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ここに来た理由

何も心配しないで
思考を止める
それができたその先にあるもののプロローグを見た日

メンターに出会う日

空港近くは高いと聞いていたので、この辺りで一度ガソリンを入れておこうと近くのガソリンスタンドを検索
今朝行ったヤンバルの方面にひとつ
もう一つは海沿いを走った先にあり
私は迷わず海沿いを選ぶ
到着したスタンドは
人気がなく、営業しているのかわからず
ここではないなとおもい
まいっか、急いでないしと、近くにあるカフェへ向かう

前回旅行をキャンセルした時、先に沖縄ロケハンしていた友人が立ち寄っていたカフェの場所が気になっていて、旅の直前に名前を聞いていた場所
最初に聞いた名前で検索したら出てこなくって、これは幻のカフェに行ったんだなとおもったけど、ただの名前間違いで、存在してた。

また対向車が通れない細い道に入って行く
看板に「左つきあたり」
とかいてあったのを、「つきあたり左」と勘違いして
こんな細い道とは知らずまた冒険。。道なき道を進んでしまい、なんとか角まで戻ると、店主と出会う
でも先に詳細を聞いていたら、細い道を通るこの場所は避けていただろうから(ヤンバルでいっかいびびってたし)そういうことなんだろう。
先に来た友人のことを話すと、台風の時のね!と、覚えていた
台風で不安そうだったと

魚図鑑

店内には本がたくさん置いてあって
宇宙や脳、小説から図鑑までさまざま
わたしは何故か特に興味がないけれど背表紙のタイトルのフォントが可愛くて「魚図鑑」を手にした
パカッと開いたページにはしおりとしてだとおもわれる、一枚の紙切れが挟まっていて
その絵に衝撃を覚える

手の甲のイラストで、お灸かツボの位置を書き記したようなもので、那覇とか、沖縄の地方名がそれぞれの手の甲に描かれていて
それがタトゥーであると確信があったものの、説明文が何語かわからないアルファベットで読めなかったので、とりあえず後で確認しようとそのページを開いたままそっと置き、頼んだハーブぜんざいを食べる

一旦落ち着こう
普段運転をしないから、山道に入ったり、今日は朝から冒険だった
と店主と話していたら、子がその時のことを思い出したのか、くすくす、それからもう堪えきれないという感じで大声で笑いはじめる

周りと共鳴するタイプの子は、明らかに私といる時とは別人みたいなテンションになっていて
気づくとそこにあったピアノを狙っていて
すぐに店主が気づいてピアノを弾かせてくれた

店主はクラシックの三線奏者だそうで、民謡の三線とは全く違うし、一般的ではないが、王宮で王様に捧ぐために弾かれていた、三線の原点だそうで、飾られていた三線もとても煌びやかで、宮廷での演奏が容易に想像できた

子は最初は猫ふんじゃったやキラキラ星を弾いていたがだんだんジャズになってきて
なぜかどんどんうまくなっている
ここまで自由に弾かせてくれる、笑顔でどんどんやれーと言ってくれるこの場所で、この人たちと明らかに共鳴していた

ジャッジがない人たちに出会うと
ちゃんと自分をやれていると確認できる
息ができる

一冊の野鳥の本を頂いた
沖縄の鳥の写真がふんだんに乗っている野鳥の本で、この写真は全部私が撮ったと言って、本自体も自分で作っているそうで驚く

他にもいくつかの本を書いているといって、本棚のところに並べてあった手作りの装丁の本を見せてくれた
装丁も店主がされているそうで、紐で括られたり、タイトル部が布の切れ端だったりと、才能とアートのセンスの塊の方達
東京のブックフェアみたいなのにも、出したことがあるそうで7000人ほど集まるその会で詩集が1番売れたと話してくれた
私が気になったのはパンダが空から降ってきたという、絵本にも見えるもので、中身は、さらっとページをめくっただけでも宇宙からのメッセージであることが明らかで、私の脳に入るのに時間がかかりそうな(わたしに読む準備ができているのかな?という意味で)文明を超えたものを感じたのと同時に
ここにわたしは呼ばれたんだとはっきり感じた 

もう一つ気になった本は
バームクーヘンや、惑星と太陽、年輪を外に描くという絵が表紙になったもの

なぜだかわからないが、わたしが知りたかった宇宙の謎がこの本ですっきりわかる気がした

その二冊を買わせてもらい、その後気になっていたタトゥーの絵のことを聞いてみた
「それは針突(はじち)だ」(刺青)と、教えてくれた。
それは婚姻の証のようなものでこの地方では成人女性が手の甲に入れていてそれは明治くらいまで行われていたそう。

わたしは那覇行きの飛行機の中で、到着前に自分の腕に結界をはりたくて描いたジャグア(蝶と太陽と月と目)を見ながら、前世はこれを描いていたのだと腑に落ちた
数人に、前世ではどこかの国でこういう仕事をしていたんだろうと言われたことはあるが、それがどの国なのか、想像していたのはエジプトかアラブか
沖縄にそういった文化があることは知らなかったからとても驚いたが、きっと何度生まれてもどこにいてもそういった仕事をしていたようにも思う

ここに来た理由がわかった
このけんについては、心に沢山のことが溢れているんだけど、とりあえず事象だけ書いておこう


#7/18蟹座新月

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