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私の得意なこと 何故それが得意になったのか

今回のInspiritブログ部のお題は「私の得意なこと。何故それが得意になったのか」です。

得意なことと言えるかは微妙ですが、あえていうなら聞くことです。

それは元々私が好きでやっていることに繋がります。

私は講座などでは、内容をそのまま書き留めています。

講師の方の話から質問や答えまで、できる限りすべてです。

書きとめるよりも講座の内容に集中して、という時は書きませんが、基本、書いています。

元々文章を書くことが好きだということもあり、苦ではありません。

私が文章を好きになったのは、小説から風景が思い浮かべられたからです。

誰かが綴った文字から、自分の頭の中に風景が浮かぶ。

その風景は自分だけのものであり、他の人と共有することはできなくとも、書き手が見た風景はこんなだろうかと想像ができる。

その人が想像した景色が、自分の中ではどんな風景になるだろうかと想像が広がる。

文字一つとっても、意味が複数あったり正反対だったりもします。

文字から生まれる想像で、自分の意識さえ変わることもあります。

文字から生まれるものの広がりが、私にとっての一つのきっかけでした。


文字で綴られるものもまた、聞くということの一つでもあります。

その人を聞く。

それは声を直接聞くことでもあり、綴られる文字から読むものでもあり、自分が捉えた印象から得るものでもあります。

その人が語る物語は、立ち位置が少し変わっただけでも全く別の物語になります。

私は様々なものから聞きたいと思っています。

そして、聞いたことからみえるものを広げていきたいと思っています。


おかげさまで、聞くことを求めて講座などに参加して、自分が進む場が変わり、知り合う人達も増えていきました。

様々な角度から物事を見られるようになり、表現の多様さも知りました。

聞くことを求めて動いたことが今に、表現することに繋がりました。


得意なことは何ですか? と聞かれて、これです!と答えられるものが私にはない、と思われる方もいらっしゃるかもしれません。

私もそう思いましたが、思い返せば何だかんだで続いているものだったり、一時期止めていたとしてもまた始めているものがあったりすると思います。

その続いていること、続けられていることの中に得意となるものがあります。

得意なものとは、上手い下手でみるもではないと思います。

上手い下手ではなく、なんだかんだで見てしまう、触れてしまうものと考えてみるといいかもしれません。

全ては繋がっているとしたら。

今に繋がっている、自分がこれまで見続けてきたものはなんだろう、と考えてみると、得意なものが浮かんでくるかもしれません。


ここまで読み進めていただきまして、ありがとうございました。

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