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遠くにて新潟を想う。(5) -富山県から愛をこめて-(Weekly NIIGATA WJ -Vol.3- 掲載)

遠く離れた町で、新潟を想う人がいます。

それぞれの場所で語られる新潟への想い。
今回の語り手は、富山県在住の富山deアルビさんです。

アルビレックス新潟の試合が金沢県であることから、同じ北陸在住という縁でお願いし、新潟への想いを熱意のこもった文章で語っていただきました。


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僕がアルビレックスを応援しようと思ったきっかけは...実は自分でもよく分からないのです。幼い頃、アルビの試合を何度か見たことはありましたが、これといったきっかけが、自分でもよく分からないです。

しかし、一つ挙げるとするならば、それは叔父の存在だと思います。幼い頃、新潟に帰ってきてはよく叔父の部屋に入ることがありましたが、そこには歴代のアルビユニがずらり。まさに小さなアルビ博物館です!

時が流れるにつれ、どんどん更新されていくユニフォーム。でも、そんな中で守られ続けてきたオレンジブルーの伝統。それを間近で見ることができたのは大きいです。


2012年、アルビは絶望的な状況の中で、怒涛の連勝劇を世間に見せつけJ1残留を果たし、「奇跡の残留」として歴史に名前を残します。32節終了時、残留ラインの神戸との勝ち点差は5。普通なら誰もが諦める場面です。

しかし、アルビは違いました。選手、スタッフが団結し、そしてサポーターが「We are ONE」という絶対的なスローガンのもと一致団結して、ひとつの大きな奇跡を生み出すのです!

アルビには、奇跡を生み出す力があります。「アイツらを見てると勇気が出る。」「アイツらが頑張ってんだから俺も!」って自然に感じさせる力もあります。こんな素晴らしい2つの力を併せ持つクラブ...それがアルビレックス新潟だと思います!


さて、この文章を執筆した時点で、アルビは現在13位で勝ち点23。プレーオフラインまで勝ち点差は5、自動昇格ラインまでは11、首位とは13。まだまだゲームオーバーといえる状況ではありません。

最後まで何が起こるかわからないのがJリーグ、そしてアルビです。新潟に関わる全ての者よ、共に戦おう!We are ONE!!

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