デパス飲んで飛行機に乗ります

 1990年代は毎年、L.A.で開催されていたゲームイベント「E3」に行ってましたが、最後に行った時に、行きの飛行機で「B」の座席になり、両側に外人が座り、身体に異変が起きました。急に冷や汗をかいて「降ります」と言おうとしたんですが、クライアント同行のため、思いとどまりました。そのうちドアが閉まり、もう降りれないとわかるとますます動悸も激しくなり、これはヤバいと思って、持っていた酔い止め薬を全部飲んだおかげで気絶したように寝ました。しかしそれ以来、飛行機に乗れなくなりました。
 しかし、韓国の仕事のためには飛行機に乗らなければならなくなり、心療内科に相談して処方してもらったのがデパスでした。これを搭乗30分前に飲むと飛行機の扉が閉まる頃にガクッと寝れます。金浦に着く頃に起きます。
 デパスのおかげで、以降韓国と往復で計400回、飛行機に乗れました。
 搭乗便は、必ず最終便です。なぜならデパス飲んで仕事にはならないので、フラフラで家まで行ってすぐ寝るしかないからです。
 こういうルーチンがあって、なんとか韓国の仕事をがんばったので、今も楽しく韓国の仕事が出来ています^^

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