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ちっちゃな碧い星、それが地球・・・

先日、8/25(日)のNHKラジオ第1「子ども科学電話相談」で、小さなお友だちから「ボイジャー2号はどこまで行ったんですか?」という質問がありました。

コスモプラネタリウム渋谷 解説員の永田美絵 先生(美絵ちゃん先生)が「ボイジャー号のこと質問してくれてありがとう!わたしボイジャー号大好きなんです!」と嬉しさいっぱいの回答をしていました。


その「ボイジャー号」について、ちょっと書いてみます。
あまり興味がない人にも読んでもらえるよう、BGMを用意しました。

松任谷由実さんの数ある名曲の1曲「VOYAGER〜日付のない墓標」です。
では、お聴きになりながら続きをどうぞ・・・



「ボイジャー号」は1977年に打ち上げられた惑星探査機で、もう40年以上も旅を続けています。(JAXA「はやぶさ」くんより、大大先輩です)

「ボイジャー計画」と呼ばれる、NASAの太陽系外惑星とその系外探査計画の惑星探査機の名称が「ボイジャー」です。探査機は「ボイジャー1号」と「ボイジャー2号」の2機があり、すでに「ヘリオスフィア」(太陽圏)を飛び出し「インターステラースペース」(星間空間)の旅を続けています。

さて、「ボイジャー2号はどこまで行ったんですか?」についてですが、現在「ボイジャー号」はどこを飛んでいるのでしょうか? NASAのVoyager Mission Statusから確認ができます。

今、これを書いている時点で「ボイジャー1号」が地球から219億Kmの位置、「ボイジャー2号」が地球から181億Kmの位置です。(今日も「ボイジャー」大大先輩は、がんばって飛んでいます)


僕も天文・宇宙は子供のころから大好きで、もちろん「ボイジャー号」も大好きです。「ボイジャー号」が大好きなら『Pale Blue Dot』(ペイル・ブルー・ドット)は必要な話で、永田美絵 先生も回答中にこれに触れています。(あとは「ゴールデンレコード」)

この画像の中央あたりに小さな小さな点、見えますか? これが「地球」です。
(この写真自体を『Pale Blue Dot』といいます。『Pale Blue Dot』は、カール・セーガン博士の著書「Pale Blue Dot: A Vision of the Human Future in Space.」からインスパイアされて名付けられたものです)

この写真は、物理学者・天文学者であるカール・セーガン博士がNASAに依頼し、ミッションを終えて太陽系の縁を飛ぶ「ボイジャー1号」に、太陽系を振り返って写真を撮るように指示し撮られた1枚です。

このとき「ボイジャー1号」は地球から64億Km以上の位置です。
(資料によっては「およそ60億Km」とありますが、今回は「Voyager 1's Pale Blue Dot」の「distance of more than 4 billion miles (6.4 billion kilometers)」を引用しました)


64億Kmの彼方から見る、地球ってどんな感じでしょうか?

あなたは、いま、東京スカイツリーの展望台にいます。
雲ひとつない、いいお天気です。奥多摩、秩父の山々が、遠くには富士山までもがよ〜く見える、いいお天気です。

僕は、いま、神宮球場のホームベースそばに立っています。
僕はポケットから、直径1cmの碧いビー玉を取り出し、ホームベース上に置きました。僕は、あなたに「いま、ビー玉を置いたよぉ、そこの望遠鏡で覗いてごらん」

あなたは、望遠鏡で神宮球場のホームベース上にある、碧いビー玉を探します・・・

「あ、碧いビー玉、見つけたよぉ!」
「それが、地球だよぉ!」

ものすごく小さく見えた、碧いビー玉。それが「地球」です。


あまり正確ではありませんが・・・
「ボイジャー1号から地球までの距離:地球の直径」の比率で求めると、
  64億Km:6400Km = 10Km:1cm
の比率になります。

東京スカイツリーから神宮球場までがおよそ10Kmです。10Km先にある、直径1cmのビー玉を見るようなイメージだと思います。


このちっちゃな、碧い星で

人と人が 愛しあい
人と人が 助けあい
人と人が 育みあう

人と人が 憎しみあい
人と人が 傷つけあい
人と人が 殺しあう

それが、地球です。


最後に、カール・セーガン博士の素敵な言葉で・・・

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雨に濡れた犬

年中雨中・・・でも、いつかは晴れる。そう信じながら、雨に濡れた犬が彷徨い、トボトボと歩く。

コメント2件

きや~♡私こういう話、大好きです。
以前惑星を同じ場所に並べて比較した図を見たことがあります。
地球って本当に小さいのですよね。
こんなに小さな地球の、更に本当に小さな生き物、それが人間。
なのに、なんだか人間は時々全てを征服出来るような気になっているのかもしれないですね。
宇宙のデザインとかも好きで、以前ハンズで4万円くらいする飾り物を
真剣に悩んで悩んで、結局買わなかったことがあります。長々と失礼しました。
ちぃ坊 さん
大好きネタに突き刺さって、光栄です!

僕も、以前、家庭用プラネタリウムを買うか、買わないか
悩みまくったことがありました。(結局、買わなかった(笑))
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