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メディア露出ほぼ無し企業を日経新聞掲載させるために3ヶ月で行ったこと

こんにちは、歯科医療業界のDXに取り組んでいるWHITE CROSS株式会社で採用・広報などミドルオフィス的なところを担当している田中です。
2022年8月採用担当として入社し、2023年1月に広報になりました。

ちなみに直近数年はメディア露出実績なし。
社長からのオーダーは「日経新聞に載りたい」
むちゃぶりがすごいですねぇ〜

で、なんやかんやあって3月末に1記事目が掲載され、

5月頭に2記事目が掲載されました。

そのなんやかんやの部分(行ったことや考えたこと、記者さんとどのようにコミュニケーションをとったのか)を備忘録的にまとめてみます。

1月

1.オフラインイベントに参加

放送作家の金森さん(@Kochi74TV)が主催してくださっている広報のオフラインイベント「広報は夜の7時」で日本経済新聞の記者さんと知り合いました。
このイベントは広報約100人以外にも、放送作家さんや新聞記者さんなども参加される大規模なものです。(2023年6月13日にも開催されるよ)

名刺交換をするタイミングで、どの領域の取材をされてるのか、どのようなことに興味があるのかを聞きました。
これは小澤さんがよくVoicyで発信されています!
(小澤さんのVoicyは全広報パーソン必聴)

運良く就活領域の記事を書いている記者さんだったので、その場にいた自分の古巣であるエン・ジャパン株式会社の広報を紹介。
(このつながりがきっかけで記事を1本出せたそうです。うれしい)

そして次の日お礼のメールと情報交換のアプローチをしてみました!

2.情報交換も兼ねたランチに行く

イベント後に送った情報交換のメールに快諾してくださり、ランチの予定を組むことができました。
忙しい中よくわからない企業のよくわからない担当者に時間を割いてくれる記者さんに、少しでも会ってよかったと思ってもらえるよう急遽ファクトブックを作成。

作って渡して終了なら別にランチに行かなくても良いので、同時に資料に書ききれなかったところも口頭で説明できるように準備もしておきました。

ちなみに資料作成と口頭説明の準備をする際に意識してたのがPESTでした。
PEST分析の項目は記者さん的に特に興味のあることなのでは?と思い、そのあたりで質問されても答えられるように準備

P(政治面):骨太の方針に記載されていた「国民皆歯科健診」について
E(経済面):世界の歯科市場は急激に伸びていて、日本市場も伸びている
S(ライフスタイル面):口腔の健康は全身の健康に通じていること
T(技術面):DXはあまり進んでいないという現状
など

また、業界に興味をもってくれたら、次に会社のことを話す必要があると考え、改めて3Cで自社の立ち位置も整理しておきました。

説明をした時にその記者さんもある程度興味を持ってくれたのですが、医療系スタートアップの取材は別の記者さんがされている、かつその記者さんは歯科の領域に興味を持っていたはず、とのことだったので紹介いただくことに。

2月

取材前〜取材後

後日ご紹介いただいた記者さんに会社のことや代表 赤司のことを取材いただけることになったので、こちらもしっかり準備したく現時点で取材したいと思っていることは何かを聞きました。

何故ならこちらは会社としてもほぼ初取材のようなもので、自分にいたっては完全に初取材。。前もってどう取材に回答すべきかを代表と準備する必要が特にあったのです。

取材では弊社の新規サービス(歯科技工DX)に対して特に興味を持っていただけたので、追加取材のため弊社が懇意にさせて頂いてる技工士さんを紹介。そこで技工士業界に関しても取材が行われました。

尚、担当記者さんとの関係構築のため、以下に気を付けながらコンタクトをとるようにしました。
絶対に2時間以内にメール返信する
記者さんが過去に執筆された記事を拝見し、やりとり中にその感想も交えてコミュニケーションをとる
(これも小澤さんがVoicyで関係構築するためにした方が良いよとおっしゃってました!)

関係構築のためのみではなく、純粋に読んで感じたことをお伝え

3月

記事掲載!

その後、良好な関係を築けていたからか、「スタートアップ面の@EDGEコーナー向けに本日取材できないか」、と打診いただきました。

代表に即電話し午後の時間を空けてもらい、翌週記事化されました。

記事化までを振り返って

正直特別なことをしておらず、あれよあれよと言う間に2記事掲載されたので、本当に運が良かったなぁと思ってます。
(がっかりされた方もいらっしゃるかもしれません。すみません。)

強いて言うならば、記者さんに対して自分ができる最大限で真摯に対応した、ということかなと。

変な下心(うちの会社を掲載してほしい!!)を出さず、相手が求めることはなんだろう、それを自分はどう満たせるのだろう、を考えながら接してました。

これは1社目のエン・ジャパン時代からずっと言われていることなので身に染み付いていました。(古巣には感謝ですね)

おわりに_絶賛採用中です!

いかがでしたか?
現在注目され始めている歯科業界、その業界をより良くしようと日々奮闘している弊社に興味を持っていただけた方からの応募を、心よりお待ちしております。
カジュアル面談も大歓迎です!


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