ノドから手すさび短歌集(第134首~140首)

昨日は夜間長距離を夜駆けしてたので、床に着くのが遅かったのですが、
起きるのはいつもどおり早くに目覚めました。む~ん歳なのかなぁ。

で、整理中の短歌集です。
キリ良く7首、エイヤッと140首目までにしました。
心に残るものがあれば幸いです。
こちらはあいにくの雨模様ですが、新しい時代の幕開け、
気持ちは晴れ渡るようにゆきたいものですね。

【第百三十四首】
ついたちの空気あらたむ蒲公英の綿毛も飛ぶよ 希望のせて
‐蒲公英‐


【第百三十五首】
いちめんのアケボノツツジひろがりて山も笑いぬ吾も笑いぬ
-曙躑躅-


【第百三十六首】
新緑のわか葉のころの山里も新茶うるわしなごみのときぞ
- 服す -


【第百三十七首】
この恋の成長願う上り竿 さつきの恋が揺らめいている
-こいのぼり-


【第百三十八首】
雪解けの水もぬるみし山春にわれさまよえるロプノルの湖(うみ)
-氷湖、砂漠‐

としべえ2.0βさんから返歌いただきました>
ヒマラヤの彼方さまよえロプノールわが魂と遠くつながり  (としべえ2.0β) #ネパール、ポカラにて

(Nodの感想)
ロプ・ノールは探検家スウェン・ヘディンの踏査でも有名な「さまよえる湖」であり、中央アジアの楼蘭やダリヤ河などのあるタリム盆地を中心に1600年を周期に南北400キロメートル以上も移動したといわれる今は失われた鹹湖でありますが、詠み手が遠くインド・ネパールに在りて、さまよえるロプ・ノールと自らとを重ね合わせて詠じているところがもう敵わないところです。おそらくインド・ネパール側から見える天上峰のヒマラヤを眺めながら、その向こうにあるという中央アジアの風景、お前も俺も同じように彷徨っていたんだなぁという慨嘆のようなものが心を打ちます。私も返歌をしましたが、どちらかといえば鎮魂のイメージで詠じました。

<Nodの返歌>
ヒマラヤの雪解け水を抱きやり遠くしづもれ魂の海 (Nod)


【第百三十九首】
週末はやりたき事が溢れ出で ついに開かぬリルケの詩集
‐積ん読-


【第百四十首】
たのしみは子らがうましと笑う夜 曙覧(あけみ)のころも令和(いま)もかわらぬ
-うましうまし‐


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トップ画像引用元:
<a href="https://www.photo-ac.com/profile/1263908">jyugem</a>さんによる<a href="https://www.photo-ac.com/">写真AC</a>からの写真


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恐懼感激!(;'∀')
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West side Nod

読書やコラム、記事、見聞したものに対して徒然に書いてきたいです🙂。omnivore(雑食動物、乱読、広く興味を持つ)なるままに。現代詩好き。茨木のり子、吉野弘、石垣りん、高橋順子、馬場あき子、河野裕子等。歌は洋楽AOR系が好き、青春はMTV、渡辺美里、大江千里。

ノドから手すさび短歌集

手すさびに折々につくった短歌を集めています。
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コメント5件

ヒマラヤの雪解け水を抱きやり遠くしづもれ魂の海 #ありがとうございます。いい歌ですね、おもわず返歌。 #ちょっと変えました。
リルケの詩集は、湊かなえさんの「母性」という作品で知って気になっていました。
やりたき事が溢れ出で ついに開かぬ... 
タイトルの‐積ん読- で笑いが止まりませんでした笑
喜多さん、そこがツボだとは意外でしたが、それではかえって積ん毒でしたねw。なかなかあれもこれもと一兎をも得ずとならないように戒めの歌です。いや言い訳かな…。
としべえ2.0βさま、いただいた詠首と、その感想をアップしましたのでまたご覧いただければ幸いです。ありがとうございました。
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