WATRIDEの裏側。
どーもー、W@です。
今回は、先日投稿したワールド
について、主にCinemachine周りについて解説していきます。
この先ネタバレなどあるので、まだワールドを遊んでいない方はよかったらどうぞ。
(VRに慣れていない人はデスクトップ推奨です)
解説
小さくなってもいいじゃない
このワールドでは、過去作ったワールドを縦横無尽に移動するため最初にプレイヤーを小さくさせます。
…ただ、そんなことはできないのでワールドの方を5倍大きくしています。
タイミング的には、カートが加速し始めてから終わりまでにかけてだんだんと変化しています。
(5倍も大きくなっているのにライドに乗っていると気づかない不思議)
ワールド移動してもいいじゃない
ワールド移動の演出はシェーダーで視界ジャックと同じ方法を用いて実装しています。
(プログレスバーもシェーダー)
今思うと普通にUIで作ればよかったかもしれないです。
繋がってなくてもいいじゃない
このライドは作業のしやすさを考慮してシーンごとにレールが分割されています。
ではどのようにしてつなげているかというと、
Cinemachineの基本機能である
CinemachineBrainと
CinemachineVirtualCameraを使用しています。
実際にはTimelineでどのVirtualCameraを追従するかを切り替えています。
ちなみに、今回は座席にCinamachineBrainをつけていますが、
本来はカメラにつけて映画のようなカメラワークを実現させるものです。
詳しくは以下の説明がわかりやすいです。
視点自由でもいいじゃない
このライドでは、ライドの動きをかなり自由に制御できるようにしています。
実際に座る椅子は複数の親の子となっており、親のConstraintのWeightを変えることで比較的自由に角度の制御ができるようになっています。
これにより、演出として意図したものを見せたり、
VR酔いをほんの少しだけ軽減することができるようになります。
(でもふつうに酔います。)
水平角の追従度変更
視点方向の追従度変更
乾燥した間奏
完走した感想ですが、
「ライドワールドはもう懲り懲りだぁ。」
今回始めてライドワールドを作りましたが、
どのようにレールを配置するか、
どのようにして演出を見せるか、
ストーリは…
タイミングは…
など、普段考えないことを短期間(10日くらい…?)でめちゃくちゃ考える事になりました…。
(元はと言えば、締切間近まで何もしなかった自分のせい)
みんなは時間に余裕を持って作ろうね!おわり!
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