おかしな雪が降レゲェ町

レコーディングが! 始まっている気配!

花粉症をすっ飛ばし春より既に夏の気配すら感じる今日この頃、皆さまお元気でしょうか。
5月の通り雨の時期には「おかしな二人」を聴く準備が出来ている私です。元気です。
謎の公式Twitterロケローさん(@rr_unicorntter)が突如表れ、どうやらユニコーンはレコーディングをされているご様子。アルバムでしょうか。アルバムでしょうか(圧)


ユニコーンといえば今となっては信じられない本数をこなしていたライブもさることながら、レコーディング風景が楽しそうという印象があります。
それもこれも『MOVIE7 THE RUST OF UNICORN vol.1・2』の映像を観まくったせいです。特に1。
「HEY MAN!」にも収録されているほどの笑い声。おもちゃ箱で遊ぶようにアイデアと面白さと真面目さが詰まっていて、いたいけな中学生だった私はあれがレコーディングの「正」だと思い込んでおりました(まぁ現在に至るまでやったことはないのですが)
映像は進んでvol.2の最後のほう、『SPRINGMAN』のレコーディングのときの無言の多さ……つらい。
1と2では繰り返し観た量に差がすごくあるのですが、vol.2の解散するよなこれは……と嫌でも伝わってくる空気の重さや言葉数の少なさ、川西さんが脱退して均衡が急速に無くなっていく様を直視できず(なんなら今でも厳しい)その後の4946ツアーのライブビデオはほとんど観ることができませんでした(なんなら今でも以下略)
『SPRINGMAN』大好きだけど!めちゃくちゃ好きだけど!

関係ないのですが、その後立派な邦楽好きに成長した際、ご多分に漏れずロッキンオンを読んだりしていると他のバンドのみなさんが結構しんどそうにレコーディングを行っているのを誌面で目の当たりにし、衝撃を受けたものでした。
バンドによって全然違うんですよね。そりゃそうか。そんなふうに後々でユニコーンの特殊さを感じることが多い気がします。


話は戻って、そのあと発売された『MOVIE8 THE ANOTHER SIDE OF LIVE』
貴重な初期から後半のライブ映像はありがたく、特に1曲目の「SHE SAID」の始まり! アガる~~~!!! どちゃくそにアガる~~~!!
どっぷりとハマった思春期には既に解散していたバンドだったので、過去の映像は宝でした。ありがたい。しかし私はここでとどめを刺されたのです。
それはあのジャケット! 表は四畳半的なところでユニコーンのポスターやグッズに囲まれてライブ映像を観ている男女の様子。私の部屋と近しいものがあります。で、ビデオ(DVD)をひっくり返すと、もうその時間は過去になっていて閑散とした部屋になっている。光の差し込んだドアが少し開いていてもうあの2人はいない。寂しすぎる……。この切なさはこの先ずっと私が抱えていくものだと覚悟し、1人涙したものでした。ジャケットで泣かせるって! な!


まぁそれは16年後がっつり覆されるし、なんなら解散前よりもずっとハマっているし、念願のライブやグッズ大量購入の夢も叶うことになるのです。夢は必ず叶う!
『シャンブル』の初回アルバム特典『MOVIE11 バンドやろうぜ~アルバム“シャンブル”ができるまで』 観ましたか!? あれですよ! あのキャッキャした空気感。
吹けない管楽器チャレンジと謎のコスプレ。アイデア満載で楽しそうなレコーディング。あの姿を観たときに、大好きなユニコーンが目の前で生き生きとしていると感動し、泣きました。
今でも生活がつらくなると再生しますし、音楽を楽しんでいる彼らを観て、泣きながら元気をもらっています。泣くのはデフォです。


毎度想いが重すぎて自分でもどうかしている自覚はなくもないですが、ともかく新譜楽しみですね!
ロケロー!

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