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ブラックメタル界隈で最も人気があったバンドCradle of Filthを紹介したい

最近家の畑には野生のシカが出没します。
というか、シカだけじゃ飽き足らずイノシシまで登場する始末。

大事な作物を荒らすとっても大迷惑な動物さんです。まぁ僕もこんなド田舎でガンガン、しかもメタル界で最も邪悪なブルデスをガンガンかけて走り回ってるのである意味僕も害獣ですがw
そういえば害獣で思い出した事で、最近なんとも悲しくなったお話があります。

いい加減家の作物が荒らされまくりで
僕の堪忍袋の緒が切れまして
あの野郎どもが入って来られぬ様な害獣よけの要塞でも作ろうかと、ここ最近のクソ寒い中頑張って作っていたんです。

柵を組んで、周りにぐるぐるとロープを張り詰めてかなり強力な柵が出来上がったのですが
どうにもこうにもこれじゃ足りんなと思い
寒冷紗をこれでもかと周りに張り巡らせたんです
そして本屋さんで購入した農業の本に、巻き付けた寒冷紗を切らずにそのままだらーんとして足元に置いておくとどうも害獣が来なくなるらしいという情報を見ました。

というよりも来なくなるではなく、入ろうと思ったら足や角に寒冷紗が巻き付いて害獣がめちゃめちゃ嫌がるという効果が!
僕は嬉しくなりこれでもかと寒冷紗の端を垂らして放置していたんですよ。(まぁ見た目はどう見ても廃墟ですがw)
それがなんと入口までは来たんですが、入ろうにも穴を掘ろうにもやっぱりまとわりつく寒冷紗が。いやらしく、諦めて帰っていった痕跡があり
ハンズクラップにサムズアップで大喜びをしていたんです。

その晩、大きな成果を成し遂げた僕は
意気揚々と家に帰って来ました。
玄関に入ると目の前には大きなタペストリーの様なカーテンがかかっていたのです。
どうやら冷気を通さぬようといった効果を狙ったのでしょう?仕掛けた人は鼻高々にカーテンの向こうから自慢気に話していました。

そうかそうかと寒さで憂鬱気味の僕は
靴を脱ぎ家に入ろうとしたその時

「ああー邪魔くせえ!!」「何でこんなもん垂らしてんだよ!」

と身体にまとわりつくカーテンを振り解こうと
すればするほど身体中がんじがらめにしてきました。

イライラの絶頂に達したとき、僕はふと朝の出来事を思い出しました。


害獣に仕掛けた罠
大きな成果を成し遂げた僕の自慢げな表情


「これじゃ畑に出る害獣となんら変わんねえじゃねえか…」

さっきまでの元気は一瞬で無くなり
まるでカーテンに生気を吸い取られたかのように
僕の表情は重く暗い顔になっていました。

「そうか、あいつらも嫌だったんだな」
「鬱陶しかったよな、気持ち悪かったよな」

何だか急に害獣さん達が可哀想になってきちゃって、申し訳ないので次の日はもうちょっと仕掛けを軽くしてあげようと思うんです。

よく言うじゃないですか?

「自分がされて嫌な事は人にしちゃいけないって」


よし、明日はホームセンターで大量の有刺鉄線でも買って思う存分巻き付けてやろう!

僕の今日感じた不快感を更に味あわせてあげるんだ


明日が来るのが楽しみです…


こんな感じでね!勿論触れたらボンッさ…


さぁ本題に入りますよ


前々からブラックメタルファンだと公言してきましたが
Dimmu borigrやEmperor、Immortal等の話題を上げていたが、「あれ?お前Cradle of Filthの話題一切上げなくね?嫌いなん?」って言われそうですが。

いやいやそんな事は一切ありません!
断じて。

ただ上げる機会がなかったんだけですから(苦しそうだ)

そもそもCradle of Filthってブラックメタルの中でもポップな方なんですよ(これでも…)純ブラックメタルと肩を並べるとストーリ性がしっかりしてるし、多分一番聴きやすい。比較的ライト層向けというか…
それでもやっぱりカッコイイには違いはないです。
それこそダニ・フィルスのフライヴォイスは完璧だし
彼ほど悪魔感を感じる風貌と歌声はない気がします。

サウンド的にも古き良きブラックメタルをよりシンフォニックにし、中期過ぎ辺りからシュレッドギターまで導入し
従来のブラックメタルありがちなぼやけたギターサウンドではなく、ギターリフを重視するスタイルが他のブラックメタルに比べて聴きやすいポイントなのかな?と思っている

だからMAYHEMやBurzum等を聴いたあとでは大分ライトな感じがしている。下手すると清潔感まで感じる事もあったりwブラックメタル特有の生臭さがないんだよね。

恐らく全てのアルバムを聴いたと思っている。
マジでこのバンドはリフがいかしている
ザクザク言わせる曲はとことん疾走するし、下手すりゃスラッシュメタルと言わんばかりの爽快さ!

本気で彼らの最強のリフを感じたかったら


これ普通にモザなしで上げても大丈夫だよなw

Hammer of the Witchesはマジモンにリフもシュレッドも格好いいから騙されたと思って聴いてほしい。
ダニ・フィルスも更にキレッキレなフライボイス
音もしっかりしてるし、ブラックメタル特有のチープさが微塵も感じない。良質なシンフォニックメタルといった感じである。ブラックメタル感は薄いけど…
彼らの真骨頂であるシンフォニックな要素も今作では更に前に出ていて、全体的な雰囲気が更に良くなっているんですよ!

いつ聴いても鳥肌が立つ様なアルバムですね!

後はマジでベタですが


恰好いいジャケ

Nymphetamineです
これはまぁ定番ですよね!Cradle of Filth語るにはこれを聴かずして語れない
まぁ取り敢えずこれを聴いとけってアルバムですね!僕もエンペラーに次はコイツを買いました!

イントロのオペラ調のおどろおどろしいサウンドから一転してGilded C°°°(Cの横の文字どう書けばいいかわからない)が始まる。
ザックザクのヘヴィーなリフに、まるで処刑台に繋がれて上から超大型のチェンソーが火花を上げ徐々に降下してくるような情景を思い浮かべます
多分Cradle of Filthイチ恰好いいリフだと思っています。
今までデス声といったものは低く唸るものだと思っていたのに、ダニの声は本気で悪魔の叫び声に聞こえる金切り声で、「何この声!?」と背筋が寒くなると同時に鳥肌が一瞬でぶわーっと僕の皮膚を駆け抜けていきました。
次の今日のNemesisも勢いに負けずに激しく
息をつかせる気など微塵も感じさせません。

それとこのアルバムのタイトルトラックであり目玉でもある、Nymphetamineはおどろおどろしいさマックス全開といったところで、女性ボーカルの歌声が何処となくバラード感さえ感じさせるのも束の間、急にダークなサウンドに落とされる。
ダニ・フィルスのまるで呪文の様に繰り返される歌声と恐ろしいスクリーム。
美しさと恐ろしさが合わさり合って何が何だかわからなくなりますw
オルゴールの様な音が妙に耳に張り付いて
聴いた後にまた聴きたくなるような、異様な中毒性があるんですよね。

後はCruelty And Beastとか名盤は山程あるCradle of Filth
まさしくシンフォニックブラックメタルを感じたかったら間違いなく当バンドは超絶オススメ
ただなんというかボーカルのダニ・フィルスは
素顔になると一気にナイスな兄ちゃん風になって
とてもじゃないけど、ガチのブラックメタルバンドにありがちな影がないんですよw

前にサーフィンやってる動画がありましたが
海が似合いすぎて清潔感あふれる男でしたわw
(協会燃やしたり、人殺したりする人達とは大違い)
街であったら「ハンバーガー食い行こうぜ!」
とか満面の笑みで誘って来そうだw


もし学校で仲間外れになりたくないのなら
一枚くらいはアルバムを持っておこう
これで会話の輪に外れる心配は無くなるハズさ

え?そんな話題出ねえよって?


おかしいなぁ
僕の中学ではみんなブラックメタルの話題で持ちきりだったのに…。

協会燃やす代わりに焼却炉に火を着けて
多くの書物をよく燃やしたものさ!
多く燃やせた生徒は地位と名誉を得られるのだよ!
最も優秀な生徒としてね!


今野学校はそんな話題すらも廃れてしまったのか


悲しいな…


それでは
また🫰


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