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個人的な風の時代の働き方解釈

最初に書いておくと、わたくし占い師ではないです。天文や占いとかがちょこっと好きなただのおばさんです。

今回はお仕事編。

ふと、地域おこし協力隊はあくまでも協力だから、定住を条件にあげないほうがいいのではないかと思った。そう、某海外青年協力隊みたいなスタンスではだめなのか。

だってその人がいなくなったら消えてしまう企画なんて、何様かと言われるだろうけれど早々に消えるものだったと思う。
地域を主体に置くならあくまで地域おこし協力隊は協力者なだけでメインにならないほうがいい気がしてきた。

わたしは今、ひょんなきっかけでプライベートで地域おこし協力隊の子らと遊ぶことがこの1年ほどで一気に増えた。
定住する子もいるのは知っているけれど、ぶっちゃけどっちでもいい。
遊ぶのは楽しいから残ってくれたりしたら嬉しいし、まぁ、つながっていておけばどこに住んでいても構わないと思う。
彼らが考える企画は愉しいから参加する。
だけど、彼らなしでもできるようにならないと、本当にそこに住み続ける人はすぐに新しいことに飛びついて忘れていく。

彼らは地域という土を別の視点で掘り起こしていく。
そして、地域に住む人が良さも悪さも受け容れてその土地で生きていくくらいの塩梅がほどよいのではないか。

風であると思うのだよね、そういう職業って特に。

風の時代は淀みそうになったら、それを吹き飛ばしていく力がある気はする。
その前の土の時代は耕して、埋めて、隠して、形作りをして可視化できる物質の時代だったらしい。
風の可視化はむつかしい。
閉じ込めれば一時的にみられるだろうけれど、巨大化したときの被害が想像するだけでこあい。
はじめはつむじ風かもしれないけれど、嵐に変わるかもしれない。

あぁ、だから風の時代の始まりは《嵐》がシンボルとして急激に流行したのか。

デビューのとき、スケスケ衣装にドン引きし、サクラサケとWishで気になり、春風スニーカーでファンクラブに入った。
ぶっちゃけるとGの嵐で更に沼落ちしたタイプのオタクだ。
キャニオンズにキャニオニングをしにいく程度のオタクだ。キャニオニング、まだ1回しかできていないけれど、超楽しいのでオススメしとく。
わたしにとって群馬県みなかみ町は温泉のまちでもなくキャニオニングの町という認識だ。

あ、ズレた。

嵐のシンボル化と思っている現象ははほんとにびっくりするぐらい突然だった。だって、ほんとチケット余ってたんだ。ほんの少し前まで。ファンクラブ会員がコンサートをハシゴするのなんてたやすかったし。本人たちも吃驚したと当時から言っていたのも覚えているし、わたしもファンとしてその爆発する直前かもしれないコンサートに観客として入ったのでほんと衝撃だったの覚えている。

これが【突然の風にふかれて】かと。

これはそういえばFIELD OF VIEWも【突然】という曲で歌っているではないか。
気になる人はぜひとも聞いてみてほしい。
ただし、某動画サイトには公式がないのでなんらかの公式な方法でできたら聞いてほしい。
あ、彼らも風なのか。

アイドルの嵐の話に戻るけれど、わたしは中居くんが言っていた、《嵐かわいそう》も共感するし、松本様が言っていた《嵐にあとには虹がでる》もある種の真実をはらんでいると思う。

だって嵐のあとは本当に虹がでる。
台風のあと、ぜひとも外に出て空を見上げてみてほしい。

嵐が巻き起こったあとはもちろんいいことだけではない。
暴風や水害、もしかしたら火災によって土地はいったん荒れることもあるだろう。
そして、そこに住まう人々が目を背けていたことも掘り起こしたことで可視化されることもあるだろう。

だけれど、そこでも必ず《種》は落ちている。
そのことを思い出すたびに、信長貴富の【種子】という曲とミレーの【落ち穂拾い】という絵画、そしてeuglenaのタンポポの種の作品を思い出す。


信長さんの【種子】は寺山修司の詩がつかわれている。
この楽曲は寺山修司による6つのうたに【思い出すために】に収録されている。
さらにこの6つのうたの5曲目であり曲集タイトルでもある【思い出すために】には麦畑がでてくる。


某動画サイトで曲を聞いていると、オススメに麦の唄の編曲もされてることを知る。

ミレーは画集でもいいけれど、現在はパリにあるオルセー美術館が所蔵しているそうなので、これを観に行くことだけの緩やかな旅に出るのもおもしろそう。

euglenaは特にタンポポの種の作品が好きで、よほどの予定かぶり等がなければ東京でも千葉でも観に行くくらい好きな作品。
https://euglenaworks.com/

さて、ちょっとだけ信長さんに話を戻してみる。
信長さんに興味がない人でも、もしかしたら【群青】という曲は知っているかもしれない。彼はこの曲の編曲を担当している。

個人的に信長さん作曲のおすすめの曲はさきほど紹介した【種子】と【とむらいのあと】にと【夕焼け】。
彼の作曲した楽曲は情景をまぶたに浮かばせ、詩と歌声、曲によってはピアノ等の伴奏が見事なアンサブルとなっていると私個人は感じている。

そう、音楽から詩の美しさと再会できたのだ私自身は。

https://youtu.be/h3UqvpwTwlc?si=aY5vwBf3xscTSg82


さぁ、はじめに戻ろう。
そう。
仕事の話だ。
もちろん、一つの組織に長く勤める正社員は必要だ。
ただ、やはり臨時職員、契約社員、派遣社員、パート、アルバイトなど様々な形態があることで会社の土台(ポリシー、理念)である土をおこし、風を通し、土でろ過し、淀んだ水を浄化していくのではないだろうか。
そうして、季節も巡り、循環していくのではないだろうか。
そして、その地層の厚みが、植物であれば分布図や木の年輪が、それぞれの【個】の特徴になっていていくのではないだろうか。



そう、北極星(Polaris,Polarstar)となる星が時代によって変わっていくように。

なにか始めるのはわりと簡単だ。ほんのちょこっと勇気をだして進もうとすればできることがほとんどだ。別に勇気100%じゃなくてもできるなぁ、と転職を繰り返している身としては思っている。

だけど、終わる、終わらせる勇気はたとえば%で示すなら勇気100%じゃ全然足りない。
すくなくとも私自身はそうだ。

始まりに終わりはつきものだ。
だけれど、おなじ始まりも終わりもないと思うからそこをマニュアル化するのはむつかしい気はする。


さぁ、わたしはこれからどんな風に働いていこうか。


今、わたしは感情の嵐の中心にいるような気分でいるけれど、きっと虹色のペンで地図を描いている最中なのだ。

自分の人生の地図を描き直すことをおそれずにいっぽでもすすめたら嬉しい。