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ヨーロッパをめぐった旅 #12(ベルリン出発~ベルゲン到着)

こんにちは!
アクセスありがとうございます!

今回は2023年6月のヨーロッパ旅行の第12弾を書いていきます!
全体の旅程についてはこちらから見ることができます。
また前回の記事についてはこちらから見ることができます。

それでは早速、旅を振り返っていきます!
※文中に記載の各情報(交通費用・行き先・観光施設の料金/展示物など)は2023年6月時点のものであり、現在は変動/終了している場合があります


この日の予定

この日は特に観光地をめぐったりすることもなく、ほぼ移動に費やしました。いわば移動日です。

ベルリン(ドイツ)から、空路でコペンハーゲン(デンマーク)を経由して、ベルゲン(ノルウェー)に向かいます。

朝食

朝食は昨日、水を調達したホテル近くのスーパーマーケットでパンを購入しました。
レストランのお値段が高めな分、スーパーのパンの価格はとても良心的に感じます。味も悪くないですし。

ドイツで有名なパンの一つ、プレッツェルも食べました。

プレッツェル(写真は素材から取得したもの)

ちょいと鉄道に関する小話を

朝食を済ませ、カプセルホテルもチェックアウト。
ホテルからベルリン中央駅を経由して、ベルリン・ブランデンブルク国際空港に向かいます。

中央駅

ちなみに、今回の旅に関する記事で駅の名前を表記する際、しきりに「○○中央駅」という形で表現しているのですが、実際にこれが正式な駅名のようです(現地でどれくらい意識されているかわかりませんが・・)。
日本と異なり、ヨーロッパでは都市圏などで特に輸送などの機能が集中する駅(=ターミナル駅)において、中央駅と呼んでいるようです。
日本でいえば、東京駅や大阪(梅田)駅のような位置づけでしょうか。
今回の旅において私が訪れた都市にて、一番規模が大きな駅に関しては、例外なく「○○中央駅」と表記されていました。

ベルリン中央駅

上の写真はベルリン中央駅(外から撮影したもの)です。
「Hauptbahnhof」というのが、ドイツ語で中央駅を意味します。
また、都市ごとの路線図においては、単に「中央駅」と表記されることもあり、例えば、ドイツ語圏の場合、「(都市名)駅」ではなく「Hauptbahnhof」と表記されます。

なお、「中央駅」といえども、必ずしも街の中心部にあるというわけではなく、少々中心部から離れたところに位置するところもあるようです。

Sバーン

こちらも何度か登場していたものの、あまり触れてこなかったですが、ドイツ語圏では、地下鉄や路面電車の他にSバーン(S-Bahn)と呼ばれるタイプの路線があります。

Bahnというのが、ドイツ語で「鉄道」を意味するのですが、Sバーンは主に各都市ごとで走る近郊列車です。
ICEのような長距離列車というわけではなく、多くの場合はその都市内で運行されています。
首都圏を走る京浜東北線や、大阪中心部を走る大阪環状線がそれに近い気がします。

というわけで、空港まではSバーンで向かいました。

ベルリンの空港にて

ベルリンにはかつて、2つの空港があったのですが、それらが統合されて2020年に開港したのがベルリン・ブランデンブルク国際空港です。

ベルリン・ブランデンブルク空港

スーツケース預けられない?

さて、搭乗券の発行とスーツケースを預けたく、チェックインカウンターへ。
今回、ベルゲンまでのフライトにはスカンジナビア航空を利用しました。
しかし、チェックインカウンターにて、「スーツケースは預けられない、大型荷物を無料で預けられるサービスが付いた予約ではない」ようなのことを言われてしまいます。
「マジっすか・・」と思いながらも、5~6日分の衣服が入っていたりとそこそこ大きめのスーツケースを保持していたため、さすがに預けてくれなければ困ります。

少々間を置き、追加料金を支払えば預けることは可能であると受付の方が仰ってくれました。
いくらかと尋ねると 70ユーロ(約11,000円)。
「高くね?」と思いましたが、それしか方法がないならば、支払うしかありません。むしろ、預けてくれたことに感謝ですね。。

日本~イスタンブールとは異なるWebサイトを経由して予約したため、この辺りの内容をよく読まずに予約してしまったみたいです(あまりオプションはかけたくなく、すっ飛ばしてしまったのかな・・)。
今後はきちんと注意深く確認した上で予約しようと思います💦

洗顔料の没収

何とかスーツケースを預け、保安検査場へ。
機内持ち込みのカバン(リュックサック)をベルトコンベアに流した結果、検査NGのエリアへ。
「何かヘンなもの入れたっけ?」と思いましたが、中身を詳しく見られた結果、洗顔料を没収されてしまいました。。
あー確かに、、と思ったときには遅かったです。

これは半分うっかり、半分仕方なかったかなって思いました。
元々はスーツケースに入れて移動していたのですが、あるときに移動中の衝撃で中身が開いてしまったようで、幾ばくか影響が出てしまったことがありました。
そこで、ペーパータオルで頑丈に巻いた上で、小カバンに入れて移動するようにしていたのです。
また、前日までに泊まっていたのがカプセルホテルだったこともあり、スーツケースを開けるタイミングが殆どありませんでした。
とはいえ、防げなかったことではなかったので、ちょいと落ち込みます。。
(ちなみに、日本を発つときも水の入ったペットボトルを入れてて(これは完全にうっかり)検問されました。。。)

アンケート

検問所を通過し、ロビー内のフードコートで昼食をとり、搭乗ゲートの待合スペースへ。
そこで何かのスタッフらしき人に話しかけられてアンケートに回答してほしいと頼まれました。
結構早くから空港に到着し、時間も割とあって暇を持て余していたため、回答することにしました。
最初は向こうが英語で質問し、こちらが回答するスタイルだったのですが、こちらが何度か訊き返してしまうようになり、ついには回答用のタブレットをお借りしてセルフで回答することに。。

具体的な質問内容は忘れましたが、出身、年齢などの基本的なプロフィールから、空港までどうやって来たかとか、空港内のサービスはどうか等を問われたような記憶があります。
ただ、思ってた以上に設問が多く、段々とめんどくさくなっていきました・・汗

アンケートに回答し終わると、スタッフの方からグミが入った子袋をくれました。
結果、暇をつぶすことになったので、良かったのかな。

やっぱりゲート変更

アンケートに回答し、うとうとしていると、気が付いたときには搭乗時間を過ぎていました。
にもかかわらず、周りの人たちも搭乗ゲートに並んでいる様子もなく、これはまた出発遅延か・・と察しました。

お手洗いがてら、状況を確かめようと席を立って出発案内板を確認すると、何とゲート番号が変更になっていました。
ほどなくアナウンスが入り、大移動が始まりました。
もはや遅延とゲート変更には驚かない状態になりました笑

やっと出発

変更されたゲートに向かうも、なかなか搭乗手続きが始まらず、結構待ちました。
30分ほど待って、ようやく搭乗手続きが開始されました。
まずはコペンハーゲンに向かいます。

コペンハーゲン経由でノルウェーに入ります

結局、当初の出発時刻から90分遅れて飛行機は飛び立ちました。

機内では特に大きなトピックもなく、静かに過ごすことができました。
およそ1時間でコペンハーゲンに到着しました。

いよいよ北欧へ

コペンハーゲンに到着し、次いでベルゲンに向かうためのゲートに移動します。
北欧というと、スカンジナビア半島の3ヶ国(ノルウェー・スウェーデン・フィンランド)・デンマーク・アイスランドが該当するのですが、コペンハーゲンを経由したため、一応、今回の旅でアイスランド以外には足を踏み入れた形になります。
とはいえ、デンマークとアイスランドにも今後行ってみたいものです。

さて、コペンハーゲンに到着したときには、すでにベルゲン行きのフライトの出発時刻が近づいていました。
さすがに同じ航空会社の便なので、こっちも出発遅延するだろと思いましたが、遅れを考慮してくれていました。

ベルゲンに入る

ベルゲン行きの便は当初から40分ほど遅れて出発しました。
こちらの機内も比較的穏やかな時が流れ、1時間半ほどでベルゲンに到着しました。
ベルリンの空港に着いたときから何かと色々ありましたが、ついに北欧(スカンジナビア半島)に入りました!

ノルウェーについて

無事にノルウェーに入りましたので、まずは基本情報から。

ノルウェー王国(Kingdom of Norway)
・面積:約38万6000㎢(日本とほぼ同じ)
・人口:約542万人(2021年)
・首都:オスロ
・主な言語:ノルウェー語
・使用通貨:ノルウェー・クローネ(1クローネ ≒ 13.35円 ※2023/7/1時点)
・日本との時差:8時間(ただし訪問時はサマータイム中のため、7時間)

外務省HP(https://www.mofa.go.jp/mofaj/area/norway/index.html)

「王国」という名がついているように、立憲君主国です。
実はEUに加盟していない国なのですが、それでも欧州諸国とは緊密な関係を保っています。

このノルウェーという国、私自身ちょっとした思い入れがありまして・・・
中学1年のとき、社会科で世界の国について調べようみたいな授業があったのですが、そのときに調べたのがノルウェーでした。
それまでは国名自体は知っていたものの、何の馴染みもなく、この授業でも偶然ノルウェーに関する本が目に入って調べることになったくらいでした。

ただ、そのときから何かと意識するようになり、さらにはジャンプ競技をはじめとしたノルディック競技が好きになり、写真で見るフィヨルドの美しさに感動するなど、いつしかここに来るのが一種の憧れになっていました。
北欧というものに強い憧れを持ったのは、間違いなくノルウェーが起因でした。

そして、そこから15年ほど経ち、いよいよこの地に降り立つことができたというわけです。
飛行機がベルゲンに到着する際には、思わずこのようなことを感じ、とても感慨深い気持ちになりました。

ノルウェーには3日ほど滞在します。

ベルゲンの街並み

ベルゲンの空港から列車でホテル近くまで行き、チェックインしました。
ここでもセルフチェックインで、事前にメールで知らされた部屋番号や鍵番号を便りに部屋にたどり着きました(ここの写真も撮ってなかった・・)。

チェックイン後、ちょいとお腹が空いていたり、翌日の朝食、水分を調達しようとスーパーマーケットへ。その際、ベルゲンの街を撮影。

ベルゲンの街並み

この辺りは魚市場になっていて、様々な魚介類が並んでいました。

ベルゲン魚市場

ノルウェーといったら、何と言ってもサーモンをはじめとした新鮮な海の幸ということで、種類も豊富でした。

あと、なかなかオシャレな感じのマクドナルドがありました笑

ベルゲン魚市場付近にあったマクドナルド

なお、これらの写真を撮ったのは21時半ごろでした。
ご覧の通り、とても明るかったです。
ベルゲンは、ノルウェー国内では緯度が低いため、白夜を見ることはできませんでしたが、22時半ごろまでは普通に明るかったです。
また、真夜中でも外は完全に暗くなるわけではなく、まるで夜明け前のような空色が続いていました。

水分やパンを調達し、ホテルに戻って就寝しました。
この日は移動が中心でしたが、飛行機に2回搭乗するなど、ある意味で疲れました。。
明日のフィヨルド観光のために英気を養います。

次回はノルウェー編(前編)を予定しております。
最後までご覧いただき、ありがとうございました!!