見出し画像

ギルドハウス十日町はスマホのホーム画面のようなもの。

じぶんは「ひとが集う場づくり」をパソコンやスマホなどのIT機器になぞらえて考えることがあります。

34年前の子どものころからずっとパソコンなどに慣れ親しみ、20年近くIT業界の会社員をしていたからでしょうか。


そういえば、過去にはこんなnoteを書いたことがありました。

というわけで、今回もそんな内容のnoteになります。


さて、みなさんはスマートフォン(スマホ)を使っていますか?スマホでは、ツイッターやフェイスブックなどのいろんなアプリを楽しめますよね。

そしてこんなことを思ったこと、ありませんか?

「なんだか最近スマホがつまらないな」

と。

もしくはふだん使っている特定のアプリがつまらなくなったな、とも考えたことはありませんでしたか?

じぶんはよくツイッターのアプリを使うのですが、過去にそんなことを思ったことがありました。


でも、あくまでそのときつまらないと思うだけで、他方では相変わらずツイッターを楽しんでいるひとも確かにいるんですよね。

そしてまた楽しくツイッターを使えるときがやってきます。

つまりそれが楽しいかどうかなんて、そのひとの、そのときの気持ちしだいなんじゃないかな、と思ったりするんです。


このことについて、じぶんはまた、場づくりになぞらえて考えます。


たとえるなら、ギルドハウス十日町は《スマホのホーム画面》でしょうか。

ちなみにホーム画面とは、アプリを並べてある最初の画面のこと。そこから好きなアプリを選んで起動することができます。新しいアプリを追加すれば、ホーム画面でそれがわかります。


どのアプリを使うかはそのひとしだい。
いかに活用するかもそのひとしだい。
どう楽しむかもそのひとしだい。

スマホそのものが必要ないと感じたら、使わなくてもいい。


そんなふうにギルドハウス十日町は、アプリを出し入れしたり、活用の仕方を考えたり、どう楽しむかを自由に選んで行動できるホーム画面のような場といえます。

だからもしギルドハウス十日町を「最近つまらなくなったな」と感じるようになったひとがいても、他方では相変わらず「おもしろい場所だなあ」というひともいるわけです。

また、しばらく何もしなければホーム画面が消え、自然とスマホの機能が一時停止するように、ギルドハウス十日町でなにもしたくなければ人生の余白を刻むことができます。

そしてふと、再び何かしようとしたとき、ホーム画面を表示して

「またやってみるか」

と使いはじめます。


もちろん「ここは音楽を楽しむためのアプリです」と言わんばかりに、あらかじめ決められた体験価値を用意した、アプリのような場もあります。

でも、ギルドハウス十日町はアプリではなく、ホーム画面なんです。

「つまらない」と感じたらホーム画面をそっと閉じて、そしてまた動きたいときに多様なアプリを起動できる場所。なんならじぶんで新しいアプリを追加することもできます。

茶の間にあるロケットストーブも、2階にあるバーカウンターも、本棚の片隅にある1冊の本さえも ... いろんなひとたちが追加してきた、物語のある宝物のようなアプリたち。

そしてここからインターネットのようにあらゆるひとや世界ともつながれます。過去2年半のあいだに住んだり訪れてくれた延べ6,300人以上の、《親せきの家》や《仲間の家》のような場へ赴くこともできます。


お店でも宿でもない。
あくまでも《ホーム=家》。

なにしようか迷ったら、とりあえず戻る場所。

頭のなかを真っ白にしてゆっくりするもよし、手あたりしだい様々なアプリに手を付けてもいい。もしくはこれまでたまったアプリをいったん整理して、ほんとうに必要と思われるものだけにそぎ落とすのもいいかも。


じぶんはこれからもギルドハウス十日町を実家のように構えながら、血縁はないけれど家族や親せきのようなひとたちと、そして仲間たちと、楽しくやっていけたらいいなと思います。

よかったらサポートをお願いします。もしくはギルドハウス十日町へ遊びにいらしていただければうれしいです。