ヨーロッパをめぐった旅 #13(ベルゲン出発~フィヨルド観光~オスロ到着)
こんにちは!
アクセスありがとうございます!
今回は2023年6月のヨーロッパ旅行の第13弾を書いていきます!
全体の旅程についてはこちらから見ることができます。
また前回の記事についてはこちらから見ることができます。
それでは早速、旅を振り返っていきます!
※文中に記載の各情報(交通費用・行き先・観光施設の料金/展示物など)は2023年6月時点のものであり、現在は変動/終了している場合があります
ソグネフィヨルド
本日はフィヨルドを見がてらベルゲンからオスロに向かいます。
ノルウェーには、フィヨルドが無数に広がっています。
中でも代表的なのが、ガイランゲル、ノール、ソグネ、ハダンゲル、リーセと呼ばれている5つのフィヨルドです。
今回、その中でも一番定番とも言われているソグネフィヨルドを見て回りました。
自分でルートを決めて楽しむことも可能ですが、フィヨルド・ツアーズというものがあり、そこでベルゲン⇒オスロの片道のコースを選択しました。
ツアーコースと言っても、時間がおおよそ決まったバスや鉄道などの乗り物に乗車するためのチケットを獲得できるくらいで、ツアーガイドがいるわけではなく、移動以外は自由に過ごすことができました。
料金は 2,725クローネ(約36,400円) と結構かかりましたが、結果としては行ってみて良かったです!(さらに、この日が快晴だったことも幸運でした)
ちなみに、ベルゲン⇒オスロのコース以外にも様々なコースが設定されています。
ベルゲン⇒オスロのルートは以下のような感じでした。
・ベルゲン⇒(鉄道)⇒ヴォス⇒(バス)⇒グドヴァンゲン⇒(フェリー)⇒フロム⇒(鉄道)⇒ミュルダール⇒(鉄道)⇒オスロ
移動時間も合わせると大体14時間くらいの行程でした。
ベルゲン~ヴォス
まず、午前8時半ごろにベルゲン(Bergen)駅を出発し、鉄道にてヴォス(Voss)に向かいました。
事前にこの方の記事を読んでいて、進行方向の左の座席を確保しました。
すると早速、山々と湖畔のコントラストがとても素晴らしい光景が目に飛び込んできました!
朝からとても良い気分になりました。
※今回、車内ではほぼ写真を撮りませんでした
この先の移動では、上述の記事が勧めた方向の座席を何とか確保し、移動時間もフィヨルドだったりノルウェーの景色を楽しむことができました!
※オスロ⇒ベルゲンのコースもあり、その際はもちろん逆側がお勧めです
1時間と少しでヴォス駅に到着しました。
ヴォス~グドヴァンゲン
ヴォス(Voss)からはバスを使ってグドヴァンゲン(Gudvangen)に移動します。
ヴォスでの乗り換え時間は少なく、駅周辺の景色を楽しむ余裕はありませんでした。。
グドヴァンゲン方面まで行くっぽいバスがすでに3台停まっていて、3台目のバスに乗車しました。
バス乗車が早い者勝ちで、なかなかの激戦でした。。。
上述の記事から右側の座席を確保し、バスが出発。
こちらも車窓からの眺めが良かったです。
特に逆さ富士のような、山々が湖面にくっきりと映っている区間があり、それが一番印象的でした。
途中、高台のホテル付近で小休憩に入りました。
バスから降り、何枚か撮影したものがこちらです。
小休憩も終わり、再びバスは出発。
ヴォスから休憩時間も含めて1時間半ほどで、グドヴァンゲンのフェリー乗り場付近に到着しました。
グドヴァンゲン~フロム
バスで到着後、グドヴァンゲン(Gudvangen)に30分ほど滞在しました。
売店もあって飲み物や食べ物も購入できます(少々値段します)。
また、橋が架けられていました。
渡りたかったですが、人が多かったことや船の出航までの時間が中途半端だったことから自重・・・
グドヴァンゲンでの景色もとても良きでした。
さて、フロム(Flåm)に向かうための船に乗りました。
船内は席が決まっているわけではなく、混雑するため、良い席を確保したいならば、早めに船に乗ることをお勧めします。
船の中外はこんな感じでした。
常に絶景が広がるような船上の場所を確保するのも良いですが、こちらとしては、船酔いを避けるために基本中で過ごして、たまの良い景色を見るために外に出るってスタンスを取りました。。
船で2時間ほどかけて、フロムに向かいました。
では、船旅で撮影したフィヨルドをはじめとする景色を。
訪れてみて思ったのですが、山の高いところから滝のように水が流れ落ちているところが何度も見られました。
外に出て間近で見たときは言わずもがな、船の中にいても十分に外の景色を楽しむことができました!
この2時間が目玉だとは思いますが、それは間違いなく、素晴らしい景色とともに最高の時間を過ごすことができました!
同時に、自然の凄さを改めて感じる時間となりました。
あっという間に時間が過ぎ、船はフロムに到着しました。
フロム
フロムに着いてから、次の移動までは2時間ありました。
ここではハイキング、カヤック、観光バスなど様々なアクティビティもあり、過ごし方次第では、ここでもあっという間に時間が過ぎてしまいます。
私はというと・・・スーツケースを持ちながら移動していたこともあり、周辺で時間をつぶすことにしました。(クロークもあったのですが、120クローネ(約1,600円) するとのことで、断念しました)
まずはフロム鉄道博物館へ。
世界でも指折りの美しさを誇るフロム鉄道。その建設に係る歴史も紹介されていました。
建物外に過去の車両が展示されていました。
博物館の見学も終わり、どうしようかと思いましたが、訪れたのはビール醸造所に併設されたビアホールでした。
そこでビールを注文したのですが、そこでビールを注いでくださった店員の方がとても気さくで陽気な方でした。
エール系のほど良い苦みがありつつ、フルーティーで飲みやすかったです。
ビールを飲んだ後は周辺を散策。そこで撮影した写真を。
2時間が経過し、フロムでの時間も終わりました。
フロム~ミュルダール
ミュルダール(Myrdal)へはフロム鉄道にて向かいます。
とにかく車窓からの景色が最高でした!
こちらは、どちらの進行方向の座席に座っても良い感じの景色を楽しむことができます。
私は右側の座席を陣取りました。
先ほどビールを飲んでしまったからか、車窓からの眺めもいくつか撮りました。。
乗車してしばらくして、滝の前で列車が停まります。
ここで、列車から降りてショースフォッセン滝を眺めることができます。
また、この付近で赤いドレスを着た女性が踊っている場面に遭遇するかもしれません。
だいたい1時間くらいかけてミュルダールに到着しました。
ミュルダール~オスロ
ミュルダールの駅で30分ほど時間をつぶしました。
ここでは特段すぐ近くに観光施設があるわけではなく、駅で過ごすことになります。(駅構内にはカフェや売店があるので、そこで楽しむことはできそうです)
オスロ(Oslo)に向かう列車がやってきました。
オスロまでは急行車両で指定席に乗車しました。
ミュルダールを出発して最初の15分くらいは相変わらず車窓からの眺めに魅了されていたのですが、そこからはオスロの到着を今か今かと待ちわびたような感じでした。
途中、何とか寝たいと思ったのですが、人の往来によってドアが頻繁に開閉することや、すぐ前に乗車した乗客が大きな声で通話していたことが気になってしまい、なかなか心休まるタイミングがありませんでした。。
およそ4時間の乗車が、とてもとても長く感じました。。
早く着かないかなーと思い続け、ようやく列車はオスロに到着しました。
ミュルダール~オスロ間は長く退屈に感じてしまった面もありましたが、全体で考えれば、今回のソグネフィヨルドの観光はとても楽しかったです!
フィヨルド観光は、今回の旅での大きな目玉の一つと位置付けていたのですが、その期待を上回るくらいに最高の景色に巡り合うことができました!
また、この日は終日快晴で、天気にも恵まれました。
少々費用はかさみましたが、それでも十分に価値のあるものだったと思います!
ホテルへ
オスロ中央駅に到着し、ここからはオスロで宿泊予定のホテルに向かいます。
ミュルダールからの列車がオスロに到着したのは22時45分ごろで、上の写真もその時間辺りに撮影したのですが、まだ日が沈まず、夕焼けのような感じで明るかったです。
やはり高緯度にある国ですね。日付が変わるくらいの時間でも暗闇に包まれることはありませんでした。
ホテルの最寄りへはトラム(路面電車)で向かいました。
オスロの中央駅を出発するトラムに乗車したのですが、どういうわけか非常に乗車率が高かったです。。
普段、首都圏に住んでいて、満員電車も割と経験している私なのですが、それに匹敵するくらいの乗車率でした。
身動きが取りづらい上にスーツケースまで持っていて、かつベルゲンからの一日かけての大移動で疲れがピークに達していて、何とか持ちこたえた感じでした💦
10分ほど満員電車、いや満員トラムに揺られ、そこから数分歩いてホテルに到着しました。
中心部に柱がどんと刺さっている部屋でした。
アパートメント形式のホテルだったこともあり、一応炊事場も付いていました。
この部屋は旅全体の中でも、なかなか便宜が良かったです。
というわけで、朝からベルゲンをスタートしたフィヨルド観光も無事に終わりました。
移動時間も長く、とても疲れましたが、それ以上に最高の景色を堪能することができた一日だったと思います!
明日と明後日はオスロ市内を観光します。
次回はノルウェー編(後編)を予定しております。
最後までご覧いただき、ありがとうございました!!