【バランタイン バレルスムース】目立たぬ傑作
こんばんは。
けいすけです!
今回は、バランタインシリーズの一本「バレルスムース」を紹介します。
ファイネストや12年に隠れて、目立たない商品です・・・
ただ、先日新作の7年が出て、よく比較の話を聞きます。
普通は7年をレビューしますけど、手に入らなかったので、
今回は比較対象のバレルスムースをレビューします。
【ボトル内容】
価格:2000円前後
容量:700ml
入手難易度:D
評価:73点
おすすめ度:★★★★
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ブレンテッドスコッチの代表的銘柄の一つ。
バランタインシリーズの一本だが、あまり目立たない。
ファイネスト、12年はスーパーでもよく見かける。
しかし、意外とこれは置いていないことが多い。
また、12年と同じ価格帯であることも逆風。
きっと手をつけやすい年数表記を取ってしまうので、売れないのだろう。
【テイスティングレビュー】
香り:はちみつ、バニラ、カラメルの甘い香り。
加水するとわずかに柑橘系の香りが開く
味わい:スムースとだけあって、なめらかな舌触り。
若干のアルコールの刺激、その後甘さが続く。
香りと同じ、はちみつが全面にでてきて、リンゴ、バニラ。
最後に若干の酸味がある。ピート感はほぼない。
総評:この価格帯で、この味・香りならかなり満足できる。
バランタインシリーズらしいバニラ系の甘味が主体。
名前通りのスムースな舌ざわりが飲みやすさを増長させる。
個人的にファイネスト、12年よりも好みである。
【製法】
バランタインシリーズは様々な原酒をブレンドしています。
ファイネストとの違いは、熟成の最後に内側を焼き上げたアメリカンオークの樽を使うことです。
これにより、通常よりも樽の香りを際立たせ、微かなスモーキーさを感じさせます。
さらに、スムースかつ独特な風味はこの焦げた樽を感じさせます。
この焼き上げたオーク樽により、ファイネストや12年にない独特な風味を感じさせてくれます。
いわゆるクラフトウイスキーという仕上がりになっています。
【最後に】
初心者には、ファイネスト。
慣れてきたら、12年。
意外と見過ごしてしまう銘柄ですが、十分な商品です。
他にはないスムースな舌触りとバランタインらしい甘さは、
夜じっくり飲むのに適しています。
本でも読みながら、ロックで飲むのもおススメです。
ただ、残念なことに7年というライバルが出て、さらに影が薄くなりそうです・・・
見かけた際には、飲んであげてほしいです。
というわけで、「バランタイン バレルスムース」の紹介でした。
それでは、よい夜を!
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