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男が女のコスプレをする時

スマホゲーの課金も絶好調のようで、でもイベントでそれを還元することもコロナ禍でかなわずなのか、主要駅の広告ジャックが多くなった印象。

これは2020年9月頃の西鉄福岡(天神)駅、中国Yostar社の「アズールレーン」の広告。いわゆる艦船美少女擬人化もの。

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当時テレビCMでも放送され、驚愕を持って迎え入れられたのが、「TM Revolution」こと西川貴教さんを起用したもの。

なんと、西川さんが女性キャラクターのコスプレ、いわゆる「女装コスプレ」をメイクもして胸も入れている。

私は25年前にコスプレを始めて、その当時から「男性の女装コスプレ」をやっておりましたが、当時はそんなにいつでもどこでも性別の異なる(もっぱら男性→女性)コスプレをすることに対して、その歴史は抑圧と反発の歴史も少なからずあったので、この広告が福岡の主要駅で広告ジャックとして出たことを感慨深く眺めたものでした。

今は、「男性が女性キャラクターのコスプレをしてはいけない」というイベントはダイバーシティの趨勢もあり激減しましたが(数年前まで福岡ドームのCC福岡もダメだったんですよ)、昔は特に屋外のイベントは「女装禁止」がアタリマエで、屋内でも「イメージが悪くなる」と多くのイベントがそうだったのです。(コスプレは女尊男卑の世界なので…)

今でも、「見た目が悪い女装はコスプレするな」というお気持ち表明も少なからずありますが、今は比較的皆さん好きなコスプレがどこでもできるようになり、「悪くない時代になったな」とは思います。

もちろん、それを野放図(フリーダム)にせずに、明るく楽しく罪を侵さずに守らなければならない部分もありますけれども。

そもそも、なんで「女装コスプレ」をしてるのかって?
それは、みんな違う理由を持っています。
私は、当時は「とにかく作りがいがある服が着たい!」「せっかくならめちゃくちゃ化けたい!」でした。今と違って、昔は男性キャラはシンプルなデザインが多かったのですよ…

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