新旧の設備が融合している蒸留所【グレンオード/GLENORD】へ#38①
ーーー2019.8.16号①ーーー
どうも、昨日とうとうSIMカードを買ってしまい、どこでもインターネットに繋がるありがたみを再確認したヒデイシです。
それはさておき、、
今日も蒸留所を巡ります。
1箇所目は「グレンオード蒸留所」
ここは1838年にでき、第一次二次世界大戦中以外の期間は稼働しつづけている蒸留所。
ミュア・オブ・オードという町にあり、昔はこのあたりに正式な免許をもつ9つの蒸留所と、そうではない蒸留所が無数にあったそうですが、今でも残っているのはこの「グレンオード」のみ。
で、施設内でモルティングを行なっている数少ない蒸留所でもあるんです。ここで精麦されたものはタリスカーでも使われいるみたい。
2013〜2014年にかけて設備の大拡張も行われているようです。
一体どんな蒸留所なんでしょうか?
では早速行ってみましょー!
(インバネスから電車と徒歩とで30分ほど)
(ミュア オブ オード)
駅からトコトコ歩くこと15分ほどで蒸留所が姿を現します。
(これは貯蔵庫)
ここからさらに奥に入っていくとビジターセンターが見えてきます。
(ビジターセンター)
ツアーの申込みをしにいくと、あと10分後にはスタートするとのこと。団体さんも来ていたので、一緒にツアーに参加します。
(頭上に樽がある受付)
ではツアー開始です。蒸留の工程までは写真を撮るのはオッケーでした。
(ステンレス製のマッシュタン)
(オレゴンパイン製のウォッシュバック8槽)
つぎはスチルハウスで、ウォッシュスチルが3、スピリットスチルが3、計6のポットスチルがありました。
(外の窓からの様子)
ちなみに、グレンオードのスチルについているコンデンサーに流れるのは水ではなくてお湯らしいです。これにより液体に変わるスピードが遅くなるので、銅との接触時間が増えそうですね。
見学できたのは、古くからある方で、2013〜2014年にかけて新しくできた方には、マッシュタン1槽、ウォッシュバック10槽、蒸溜棟(スチル8器)、ボイラー棟、制御室があるみたい。
(たぶん新しい方の建物)
あと、新しい蒸留棟の方は、完全に機械化されていて、スピリットセーフもないそうです。
最後にダンネージ式の貯蔵庫をみて見学は終了。
次はテイスティングです。
テイスティングでは、シングルトン(グレンオード)12年をいただけます。
うまみのある甘みがじゅわーっと広がり美味しかった。。
ということでツアーは終了。
建物内にはショップやバーも併設されてて、ツアーの前後も楽しめるようになっていました。
(ショップ)
(バー)
(15年と18年も飲んじゃった^_^)
(ハンドフィルできる樽も)
蒸留所を後にしたあと、すぐ隣にあるモルティング工場に見学させてほしいとお願いしに行きましたが、あえなく撃沈。。
(グレンオードモルティングス)
前にも書きましたが、ここで精麦されたモルトがタリスカー蒸留所などで使われているんですね。
ドラム式の機械が入っているみたいで、どのように精麦されているのか見てみたかった!
ということで、グレンオードは後にします。つぎの電車の時間を調べると10分後!急いで来た道を走って戻ります。ウイスキー飲んだ後に走るのはきついぜ💨
【38②につづく】
素敵なウイスキーライフをお過ごしください🥃