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スウェーデンに行きたい!

行ってみたい外国のうち、個人的に"赤丸急上昇"な国は北欧三国の一つ、スウェーデンだ。大自然に囲まれて、癒しある時間を満喫したい。ただ、それ以上に、スウェーデン国鉄のエスイー・アーベー(SJ AB、ストックホルム)が導入した料金支払いシステム「体内Suica」にトライしてみたい。

体内Suicaとは

エスイー・アーベーが取り入れたシステムは、乗客の手に埋め込まれた認証チップを特殊な端末でスキャンし、乗車料金を徴収する仕組み。日本ではSuicaや磁気定期券が必要なことを踏まえると、文字通り、体内Suicaという言い方ができるわけだ。

スウェーデンでは、2017年6月時点で、2000人が認証チップを埋め込んだという。認証チップを通じて監視されたり、埋め込んだことが原因で体調がおかしくなったりなど、いろいろ不安も大きい。とはいえ、夢がある話なので試してもいい。

気の毒な星野鉄郎

漫画家・松本零士氏が描いたアニメ『銀河鉄道999』の各ストーリーは、主人公の星野鉄郎が、銀河超特急999(スリーナイン)号のフリーパスを無くしたり盗まれたりすることが絡む内容が多い。

ところが、体内Suicaが普及して当たり前になった世界線の上に未来があるならば、鉄郎はスリーナインの終着駅であるアンドロメダ星雲まで、"お気楽・極楽"な旅を満喫できたのではないかと思う。

しかもメーテルという"絶世の美女"つきだ。それだけに、見方によっては実に気の毒といえる側面もあるだろう。ところで『銀河鉄道999』は近く実写化されることになったが、アニメを超えることは難しそうだ。

大森林の隠れ家コテージ

デジタル決済の分野で、スウェーデンは世界有数の先進国だ。その一方で、大自然のイメージがある。実際、国土の65.9%が森林(針葉樹林)に覆われている。そのため、スウェーデンでは、大自然に囲まれた癒しの空間で過ごしたい。

こうした中で見つけたのが、コテージ「ザ・キャビン(THE CABIN)」だ。森林地帯の空中にぶら下げられ、針葉樹の森と一体になった感じだ。「ツリーホテル・ゲストハウス(Treehotel Guesthouse)」という複合宿泊施設の一部として営業しているという。

大人2名が滞在できる広さで、テレビやインターネットも使える。さらに、コテージがあるツリーホテル・ゲストハウスの敷地内には、レストランやサウナ、バーがあるという。費用は安いとはいえないが、いつかはここで過ごしてみたい。

(写真:スウェーデン観光文化センター、スウェーデン国鉄のエスイー・アーベー、IMDb、d.365の各サイト)


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