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「ODYSSEY」全曲レビュー勝手にさせて

久々にまたODYSSEY聴き直して
流石イングヴェイは素晴しいなと改めて感じることが出来た
プレイの粗がどうとか一切気にならない
寧ろこのくらい荒々しい方が逆にカッコいいんじゃない?イングヴェイ!
しかし、ジョー・リン・ターナーの声ってなんでこんなに魅力的なんだろうね
特にバラードの甘い歌声は一級品
世界中探しても中々いないよなこんなにいい声をしたシンガーは!

前回の記事でイングヴェイ取り上げたとき
僕が最初にハマったのは実はトリロジーでもライジングフォースでもなく何故かフェイシングアニマルだとお話しましたが
イングヴェイ及びネオクラシカルにどっぷり浸かる様になったきっかけ作ってくれたのが
この「Odyssey」だったんだ

まさかイングヴェイが死ぬ一歩手間の交通事故を起こしていたなんて当時知る由もなかったし
そもそも手に後遺症を抱えるというギタリストには絶対にあってはいけない状況に陥りながら
あれだけ弾きまくれるイングヴェイ
当時の僕に話しても絶対に嘘やろ!?って思うでしょうねw
それだけ彼のギタープレイには衝撃を受けたんだったな
プレイだけじゃなく曲もとにかく素晴らしい!
何がいいって先ずギターリフ
ゴリゴリにスラッシュしてるイングヴェイのリフ
かと思えば凄まじい音数のリードが駆け抜ける
ハードなナンバーの間に挟まれるミドルテンポの曲もまたメロディーが素晴らしくて
これこれ!このメロディーなんだよって
ツボを刺激しまくってくれるんだよね!このアルバム
そんな「odyssey」をイングヴェイ大好きな僕が全曲レビューやりたいなって
ガチもんのファンではないので、にわかが知ったかすんなよ言わないでねw

かる~い気持ちで見てやって下さい


1 Rising Force

もはや言わずもがなですよね!皆さん
イングヴェイ名曲中の名曲
イントロのブーーーンって音が鳴っただけイントロクイズ早押し出来る自信があるくらい聴きましたよ!
当時確か高校生の頃かな?このイントロ聴いてそれはもう全身逆立ちました、鳥肌が
これがまたリフが凄い切れてますよね
音だけでそこら中のものをスパスパ切り落とせるんじゃないって位尖ってますよ
ジョー・リン・ターナーに惚れたのもこの曲でしたね!
ハスキーに歌い上げるジョーの声がもう..…

ギターソロは当時死ぬほど頑張って練習しましたね
メタルなリフから一転していきなりクラシカルなフレーズ連発して非常に新鮮だったのを覚えています
今までそんな事をするギタリストなんていませんでしたからね!

もう衝撃を受けすぎて
どれだけリピートしたか忘れた程聴き倒した曲なので
これだけで記事10枚位書いちゃうから取りあえず締めときますw

最強神!


2 Hold on

実はさっきRising forceが一番聞いたと言いましたね
あれ嘘です..…

実はこの曲のほうが聴いてましたw
イングヴェイの歴代バラードの中でも多分一番聴いたかも
何かイングヴェイというよりはDokkenぽさが強いのは僕だけ?Dokkenでこういうアプローチの曲は多いよね
この曲だけドンが歌っても多分違和感ない
と思うw

この曲のリフもまたいいよね
そしてジョー・リン・ターナー
美し過ぎます
なんていいお声なのって
マジでセクシーだよなージョー
多分歴代ヴォーカル一番好きだったな

ソロも弾きまくってますね
ガッツリと濃厚な2曲を堪能してもはや既にお腹一杯になりかけちゃってますが
まだまだこれからなんですねこのアルバムは
恐ろしい…

最強!間違いなし!


3 Heaven tonight

ごめんジョー!はっきり言っちゃうあまり好きでないw
嫌いじゃないんだけど、どうもジャーニーにしか聞こえなくて
シンセが入ってるから余計そう聞こえちゃって
一曲目二曲目からこの展開はちょっとズッコケそうになりましたw
言ってもしょうがないけどイングヴェイアルバムに入れなくてもなと.…
ちょっとポップ過ぎるかな
でもこれイングヴェイのアルバムに入ってなきゃいい曲だと思う!
底抜けに明るい曲、逆にイングヴェイのアルバムに入ることでギャップが生まれてこれはこれで良かったんじゃと最近は思い始めてるんだけど

それよりも明らかに反抗心剥き出しのイングヴェイが無理やり自分色のソロ弾きまくってるのが印象的で

ああイングヴェイ気に食わないんだろうなって思ったけど
そもそも貴方が交通事故に遭わなきゃ良かったのよってww

時間が経てば好きになれるかも!?
この曲のファンの方、ジョーごめんなさい.…

ちょっと苦手。


4 Dreaming(Tell me)

イングヴェイのアコギ、妖しく鳴り響くシンセサイザーしっとりと歌い始めるジョー
ふわふわと地に足がつかず空中に浮遊しているかの様な感覚に陥る曲です
僕は2、そしてこの曲を聴いて間違いない
イングヴェイのバラードはハズレが一切ない
寧ろ超いい曲ばかり!
イングヴェイ何を書かせても必ず一級品のモノ書き上げちゃうなんて才能の塊だよなほんと

超絶ソロが中盤にどーんと入ってきて
一気に加速すると再びシンセ静かな音にかき消されるとアコギのソロで幕を下ろす

うーんなんていい曲.…

しっとり聞かせてくれる最高の曲でしたね!


5 Bite the Bullet

エッジの聞いたリフがいきなり始まったと思いきや転調しこれでもかと手に残る後遺症をいじめ抜くかの如く弾きまくる王者イングヴェイ
そんな後遺症ごときで俺のプレイを止められないぜ!!と全力疾走で指板上を走り抜ける様は
正に跳ね馬フェラーリの様ですね!

でもやっぱりこうやってインストナンバーを聴くと少し粗が目立ってしまうのも仕方ないのかなって、逆にここまで弾ける事が先ずおかしいものw
恐れ入りました

少し曲が短いなと感じたのも手の調子が関係してるのかな?
いいんだけどちょっとツギハギで中途半端な部分も感じたけど素晴しい曲に間違いないないですね!

王者は後遺症を弾いて直す

最高です!


6  Riot in the Dungeons

イントロからシンセの伸びのある音に乗せて緊張感のあるリフが展開されていく
ギターのユニゾンが終わりパワフルに歌うジョー
これでもかと前にズンズンとなるイングヴェイのリフ
相変わらず凄まじいソロが展開されシンセも負けじとバトルを始める
リードの雨の如く展開される音がまるで壮絶な戦いを繰り広げている
正しく暴動という言葉に相応しい
ハードなナンバー!

素晴しい曲でした!


7 Deja vu

ここらでダレて来そうだなと思わせてからの
これもまた素晴しいギターリフ
Rising Forceに肩を並べる名リフが展開され
聞き手のボルテージも爆上がり
Rising forceとこの曲で僕は確信しました
イングヴェイはリフメイカーだ間違いないと!

サビ前のリフもベンドを取り入れてメリハリがあってお気に入り!
ライブで是非とも聴きたい曲
デーージャヴゥーーーって皆で一丸になりたいよね

そしてソロの小スイープの連続
これもまた超絶ですね
ゆっくりとテンポを落とし丁寧に弾いてみるとシンプルなスケールでもあの速さで弾かないといけないという鬼畜さ
Rising forceでもそうだけどちょっとでもモタって遅れると一気に曲の雰囲気をぶち壊しになる
一瞬も気が抜けない、ましてやインプロなんて出来るわけでもない
オリジナルを忠実に弾き倒すんだ
一音もテンポも外さず弾けたらそれはもう気持ちがいいんだろうなーって

何気にイントロのリズム感も中々に曲者

本当に右手に後遺症を患ったの?イングヴェイ

嘘やろーw

言わずもがな最強!


8 Crystal Ball

ああ、北欧の香りがする..…
シンセの揺らめく音が北欧の風を運んで来るかの様だ
学校が休みの朝僕は窓を開けて空気の入れ替えをしながらベッドに横たわっていた
CDラジカセからはこの曲が流れ
今日は一日ゆっくりしてるべと僕のまぶたを再び閉じさせた
爽やかな風が吹く春の匂い
今でもこの曲を聴くと昔の出来事を思い出させてくれる

北欧特有のノスタルジックさが強いこれもまたお気に入りの曲です

ただその雰囲気を覆す様に弾き倒すイングヴェイ
飽くまでイングヴェイはイングヴェイをしている
それが彼の良さなんだろうな
そしてこの手の曲にとても似合うジョーの歌メロもまた素晴らしいですね
いっそのことずっとソウルメイトでいてくれたら良かったのになと頭の片隅で引っかかる
挙げ句にはボロクソに言っちゃうイングヴェイ
全く困った男だ..…

北欧の風を感じれました!最高です!


9 Now is the Time

これもまたキラキラしてますね!ジョーはこういう曲を書かせると力を発揮しますね
Heaven tonightに通じるポップさがありますが
何処となく舌の奥で感じる北欧感がいいニュアンスになってる感じがしました
確かにボリューム感が強かった中盤以降は流石にワンクッション置いたほうがいいだろうという選曲
ポップさに僅かな北欧感に弾きまくりイングヴェイ
この絶妙なバランスこそが「odyssey」ジョー・リン・ターナー時代の真骨頂なのだと肌で感じる事が出来ました

うん!素晴らしい!


10 Faster than the Speed of Light

光よりも速い
正にイングヴェイに相応しいキャッチフレーズですね
高速に駆け抜けるリフと飛び道具的に下降するリード
狂った様にシャウトするジョー

タイトルに書いちまったもんだから早く弾かないといけないっしょ!?ってイングヴェイはそりゃあもう弾きまくり
右手ぶっ壊れちゃわないか心配するほどマジで弾いてます
いいぞいいぞーもっと弾くんだ!聞き手は言いたい放題言えちゃいますね!

タイトル詐欺にはならなかった
寧ろそれを超越してしまったイングヴェイ
恐れ入りました....…


僕も光の速さで文字を打てる様になりたい!
最強です!!


11 krakatau

ああ速い曲だったなー

ん?この曲超速いなー
というかさっきの曲よりも速くねえかw
ガチガチのスーパーカーで首都高をぶっ放しているかの如くすんごい勢いで展開されるリフ
なんかレースゲーとかで流したらプレイヤーアドレナリン出まくって爆速しちゃいそうだw

急に減速したと思ったらシンセ、ベースリックが入り
落ち着いたリフに入りまるで馬の嘶きの様なスクイールの後弾きまくるイングヴェイ

もしかしたらこれはフェラーリの歌なのかな勝手に解釈していました当時
だってイングヴェイフェラーリ好きでしょ?
「Krakatau」って日本語かなと当時思ってましたがどうも違うっぽい
最初Tatakauって呼んでましたよw
ああだからやっぱりフェラーリの歌なんだ
ハイウェイをフェラーリでバトルしてるだーって

うんニュアンス的にはそんな気がするけど
多分違うw

これも練習しまくったなー
完璧に弾きたかった!!

速いぜ最強!


12 Memories

ふう疲れたお疲れ様僕

イングヴェイの心地の良いアコギの音に癒やされながら紅茶片手に書いてますが
イングヴェイアコギナンバーまで手を一切抜かないですね
曲へのこだわりが本当に素晴らしい
数々の暴言や悪行が目立つ人ですが音楽に対する姿勢は本当に真面目なんですよだから僕はイングヴェイが大好きなんだ
これだけ最高のアルバムを作っておきながら
イングヴェイは一切気に入らなかったこのアルバム
まぁ途中ジョーが書いちゃった部分も多いからかもしれないけど
何故彼が世界中で愛され、またギタリスト間での話の中に必ずといっていいほどイングヴェイ名前が挙がるのは彼がそれだけ音楽に真剣取り組んでいたからだと思う

後遺症を患いながら限界以上プレイを披露するイングヴェイ
絶対に妥協はしないと200%フルパワーを出そうとする
それが悪い意味で荒いプレイになっちゃった部分がチラホラ見えたけど
流石王者だな!
しっかりと仕事をこなしました

残念ながら彼はドンドン手癖を頼ったプレイが目立つようになり
また彼の体型の変化もあり色々言われ始めちゃうのですが
何はともあれ僕は何時までもイングヴェイが大好きですよ!

思えばこのアルバムには沢山の思い出が詰まっています
最後の締めのメモリーズに乗せて
色々な出来事を思い浮かべております!

まだまだ現役で活躍する王者イングヴェイ!

新譜にも手を出して見ちゃおうかなー


でもな


イングヴェイの歌は流石にないなぁww



てなわけで頑張って「Odyssey」のレビューをしてみました

これからちょいちょいこういうのもやるんで
よかったら見に来て貰えると幸いです

では






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