任天堂韓国

2006年末にニンテンドーDSが韓国で発売されました。チャンドンゴンをCMキャラクターに起用してTVCMと同時にダウムとNAVERの大規模バナー広告の制作と進行を私の会社で担当しました。すでにこの頃、ネット広告とTVCMの費用配分はさほど変わらないほど、ネット広告の効果は絶大でした。日本の広告費は当時TVCMはネット広告の5倍以上でした。
広告メニューも「強制拡張バナー」が1回2000万円の高額セット価格でした。NAVERのトップページは社会人全員が出勤して表示するとまで言われてましたので、ほぼ全国ネットのTVCMと同規模のパワーメディアでした。
一方で、日本の広告界ではあり得ないトラブルが頻発しました。例えばバイク便。CM素材の配達を頼んで、到着したら荷台がパカパカ空いててロムがどっかに飛んでしまったとか。CM撮影現場に出前が来て、起用タレントがバレてしまったとか。めちゃくちゃ怒られました。
アンバランスな成長が韓国社会のバイタリティなのですが、当時は死ぬ思いでした😢

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