新しい生活

こんにちは。橘と申します。

私は実家に居続けると療養ができないと判断して、障害者同士が暮らすシェアハウスに引っ越しをした。
今は引っ越してから数日経ち、生活に徐々に慣れつつあるところだ。
今回はそんな最近の感じたことや考えたことを徒然書いていきたいと思う。

一緒に暮らす人達は皆親切な人達だ。
ただ、数ヶ月前に体験入居をした時とは印象が変わった人もいる。
やはり、人間関係は長い時間を過ごさないとその人の性格などが分からないものなのだなあと思った。

私の数少ない長所は、場所が変わっても眠れるところ。
たまに眠れなかった場所もあったけれど、このシェアハウスでは無事、日々眠れている。良かった。
実家では自分だけの部屋という概念がそもそもなかった為、ここに来て、生まれて初めて自分だけのプライバシーが守られる部屋を得て、嬉しかった。
この点だけでもストレスは格段に減ったと思う。

そして、折り合いのよくなかった母と距離を取れた事。
実家では口論になって互いに傷つけ合っていたから、離れられて本当に良かった。
相談に乗ってくれていた友達も、「私も母親と折り合いが良くなかったけれど、距離を取る事で関係が良くなったと思う。行人ちゃんもそうなるといいね」と言ってくれて嬉しかった。本当に、これから母と関係が前よりも良くなっていくといいなあと思う。

このシェアハウスへ来る事で、良くなった事もあるし、また新しい悩みと向き合う事もある。
何処にいても、家という箱の中で他者と一緒に暮らす以上は、次から次へと悩みは尽きないものなのだ、きっと。
けれど、私はこの選択をする為に長い時間と労力と協力してくれる人達の力を借りてここまで来た。その選択に後悔はない。
協力してくれた人達には感謝を。
そして、ここからまた長い時間をかけて前に進んでいかなければならないから、頑張りたいと思う。

相談に乗ってくれた人は、「焦らない。焦って良い結果になった人を私はあまり見たことがない」「焦る気持ちも分かるが、今は一つ一つの課題を一つずつクリアしてから、次の課題へ目を向けるべき」と話してくれた。
だから、バリバリ働いて一人前に自立して暮らしてる同級生を見ると焦るけれど、そもそも私は病気なのだと受け入れて、今の自分にできる事を一つずつやっていきたい。
そうやって駒を進めていけば、いつか行きたい場所に行けるし、会いたい人に会いに行けるようになるだろう。そう信じる。

まず第一の目標は、「この場所での生活に慣れる事。」
精神疾患を持つ者は環境の変化に弱いらしいので、まずはここから。
そうして次のステップに進みたい。
シェアハウスの中で同居する人達との人間関係も、これから新たな悩みが増えるのだろうが、ひとつひとつ向き合っていきたい。

ひとまず、実家を出られた。
この目標は達成できたから、自分を褒めてあげたい。よくここまで頑張った、自分。
ここからまた、頑張ろう。無理しない程度に、のんびりとやっていこう。

それでは今日はこの辺で。
ここまで読んでくださった方、ありがとうございました!o(^-^)o

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