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Jユースがイケテナイ理由

割と見てるサッカー番組がここ最近は育成をテーマに育成に関わる人をゲストに番組を作っている。今回は大学サッカーについてだった。

近年、大学経由でJリーグへデビューして活躍している選手たちがいる。その割合はユース、高体連の卒業生を超える人数になっているらしい。

大学でさらに積み上げてJで即戦力として入団できるようにわざわざ高校卒業時にJを蹴って大学へ進学を選択したという選手も映し出されていた。

また、在京チームのスカウトも大学生は人間力も増して非常に有効である的なことを言っていた。

ちょっと待てって!

その在京チームに限らずJクラブにはユースがあるのでは?ユースで3年間、遡るとジュニアユースでも3年間、そもそものジュニアで3年間と選手によっては9年近く育成という名において見ているはずである。しかもユースなんてトップチームの一番近くにいるはずだから、プロに直結する育成をやるんじゃないかと思ってしまう。にも関わらずユースからプロの選手を作り出せずに大学に目をつけるとかどうなんだろう?9年間育てて、いやー無理だねって選手に言うのは、同じくらいチームの育成がイケテナイってことにきちんと気がついてるんだろうか?

なんだかいつまでたってもユース年代のプレミアリーグで高体連の後塵を拝しているのもちょっとうなずけてしまった。

高体連はあくまでも学校のカテゴリであるので教育がメインになってしまう。対してユースなどは幼い頃から大人のコーチが対しているので教育ではなくそれこそ人間力も養えるのではなかろうか?(人間力=教育ではないと私は思う)

番組に出ていたのはスカウトの方だったので、育成のコーチたちと考え方は違うのかもしれない。でも、同じプロクラブのスタッフとして働いているであろうから、選手の育成についてはチーム内で一貫してあるのではないか?(ないからトップチームの結果が常にと思うこともあるがw)

全てのJチームがそうなのかどうなのかはわからないけれど、自クラブのユースの選手がプロに上がれないのは、育成方針がどうかしてるという課題に対して真面目に取り組んで欲しいものである。

じゃないといつまでたっても日本のサッカーは成長しない。



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