ひょうたんポットスチル【プルトニー/PULTENEY】へ#43①
ーーー2019.8.21号①ーーー
どうも、昨夜ホテルが取れなかったため野宿に挑むも寒すぎて一睡もできなかったヒデイシです。
あまりにも寒すぎて暖をとるためだけに用もない始発のバスに乗りました。
(始発のバス)
それはさておき、、
今日も蒸留所めぐりをします。
1箇所目は「プルトニー蒸留所」
1826年にできた蒸留所で、ウィックという街にあります。
このウィックには、蒸留所ができる前の1808年に港が建てられニシン漁で賑わっていたみたい。
そのおかげで街が発展し、蒸留所も必要なんじゃない?ということになり、プルトニーが建てられることになったそうな。
ニシン漁から生まれた蒸留所といっても過言ではありませんね^_^
では一体どんな蒸留所なんでしょうか?
早速行ってみましょー!
ウィックの中心から歩いて10分ほどで着きます。
眠気と戦いながら住宅街のなかを歩いて行くと、歴史を感じる蒸留所が姿を現します。
(壁が真っ黒)
(夜徘徊していた時にも行ってみた時の図)
ちなみにこのあとポリスの方に職務質問されました。
それはさておき、
まずはツアーの申し込みをしにビジターセンターへ!
(ビジターセンターセンターの入り口)
(プルトニーの看板がイカしてる)
(窓にはニシン漁の船が)
ツアーは11時からとのことです。ショップの中をウロチョロし、体を温めるためにすぐ隣にあるカフェへコーヒーを飲みにいきます。
(ずらり)
(ハンドボトル)
(やりたいけど我慢)
(こんな感じの入れ物にいれてもらえるみたい)
(グッズや衣服も)
ではとなりのカフェにも行ってみましょう!
(一見カフェだと分からないローカル感がまたいい)
(多目的ホールみたいな雰囲気)
(こーふぃー)
では時間が迫ってきたのでビジターセンターに戻り、ツアー開始です!(正直めちゃくちゃ眠い笑)
はじめに展示物がある部屋に案内されます。
(船の中のような通路)
(展示物のある部屋)
(ハンドフィルはこの部屋でできるみたい)
では実際の工程へ!
まずはいきなり樽にスピリッツを詰めるところから、
ここではニューメイクをバケツから味わうことができました。
(バケツに腕を突っ込むの図)
(ポーテウス製のモルトミル)
(フタが銅のマッシュタン)
フタが銅だからといって違う作用がおこるわけではないようです、
(セミロイター式)
(歴史を感じるアンダーバック)
ウォッシュバックはステンレス製のものが4槽
(新しいウォッシュバック)
一般的に糖化の際は、お湯を3回投入するんですが、プルトニー蒸留所では4回投入するそうです。
ウォート(麦汁)を冷却する機会
で、次は通常ならスチルハウスの見学なんですが、残念なことに今日はメンテナンス中で中を見ることができませんでした。。
プルトニー蒸留所のウォッシュスチル(初留器)は、ネックの上部がスパッと切られて、ネックの途中からラインアームが出ていることで有名!
建物にスチルを導入する際、天井の高さと合わなかったため切り落としたんだとか、、
ちなみに、バルブレア蒸留所のスチルは、このプルトニーのスチルが参考になっているとも言われています。
(SWMSから引用)
スピリットスチルのラインアームもカクカク曲がっていて個性的ですね^_^(精留器もついてるみたい)
コンデンサーは、ワーム式で建物の外にワームタブが設置されていました。
(ワームタブ)
外には廃材を利用して発電する設備が設置されています。
(その設備)
では次は貯蔵庫!
プルトニーは、ラック式とダンネージ式のどちらともがあるのですが、両方とも見学させてくれました。
(ラック式)
(ダンネージ式)
ラック式のほうが、刺激のあるアルコール香がしていました。
最後にダンネージ式の貯蔵庫でテイスティングをして終了!
(テイスティングはオールドプルトニー4種類)
プルトニーは、ピートタイプのものがないと勝手に思い込んでいたんですが、いちばん右のボトル(ハダード)はピートタイプでした。
で、テイスティングをしながら時計をみると、あと20分後には次の目的地に行く電車が出発する時間に。
もう出発しないと電車に乗り遅れてしまうため、先にツアーを抜けさせてもらうことに。
天性の貧乏性のため、残りのウイスキーをピャッピャッと飲み干し、駅まで走って向かいます。
ふー、ウイスキーを飲んだあとすぐに走るのはつらいぜい。。
【43②につづく】
素敵なウイスキーライフをお過ごしください🥃