見出し画像

私がコスプレイベントを主催しているワケ

昨日朝のイベントアカウントのtwitterで「野良カメラマン(=コスプレイヤーと同伴で参加しないカメラマン)」という表現が侮辱的であると、我々のイベントに来ることの無さそうな「カメラマン」が吠えたところから始まった。

私のようにコスプレイヤーからコスプレイベント主催になった人は今では少数派なので、「撮影ありき」なカメラマン&「カメラマンがいてこその作品作り」とか言ってるモデル系コスプレイヤーに私の考えは理解されないだろうし、それらの方に私は忌避されてきた歴史があるゆえ(男性の女装コスプレってカメラマンはほぼ撮影しないのですし、女性コスプレイヤーとの関係性の断絶もある)、棲み分けができる意味では、勝手に嫌ってくれて助かる部分はある。

我々の行うコスプレイベントでは遊んでいただきたい。
もちろん、そこでいい写真を撮るのも楽しんでいただきたい。

我々が提唱するその「遊興」に賛同してくださるカメラマンは大歓迎ですが、撮影する場所だけ欲しいのであれば、大型イベントやスタジオ撮影だけして我々には口をだすなってことです。

『私欲でイベントのコンセプト変更をアドバイスするな』

どうしてもというのならば、自分でイベントやってください。

私は20年前に東京にいた頃、「男性の女装」というだけで多くのイベントをルールの改定で追放され、それでもその当時一番好きだったコスプレをするために福岡に戻り、自分のためにコスプレイベントを福岡で始めました。

オフ会や撮影会のような内輪で小さく収斂するのはなく、不特定の人が来る「イベント」でないと、コスプレ文化の交流面は育たないと思ったのです。
(この時、同じ男性の女装コスプレの中でも「オフ会で十分なのにイベントなんてバカげてるじゃんと嗤った人もいます)

新しい仲間・友達…ともすると伴侶もイベントでできるかもしれない、それはすなわち「私がそうして楽しみたかったifの世界線」だったからなのです。
私はその「if」のルートを18年かけて仲間の助力とともに作ってきた。
やりたかったんじゃなくて「やらなければいけなかった」
今もコスプレの文化の線の上でなんとか生かされている。

「じゃあイベントやれば?」という人もいるけど、イベントをやるのに向いている人とそうでない人もいるので一概には言えません。
しかし、黒ずくめの服を着て、黒いカメラの右上のボタンをポチポチして主催に「おい運営!」と文句言ってるだけじゃなくて、君たちもできるでしょ?と。
今がその時だ。やりなよ。
Let's roll!!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?