シングルモルトの販売は生産量の1%【インチガワー/Inchgower】へ#37①
ーーー2019.8.15号①ーーー
どうも、スコットランドに来てから何時に寝ても勝手に朝の6時に目が覚めてしまうので、早めに寝るようにしているヒデイシです。
それはさておき、、
今日も蒸留所を巡っちゃいます!
1箇所目は「インチガワー蒸留所」
ここは1871年にできた蒸留所で、インチガワーとはゲール語で『川のそばの山羊の放牧地』という意味。
もとはトヒニールという場所にあったみたいなんですが、地主と揉めただとか、水不足だったとかで、今のバッキーという古い港町に移転したみたい。
で、ここで造られるウイスキーのは、ブレンデッドウイスキーの『ベル』のメイン原酒として使われています。
ちなみに、シングルモルトとして販売されるのは、全体の生産量のうち1%ほどのようです。
一体どんな蒸留所なんでしょうか?
ノージビターとのことですが、早速いってみましょー!
泊まっているポートソイから徒歩とバスとで1時間半ほど、
最寄りのバス停に着いた頃には、雨とまあまあ強い風が襲ってきています。
何度か傘がひっくり返りながら、歩くこと15分ほどで到着!
いきなり巨大な貯蔵庫が迎えてくれます。
(ほかの蒸留所の樽も寝かせてある貯蔵庫)
(貯蔵庫の横にベルの看板が)
その貯蔵庫のなかにちょうどスタッフの方がいたので、見学できるか聞きいきました。
すると、見学はできないよとのこと。
では外からでいいから中を見せてと伝えると、渋い顔をされたので、切り札『ボク3ヶ月かけて蒸留所巡りしてます!カード』を使いました。
建物の外からならオッケーとのことです。
では早速みていきましょう!
貯蔵庫の横をとおり、製造している場所に向かいます。
(敷地内地図)
テクテク歩くと、大きなパゴダ屋根が見えてきます。
外から見るのはいいとのことなので、外から見れ限りのものは見ていきましょう
(開いた扉から見えるタンク)
(窓から見える木製ウォッシュバック)
(メンテナンス中のポットスチル4基)
スチルのネックがグイーンと急角度で下に曲がっていました。
ディアジオ社が所有している蒸留所は、今のところ4カ所連続でメンテナンスをしてる。メンテナンスの時期なんだろうか、、
これ以上、見れそうなところはなかったので、インチガワー蒸留所は後にします。
次に向かうのは「グレンバーギー蒸留所」!
【37②につづく】
素敵なウイスキーライフをお過ごしください🥃