2010年ぐらいからサンズを応援しています。
それより昔の所属選手とかプレーオフの結果とかは調べればいくらでも出てくるんですが、その当時の空気感っていうのはなかなか伝わってこないんですよね。

なのでこのインターネッツの大海に、ひとりのサンズファンが見た2021年サンズプレーオフの記録を残します。でも買い出しのメモぐらい適当に書きます。
またサンズが暗黒に沈んだあと、新しく応援してくれる君に届きますよ〜に

5月中頃

リーグ2位の勝率を残したにも関わらず下馬評は高くない。世間のうわさでは西はレイカーズかクリッパーズが優勝するらしい。僕はジャズのファンにシンパシーを感じる。
プレーインは8.7位でGSWとLALが当たり、LALが僅差で勝った。勝ったので2位PHXと当たることになる。
みんなサンズかわいそうの大合唱。サンズファンもさすがに声が小さくなった。数日前しばかれた時にできた傷が痛かったんだろう。アメリカのメディアは1-17でLAL2回戦進出とかなんとか言ってた。


5/24早朝4:30 
目覚ましより早く起きた。夢でエイトンがDMVPのトロフィーを持ってた。多分ミカルか誰かに借りたんだろう。
映像がつながり客の入りっぷりに驚いた。久しぶりに満席近いアリーナを見た。敵チームの選手紹介ブーイングがすごくてワクワクする。サンズ側の選手紹介、一人目がミカル。会場は大盛り上がり、現地ファンが羨ましい。楽天チャットもサンズクラスタ勢揃いで排便音のすごい弾幕。これはこれでおもろい。
試合がはじまろうとしている。レブロン、AD、ドラモンドがでかい。
サンズの立ち上がりは特にいつもと変わらず。数日前に負けた対策ができてるのかよく落ち着いてる。エイトンとブッカーがいい感じ。ずっと前からエースだけど、ブッカーのエースっぷりがすごい。若いイケイケの点取屋から、普通に頼れるエースになってる。
エイトンがリバウンド、イージーシュートを外さない。Twitterでエイトンって調べるとみんな褒めてる。ちなみにこの日のエイトン今シーズン1ぐらいの出来だぞと思ったがそれは呟かないことにした。
キャムが復調気味でクレイグの出番がその分減る。体力温存と思えばいいだろう。プレーオフは長い。
クリポが右肩を怪我して離脱、一気に流れがLALにかたむく。文字通り流れがとまり動揺してるのがわかった。サンズクラスタのチャット欄もとまった。僕もなんて打てばいいか分からなかったが、しばらく無音の画面だったので「葬式じゃねえか」とコメントしといた。全然おもんないのでとくに反応はなかった。
クリポの代わりにモーア神がでてきた。出れば活躍するのにレギュラーシーズンほとんど出番がなかった。それでもプレーオフに急遽でてくるのは仕事人感があってかっこよかった。
どんよりした空気を変えたのはブッカーだった。見直してないので記憶が曖昧だけど3ポイント決めたんだったか。しばらく耐えてたところでクリポの姿が。ほんとに安心した。クリポはサンズのお母さんだな。　(？)
ブッカーが速攻で豪快なダンクを決めて大盛り上がり。お前がエースだブッカー。泣いちゃいそうだった。
クリポが復帰してしばらくすると、ペインがカルーソ、ハレルと揉める。ペイン退場は痛い。シーズンはペインで勝った試合も何度かあったほどだった。でも乱闘が久々だったので、こういう熱いのもええやんと思った。今シーズン特に乱闘すくなかった気がする。前はレンやら(得意技:突き出し)クリスやら武闘派がいたので日常茶飯事だったが、プレーオフの舞台でこうなるのは、そんだけ本気なんだなぁと。両チームとも。
4Q10点前後のリードのまま時間は流れる。ファールボーナスをもらってから勢いがついた。カルーソからファール回収したブッカーのプレーが決めてだったかなぁ。そういえばレイカーズは全然フリースロー入ってなかった。フリースロー大得意のサンズ的にはありがたい展開。
そうこうしてるうちに点差がついて試合終了。
ブッカーとエイトンがほんとによかったgame1。ドラフト一位対決を制したエイトンを讃えたい。エイトンが活躍するのが一番嬉しい。
カルーソのディフェンスが相変わらずしんどかった。プレッシャーのかけかたとか読みが上手。前の負け試合よりレイカーズはディフェンスがゆるかった。個人的にレブロンの省エネディフェンスのせいでは？と敵ながら思う。
サンズファンは勝って声が大きくなった。レイカーズファンはどうだ？とツイッターを見たら、初戦負けはデフォみたいなことを言ってた。「こいつら一筋縄じゃいかねえぞ！」と悟空の声が聞こえた。
月曜日の7時に試合が終わって8時までTwitterをシュポシュポして、昨日作ったポロネーゼの残りを食べて8時15分に仕事に向かった。曇天だったけど空気が美味しかった