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2023年、一末の旅 #3

こんにちは!
アクセスありがとうございます!

今回は前回に続いて、今年(2023年)1月末に旅をしてきたときのことを書いていきます!
これまでの記事はこちら(#1#2)から見ることができます。

それでは、旅の再開です!

3日目

温泉

前日、ホテルに到着するやいなや就寝し、3日目は5時に起床。
この後の行程を考慮したこともありますが、泊まったホテルに併設された(厳密には泊まったのは「はなれ」で本館にあった)温泉に入るため、この時間に起きました💤

朝5時ということもあり、さらには真冬で真っ暗だったこともあり、私以外に入浴者はほとんどおらず、ほぼ貸し切り状態で入浴することができました!

天橋立温泉という源泉みたいだったのですが、とても気持ち良く、前日までの疲れが癒されました。
利用した温泉施設は日ごとに男湯と女湯が入れ替わるようです。
このため、もし前日スムーズにホテルに着いていたら、すべての種類を満喫できたかと思うと、少し残念に感じました。。
これはまたの機会に訪れましょう!

温泉でさっぱりしたところで、いよいよ3日目の始まりです!

天橋立

6時30分頃、旅のスタートです。
この時点で気温は氷点下2度でした🥶
さらには雪も降り始め、いっそう寒さを感じました。

それでも、今回の旅を通じて特に行ってみたかったところであり、楽しみが勝っていることに疑いはありません。

天橋立は京都府宮津市にあります。
松島(宮城県)、宮島(広島県)と並び、日本三景の一つとなっています。
私自身、松島と宮島は過去に訪れたことがあり、これで日本三景コンプリートとなりました!

凍った地面に足を滑らせないように歩を進めていきます。

智恩寺
廻旋橋(滑る気しかしなかった。。)

廻旋橋を渡り、天橋立に入ります。

日本三景碑
天橋立碑

この日は朝早くから出ていたこともあり、もっと言えば日の出前から出ていました。
正直、この点をあまり気にしていなかったのですが、偶然同じタイミングで橋を渡っていた旅行グループの方々(どこから来られていたか訊くの忘れた。。)が日の出を見に来たとおっしゃっており、そこからワンチャン日の出が見られないかなーって意識するようになりました。

日の出?

雪は比較的落ち着いたタイミングもありましたが、終始曇っていたこともあって日の出をはっきり見ることはできませんでした。
日の出から少し経ったタイミングでしたが、一番日の出感があったシーンはこちら!汗

雲に隠れてますが、太陽見えますよね?笑

「日の出」を見ることはできませんでしたが、それでも当初は気にしていなかったものを引き出してくれた旅行グループの方々には感謝です。
今回の旅に関しては、人との交流という観点はあまりなかったですが(これ以外だと初日夜のお店くらいだったかな?)、このような旅先での人との会話や交流は旅の形作る一つの側面であると思います。
実際には、ひとりで旅していることもあり、ヘンに思われることを嫌ってあまり自分から交流しに行くことは少ないのですが、様々な人とのかかわりの中で様々な価値観だったり考え方に触れることで、自分にはなかった視点や知見を得ることができます。
おそらく今後もひとり旅をすることがあると思いますが、次回の旅では、このような人とのかかわりということも一つのテーマとして旅をしていきたいですね!

大天橋を渡ると天橋立の松並木に入ります。
天橋立は全長が約3.6kmあり、その道のほとんどに松に覆われています。

かなり迫力のある松が植わっていたのでパシャリ
松並木

真冬の季節、さらには月曜の朝早くということもあってか、私以外に松並木を渡る人はほとんどおらず、ほぼ貸し切り状態で1時間ほど松並木を歩いておりました笑
ずっと続く松並木の一本道でしたが、一つとして同じ景色はなく、歩いていても飽きることはありませんでした。
雪が強まったり弱まったりを繰り返すようなコンディションで寒さもありましたが、とても神聖な気持ちで歩き続けることができました。

端まで歩き切って傘松公園側まで行きたかったのですが、この日は行程がとにかく詰まっていたため、片道で2kmほど行ったところで折り返しました。
明け方に入った温泉とともに、またの機会ではより時間を掛けて天橋立を満喫したいですね!

対岸(傘松公園側)

この旅行で天橋立に行くことを企画した後に「やっぱ雪がない季節に行った方が良かったかな・・・?」と思いました。
たしかに雪が降り、朝方ということも相まって(さらには時間も限られている中で)、松並木を歩くことがメインとなり、「天橋立」というものを本質的に楽しみ切るということは難しかったかもしれません。
しかし、冬の天橋立や松並木、海岸線はとても風情がありました。
次に行くことがあれば、雪がない季節に行くことになると思いますが、それでも今回目にした景色が、私の中では「天橋立」として残り続けます。
冬の天橋立、良かったです!!

海岸と海(と太陽)

さて、ホテルに置いていた荷物を持ち、昨晩の遅い時間からお世話になったホテルをチェックアウトし、天橋立を後にする時間となりました。

ここからは京都方面に戻ります。
最初の目的地は平安神宮です。

列車を待つホームで(駅舎と丹鉄の車両が雪も重なって趣深かった)

平安神宮

天橋立駅から丹後鉄道、特急列車、地下鉄を乗り継いで平安神宮に向かいました。
平安神宮は京都市左京区にあります。今回は地下鉄経由でしたが、バスからも行くことができます(もちろん車でも)。

京都市内は、雪は降っておらず、積もっている箇所も少なかった印象です。
快晴とまではいかなかったですが、晴れ間も垣間見えるコンディションでした。

最寄りの東山駅から歩いて10分ほどで大鳥居が見えました。

大鳥居(やっぱり大きい)

大鳥居をくぐって、いざ境内に入ります。
と、その前に・・・大鳥居と境内の間には岡崎公園があります。
公園の存在自体は元々知っていたのですが、公園内に野球場やテニスコートがあることを初めて知りました。

グラウンド

平安神宮を訪れたのは(記憶が確かならば)今回で3回目なのですが、このような施設があることは知りませんでした。
いつか京都の観光地内で野球をやってみたいと新たな夢ができた瞬間でした笑

さて、それでは境内に入ります!

応天門
応天門(境内から:雪で化粧されていた)
大極殿と蒼龍楼・白虎楼

他の訪れた寺院とは異なり、平安神宮には過去にも訪れたことがあるのですが、やはり他の寺院と同様、心が清らかになります。
また、冬に訪れたのは初めてであり、観光客の数も比較的少ないことも相まって、画像からはどこか閑散としているようにも感じられますが(単に私の撮影技術による影響もあると思います汗)、実際にはそのように感じることはなく、荘厳で風情あるものでした。

平安神宮を後にして、続いて南禅寺に向かいます(今回、時間の都合で平安神宮神苑には行きませんでした)。

白河院

距離が近いということもあり、平安神宮から南禅寺は徒歩で向かいしました。
その道中、何やら歴史ありそうな建造物を発見。中に入ってみることにしました。

私が入ったのは白河院跡・法勝寺跡でした。
予定外に訪れることになったのですが、園内の御池に癒されました。
ちょうど、平安神宮神苑に行けなかったので、結果として帳尻があった形になります笑

御池

ここは名前からも想像が付くかと思いますが、白河上皇ゆかりの地です。
かつては白河上皇によって建立された法勝寺の中に八角九重塔という高塔があったそうです。
現在はその面影はありませんでしたが、そちらも見てみたかったですね。

院内を後にして、再び歩を進めると、南禅寺に到着です。

南禅寺

南禅寺は平安神宮と同様に京都市左京区にあります。
まずは境内に入るまで、緩やかに上ります。

上りの先に見えてきた

南禅寺を訪れたのは小学校の修学旅行以来でした。
当時は寺院を観光したというわけではなく、座禅体験をしました(実は境内を回ったかもですが、座禅の記憶しかないし、何なら写真の門をくぐった記憶もないです汗)。
余談ですが、正しい(?)座禅が組めず、あぐらのような座り方で体験した思い出があります。
今回は座禅を組むことはなく、純粋に境内を回りました。

方丈(入口)
方丈(庭園)
方丈(小方丈)

ゆっくりと方丈の中を回りました。
雪を被っていた庭は飽きない景色でした。
また撮影はできなかったですが、間の壁画はどれも素晴らしく、つい見入ってしまいました。

このような寺院の中を歩いていると、一度はこの空間で生活してみたいと毎回思うんですよね。
確かに現代においては非日常的な体験であるからこそ、生活してみたいというような思いになるのかもしれませんが、実際に生活してみるとどのような感情が湧いてくるのか、とても興味があります。

南禅寺の境内には方丈の他にも様々なものがあります。

疎水(琵琶湖の水を京都に引いた)
三門
南禅院
金地院

この他にも見どころは数多あります。
座禅は組むことありませんでしたが、時間が足りないくらいに満喫しました。

さて、南禅寺を後にして、次は醍醐寺に向かいます!

今回は以上です。(旅は#4に続く。。。)
最後までご覧いただき、ありがとうございました!!