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英語学習、まずは発音。次は?

こんにちは。だいこんです。
昨日、これから英語の勉強を始めるとしたら、
まずは「発音」からやるのがおすすめ、と書きました。

正しい発音を最初に学んでおけば、
スピーキング以外の3技能を勉強するときにも
声に出しながら進められて、
スピーキングの練習を兼ねることができるからです。

スピーキングをいつも念頭に置くこと
を、おすすめする理由は、
スピーキングの能力が高い人は
その他3技能もある程度こなせそうだけど、
その逆は成り立たないからです。

私だいこんは、学習初期、
声に出す練習をあまりしていなかったので、
TOEIC800点台に到達しても
英語があまり話せませんでした…。

しかしながら、
いくらスピーキングが大事だからと言って、

「まずは英語のある環境に身を置いて、どっぷりつかることが一番!」
「オンライン英会話などを使ってとにかく毎日話そう!」

的なやり方というのは、我々大人世代にとって
効率の面から言ってちょっとリスキーだな、
と思っています。

私だいこんも学習を始める前は、
「英語は留学したり英語圏に住まないと習得できないもの」
だと思っていました。
しかしある時そうではないことに気づきました。

発音の次におすすめするのは「文法」

前置きが長くなりましたが、
発音をある程度学んだ次にやるべきことは、
文法だと思っています。
前述の通り、「声に出すこと」をセットにしながらやります。

具体的な方法をなかなか出さなくて申し訳ないのですが、
発音の勉強法については次回以降のいつか、
必ず書きます…(汗)

文法を学ぶことの意味

これを読んでくださってるみなさんは、
文法に対してどんなイメージをお持ちでしょうか。

日本語と英語では、文章の構造が全く違います。
一番注意しないといけないのは、
英語には厳格な「語順」の決まりがあって、
それを変えると意味が変わってしまう、
もしくは成り立たなくなってしまう、
ということです。

たとえば、
"I eat ramen"「私はラーメンを食べる」は、
"Eat I ramen" にも、"Ramen eat I" にもできません。
(文章が崩壊します)

さらに、動詞を先頭にもってきて
"Eat ramen"にすると、
命令形「ラーメンを食べなさい」となり、
全く別の意味に変化してしまいます。

一方日本語では、たとえば
名詞のうしろに「は」をつければ主語になり、
「を」つければ目的語になったりします。
助詞が名詞の性質を決める言語なので、
「私が りんごを 食べた」
 でも、
「食べた 私が りんごを」
でも意味は通ります。

(余談ですが、日本語を学習している外国人の方が、
この「助詞」の使い方に苦労されているのは、
助詞が名詞の性質を決めるという考え方が
その方の母語にはないから、なのだろうと思います。)

こういった根本的な違いについてよく理解しておくと、
文法を勉強する意味というか、
自分が実のところ、今何をしているのかが明確になると思います。
これって何の役に立つの?と、もやもやしながらやっていると、
モチベーションも下がってきます。

以前、文法の授業について、
S+V+Oとか数学みたいで苦手、
という方がいました。

要は、SだのVだのといった記号を使って
先述したような英語の厳格な「語順」のルールについて、
懇切丁寧に説明してくれていたのが
「学校の英語の授業」
というわけです。

私は中学まで公立の学校に通いましたが、
ある程度英語が話せるようになった今では、
日本の英語教育はめちゃくちゃ素晴らしいものだったんだな
と思うようになりました。

ただ、それを活かす方法を知っている大人、
活かす方法を教えられる大人があまりいない。
だから義務教育を受けただけでは、
多くの日本人が英語を話せないのだと思います。

文法を学ぶことは、英語と日本語の構造の違いを知って、
ルールを理解すること
だと思っています。

そうした英語のルールを学ばずに、
とにかく話してみる、というのは言わば、
「音階とか楽譜とかいいから、とりあえず音出してみよう!」とか、
「サッカーのルールとかはいいから、まずボール蹴ってみよう!」
みたいな感じで、
それはそれで楽しそうですが、
いつまでたっても上達はしなさそうですよね。

さいごに

中学で習う英語の5文型をまずは理解して、
声に出して反復練習を行い、
英語の「語順」のルールを頭と体にしみこませます。
それだけでも、
だいぶ自然に話すことができるようになってくるはずです。

中学3年までの文法が理解できたら、
何度も声に出して練習をするわけですが、
その時に有効な方法が
言わずと知れた「瞬間英作文」です。

この「瞬間英作文」についても
英語学習方法の中でちょっと勘違いされているなぁ
と感じることが多い学習方法の一つなので、
そのことについてはまた別の機会に、
詳しく書こうと思います。

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