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Web 3.0の生き方にシフトしよう。

昨日ふらっと、とある駅に立ち寄ったときのこと。

「あ、置いてある!」

駅の棚に置かれていた、じぶんが個人的な趣味で作った「ローカルSNS」のチラシを見て、年甲斐もなく小躍りしてしまいました。

従来はそれなりの資金や既定ルートを持たないと印刷・配布できなかったもの。それがいまや個人でも広く流通可能です。


さて、いきなり話が変わるようですが...。

Web 1.0の時代。
インターネットが普及し、いろんな情報を手元のパソコンで閲覧できるようになりました。

Web 2.0の時代。
SNSやスマホが普及したおかげで、個人発信の情報を広く拡散できるようになりました。

では、Web 3.0の時代は?

最近そんなことを考えます。


交通や産業といった社会の基盤が変わると、生活にも変化が現れますよね。

川や海での運搬から、陸路や空路を使った流通網へ。

銀行の窓口に行かずともインターネットやコンビニで。

スマホで注文すれば山奥にだって商品が届く。

こんなことが可能になったのは、ある意味、いろんな権限が中央集権ではなくあちこちに分散してきたから、ですかね。


最近話題の「ブロックチェーン」という基盤技術も、分散化の類でしょう。

まるで仮想通貨のためだけの技術として取りざたされているようですが、本質はそこのみにあらず、ブロックチェーンを採用した新しいSNSだって登場しています。つまり個人の投稿が特定のサービスやマスコミという枠を超えて拡散され、その評価によって銀行を介さずに通貨が交換される。そうなれば大手のマスコミを凌駕する小さなメディアはもちろん、グッチやヴィトンを超える小さな個人ブランドだってたくさん生まれていくでしょう。

小が大を超える=個が社会を動かしていく、というわけです。

さらに言えば、社会全体に大きな変革をもたらさずとも、地域やご近所という身近なところで小さな変化をどんどん起こせる、と思います。


冒頭のチラシにある "ローカルSNS” も、すでにWeb 3.0へ足を踏み入れている「Mastodon(マストドン)」という仕組みを採用しています。

じぶんの生き方の基盤も、自ら立ち上げた新しい住まいの形「ギルドハウス十日町」とともに分散化してきたように思います。Web 1.0の時代を会社員として駆け抜け、Web 2.0の可能性を感じたとき思い切って独立して全国を旅し、そしてWeb 3.0に向けて生き方をシフト、と言えなくもないような。

いまでは血縁はないけれど家族や親せきのような関係性をつくり、そこには強いつながり、弱いつながり、いずれも心地よくあります。

さらにここでカップルが生まれて、こどもが産まれています。

うちに出入りしたひとが、別の場所に拠点をつくっています。

たとえギルドハウス十日町がなくなっても、ほかの場所が生き続けます。


就職して同じ会社で一生ずっと勤め上げなければいけない。

結婚して家族を持たなければいけない。

などなど。

《こうでなければいけない》という価値観が変化・多様化していき、個人がもっとたくさんの権限とともに生きていける時代。それを後押しするWeb 3.0の本格的な到来が、いまから楽しみでなりません。


Googleマップをnoteに貼り付けられるようになったそうなので試してみました。こちらがギルドハウス十日町の場所です。


よかったらサポートをお願いします。もしくはギルドハウス十日町へ遊びにいらしていただければうれしいです。