首相官邸へメールしてみたよ。

以下、本文そのままコピペ。自分の記録用として。


初めて送ったわドキドキ

日頃より国民の暮らしを守るためのお取り組みに、深く敬意を表します。
私は神奈川県在住の第一子育児休業中の30代女性です。
この度ニュースで育児休業中のリスキリング後押しの方針を検討されていると情報を得ました。
男女の区別なく仕事に取組むことができ、仕事を通じて自己実現を目指せる現代社会は有難いことであると感じます。
歴史で習った程度の知識ですが、戦前の既婚女性は社会進出が認められず、家庭内で家事・育児・介護を担う以外の生活を認めてもらえなかったそうです。
そんな価値観の中で生きていた時代の女性たちが声を上げ行動し、政治に関わる方々が社会環境を整えてくださったおかげで、
現在私は仕事を通じ自己実現を目指すことが可能な時代に生まれることが出来ました。

育児休業中のリスキリングの後押しについてですが、そのことについては反対ではありません。
しかしそれは真っ先に行うべきことなのでしょうか。

育児休業中は就労しておりませんので、確かに時間はあります。
ただその時間のほとんどを自己実現に充てることが難しい状況です。
現在私の娘は生後5か月後半であり、歩き回ることもありません。
ですが自分が満足できるほど夜間熟睡することもできず、常に多少の疲労感が残り続けている状態です。現在も布団に寝かせると泣いてしまうため娘をおんぶした状態で意見の記載をしております。
出産時のストレスに対し、産後の女性は一時的に脳萎縮を生じます。
マミーブレインと呼ばれ、記憶力や認知力や集中力の低下がみられます。

育児休業は子の1歳の誕生日を迎える前日で終わってしまうことが一般的です。
乳児を育てながら学び直しを行うのは困難かと感じます。
マミーブレインは生後半年ほど続くことが多く、0歳は夜間のお世話も必要であることがほとんどです。
大人と同じものを食べることもできません。
娘の世話をしながら家事も行っているだけで1日が終わってしまいます。

育休を終えて子どもを預けて働こうにも、預け先がないことが想定されます。    
リスキリングをしなくとも育休取得中であれば仕事復帰を前提としておりますので、時期が来たら復帰します。
保育園や託児所で働く保育士さんたちの待遇をよくすることで、潜在保育士さんも再び保育職に戻り、結果として受け入れ可能な未就学児の預かり枠が増えるのではないでしょうか。

また、仕事復帰後においても、子が病気になってしまうため度々育休明けの女性が仕事を休む場面を見てきました。
病児・病後児保育が充実することを願っております。
本音を言うと、娘が病気であるならば私自身が看病をしてあげたいですが、就労には責任も生じますし、そのあたりは割り切るほかにありません。
せめて安心して預けられる環境整備を願います。

子育て中でも男女の区別なく働き税金を納めることで、それはいずれ私たちが暮らしやすい社会作りに使っていただき国民に還元されることを期待しています。
ですが、どのようにして子育て世帯の成人を働かせるかではなく、まず働きやすくするための受け皿づくりが先ではないでしょうか。
子どもを育てながらでも働けるという自信が持てれば、第二子・第三子、、、と家族計画を諦めずに済む家庭は私自身を含めて多いのではないでしょうか。
そうすることで、結果(税収)は後から実ってくるかと思います。

児童手当の所得制限廃止、もしくは年少扶養控除の復活のいずれかも望んでおります。
子どもを増やしたいのであれば、現在子供を育てている国民の負担を少しでも減らしていただけると有難いです。
私は幸いにも我が子1人を授かりましたので、母親として子育てをしたいという希望はすでに達成されておりますのでこれ以上出産をすることは私の人生において必要不可欠なことでは無いのです。
子供が増えれば増えるほど比例して出費が増え生活苦が予想される現状で、複数人の子どもを持ちたいとは思えないのです。
しかし国が何かしらの形で育児における負担を緩和してくれようと働きかけてくれるのであれば、折角なので複数人の子を育てたいと思います。

リスキリングの後押しをしていただけるのであれば、せめて子が3歳を迎えるまで育児休業が取れてほしいと願います。
子どもは大体1歳半で離乳し、2歳ごろには昼夜のリズムが整い生活リズムも整っているのではないでしょうか。
それから職場復帰を目指しリスキリングを行えるのが理想的かと思います。
しかし、自宅保育をしながら勉強をすることは困難です。一時保育の活用など、勉強に集中できる環境や資格・学位取得のための外出を可能にしてもらえるサービスが必要になります。

長文かつ乱文になってしまいましたが、なにとぞご検討くださいますと幸いです。

神奈川県横須賀市(以下住所&氏名)

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