から、スコープが狭くなり、個々の機能で部分最適になりがちだと感じていました。過去を振り返っても、進行段階でシステムの全体像を提案して、開発メンバーに説明し、賛同してもらった上で進行したときのほうが全体として効率よく、大きな機能を開発できたことがありました。

また、直接現場の人と会話することも大切にしています。入ってくる情報だけで判断しようとすると、考えや視点がどうしても合わなくなることがあるので、できる限り現場目線に立ち、可能であれば会って話をし、難しければ電話をかけるようにしています。在宅勤務が広まったことでテキストベースでのコミュニケーションが主流になりましたが、それでは不足することもあります。オンラインツールも活用しますが、目線を合わせるという意味では、対面コミュニケーションを密に取ることを常に心がけています。

また、個人としては、仕事をしていると自分にとって状況が良い時も悪い時もありますが、自分が顔を下にさげてしまってはモチベーションまで下がってしまいそうです。なので、せめて、今できることがないか、何か改善できることはないかと、いかなる状況でも、顔は上に上げておこうと日々心がけています。

──入社してから22年、仕事上で意識することに変化はありましたか?
 
リーダーになってからは特に、コミュニケーションが不足しないよう、自分のやっていることを出来るだけ発信し、相手のことに入り込んで話はするようにしています。
 
これまではそれぞれの人が個々で作業していて、間のコミュニケーションが足りていないなと思うこともあったのですが、その間を繋いでいくことで大きく前進することにこれまでの経験で気づきました。
 
社内には、技術に長けていたり国が定めたルールに熟知していたりとすごい知識やスキルを持っている人も多く、どう繋いでいけばより良い商品が開発できるかなということを考えるようになりました
 
──元々そういった性格だったのですか?
 
どちらかというと、学生時代から縁の下の力持ち的な役割に回ることが多かったと思います。損な役回りだなと思った時期もありましたが、そちらに意識がいってしまうので、適性なのかなと思うようにしています。

■新たなバリューと仕事とのリンク

──新しいバリューについて、実際の仕事とどうリンクしていると感じていますか?

レセプトコンピュータは2年に一度診療報酬改定があるのですが、バリューのうちの「誠実×情熱」は、その診療報酬改定対応を確実に行うことこそがお客様に提供できる“信頼性”だと感じています。今までも誠実に対応してきたつもりですし、今後も引き続き情熱を持って対応しなければいけないと思っています。

ただ、それだけだと現状維持なので、「挑戦×進化」というところで、法令に対応するだけではなく、もっと医療機関の運営や経営に役立つプラスアルファの付加価値の提案をしていきたいですね。これまでの蓄積があるので、それを掘り起こしながら、お客様のWANTの先にあるニーズを探り、新たな価値を提供していけたらと思います。

「先駆×競争」に関しては、お客様と一緒にタッグを組んでいいものを作り込んでいきたいです。お互いシナジーを生んでいける関係になれたら理想であり、そこが目指すところかなと思います。


■チームで一旦要望を受けられる関係を作っていきたい

──最後に、個人的に立てている目標があれば教えてください。

主席という立場になってまだ9カ月ほどで、この仕事に関してはまだまだ勉強することが多いなと感じているのが現状です。今までは保険請求領域というグループを見ていればよかったのですが、これからさらに視点を上げて全体を見なければいけなくなってくるので、担当分野以外のところも何でも理解できるようになりたいと考えています。広く浅くはできているつもりですが、深く突っ込まれると弱い部分があるので…。

ただ、レセプトコンピュータには約50年分のノウハウが蓄積されているので、正直それを人間一人で担うのは難しいところでして。チームの中で分担し、一旦、どんな要望も受けられる関係を作っていくのが今の目標です。

──密かにチャレンジしたいと考えていることはありますか?

先ほどもお伝えした通り、それぞれが個々で仕事をしていることが多いので、間をもっと繋ぎ、みんなのベクトルをそろえていけるかどうかを日々考えています。そして、自分の持っている知識や経験を展開し、みんなにも同じマインドを持ってもらえるようにしていきたいなと、密かに思っているところです。

──チームの中には、年齢やバックグラウンドが異なるさまざまな方がいますが、それぞれにこういうことを伝えていきたいというのは考えているのでしょうか?

そうですね。それぞれの世代でもっとコミュニケーション取っていきたいです。

自分に近い40代の方は、自分もそうですが、今後のキャリアについて考える時期かと思います。自分はこれまで20数年やってきて、このままこの仕事を続けようと思っていますが、これまで自分が考えたことをお互いに共有して、今後のキャリアを考える材料になればと思っています。

30代には、当時自分が仕事に取り組む中で考えていたことを伝えていきたいと思っています。これまで開発を担当してきて今でも残っている機能があるので、そこを開発する時に感じていた仕事のやりがいなどを伝え、指針になれたらと。

20代には、まだまだバリューにピンと来ていない方が多いと思っています。そして、開発は提供するまでに外からフィードバックがないので、モチベーションを維持するのが大変なんですよね。そういった仕事なので「ここまではもう少し頑張ろう」と伝えていきたいです。

──ありがとうございました!

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