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自分にとってのコーヒーは、ワークシフトの味。

朝は緑茶ではなく、モーニングコーヒー。

夜の晩酌は日本酒ではなく、おつかれさまのコーヒー。

旅人が淹(い)れてくれるコーヒーは世界の味。

旅先の宿で点(た)ててもらえるコーヒーは優しいおもてなしの味。

あちこちにあるローカルコーヒーは、人と地域をつなぐ。


《そして、どこの街にもあるようなカフェのコーヒーの味は。。。》


20年近くの会社員時代にはほとんど飲まなかったのに、いまでは日常的に味わっているコーヒー。ギルドハウス十日町での隠居生活や旅先には欠かせません。

フリーランスになったばかりの2011年10月。その数ヶ月後にコワーキングスペースという場を知るまで、しばしばWi-Fiと電源のあるカフェを探し、渡り歩きながら仕事をしていました。

そういえば、Wi-Fiや電源の使えるカフェがここ数年でだいぶ増えたような。あと、そうしたカフェなどで場所を選ばず仕事するノマドワーカーという言葉が現れたのは2011年よりちょっと前からで、広く知られるようになったのはその少しあとだったと思います。

自分がノマドワーカーのスタイルで仕事するようになったばかりのころ、よく飲んでいたのが、どこの街にもあるようなカフェのコーヒーでした。

以前にもそのころに触れた記事をいくつか書いたことがありますね。

自分にとってのコーヒーとは、人生の大転換期であった2011〜2012年、ワークシフト(働き方の転換)に挑戦しようとしていた思い出の味なんです。

コーヒーをひとくち、そして目をつむると思い出すあれこれ。

(こうしておだやかに味わえる日が来ようとは。)

どこの街にもありそうなカフェのコーヒーには、そんな特別な味わいと思い出があります。


よかったらサポートをお願いします。もしくはギルドハウス十日町へ遊びにいらしていただければうれしいです。