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メガドラで遊んだことないのにメガドラミニをなぜ買ったのか

先日発売されたセガの「メガドライブミニ」
買っちった。
メガドライブを所有したこともないのに、
遊んだこともないのに欲しかった

「ファミコンミニ」を皮切りに、昨今旧ハードのミニチュアに複数のゲームをコンピレーションする「ミニハード」がちょっとした流行りである。

私の子供の頃は、家庭にようやく買ってもらった「ファミコン」があって、メガドライブくらいになると中学2年生くらいだった記憶がある。
この頃、親にMSX2[A1F]を買っていただいて、簡単なプログラミングとかゲームをして遊んでいたのですが、流石にメガドライブ買ってとまでは言えなかった。

実はこの頃懇意にして遊んでくださっていたのは、一つ年上の先輩で、この方の家にはMSX2[FS-4600F]があり、後にPC-9801VMがあった。
そういうパソコン文化圏に居た時代でもあるので、メガドライブはもちろん、ゲーム専用機で遊ぶという文化がこの頃は抜け落ちていた。
スーパーファミコンを買ったのも大学生の頃じゃなかったかなぁ。

昨今流行りの復刻ミニハードの顧客は「そのゲームハードで遊んでいた当時のキッズたち」なのでしょうけれども、なぜか「ファミコンミニ」は琴線に触れなかった。あまりファミコン時代は友達とのトラブルも多かったり、兄弟喧嘩や親子喧嘩の種になることが多くて、いい思い出がないのだ。

そして、メガドライブミニが出る。
実は、私はメガドライブは子供の頃の歴史の中で目の前に存在したことのない「違う世界線」のゲーム機だった。
メガドライブ特有のカートリッジ挿入口の円環もCD-ROMでも入るかと思ってたくらいだ。

だから、不惑を超えて、はじめてメガドライブを手にするのだ。遊ぶのだ。

セガ・メガドライブ 16-BIT CPU搭載(いとうせいこう風に)
私が今まで経験してこなかった、「メガドライブのある世界線」に私をいざなってくれないか?


【余談】
ところで、東京大阪で複数掲示されていたというメガドラミニの看板。
メガドライブを知らないとはいえ、セガの特有の「バタくささ」はアーケードゲームを通じ当時から認知していて、今回の看板や、メガドラタワーミニの展開や小ネタを見ながら「セガってやっぱりバカだなぁ(褒め言葉)」という感情が湧いてくるのです。

「セガはいつもかっこいいゲーム機をつくる!」

ほら!やっぱりセガはバカだ!(褒め言葉)


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