インナーラップ@サイドレーンの担当者

皆様、お久しぶりです!
またまた久しぶりになってしまいました💦
今日の朝CLの決勝がありましたね!
リバプールが念願の優勝を勝ち取りました🏆
今年1といっても過言ではないほどの最高潮の盛り上がりでした。

ということで、今回の分析をしていきたいと思います!

2019/6/1(土) jリーグ第14節
川崎フロンターレ 1 VS 1 浦和レッズ
54分 ダミアン(川崎)
95分 森脇(浦和)
ハイライト https://youtu.be/vlFf9xXl8u8

両チームのスターティングメンバー

フロンターレは4-2-3-1が基本でだったが、今年は調子が上がらないこともあってここ数試合は4-4-2で戦うことが多くなってきている。

今回はダミアンの得点場面を分析するのだが、その前にフロンターレの攻撃のパターンについて整理していきたい。

この試合では右サイドバックに車屋が入った。
慣れてない右サイドのため、ボールの受け方も含め終始気になることがあった。
そういうこともあり、メインは左サイドの攻撃となった。

左サイドのレーンの担当だがワイドの位置に長谷川が張って、登里がインナーラップという形で中のレーンを担当している。この配置が2人の特徴を大いに引き出している。実際に、以下のようなレース担当となっている。

雑な絵で申し訳ない。。。

今回はこの配置が生み出した得点となった。
実際に見ていこう!

この画像は得点シーンで左サイドの長谷川がワイドの位置でボールを受けたシーン。
浦和の5バックに対して川崎は4人が最前線に位置している。
浦和の各選手のマークを赤の矢印で示しているが、余っているのは一番手前の宇賀神だけとなっている。
ここで川崎の狙いは黄色いエリア(下図)である。つまり、CBの間のスペースを狙うために川崎の選手は浦和DFの前にそれぞれ選手を配置している。

そのため、下の写真のように登里のマークが遅れたことによって、クロスを上げることができてダミアンの得点が生まれたということになった。

他にも細かい位置どりとか得点につながるポイントは複数あった。
例えば、守田のバランスの取り方や小林悠の槙野の意識を向けさせるポジショニングだったり気になる方はハイライト見てください。すごく面白いです♪
ここ最近は、SBが外のレーンを上がるオーバーラップサッカーの他に中のレーンを上がるインナーラップがトレンドになってきている。
そこをしっかりフロンターレを捉えているのは非常に面白い戦術だ。
Jリーグ内にもしっかりサッカー界のトレンドを捉えているチームがあるのはすごく面白い。

残念ながら、今節は試合終了間際に森脇のゴールで同点になって惜しくも勝ち点を2逃す結果となってしまった。

FC東京が勝ち点を落とさないだけに非常に悔しい試合になってしまった。
今年のフロンターレはなんか試合の終わらせ方があまり上手くない気がする。
フロンターレには1-0必要ない!
大勝が見たいよ〜

ちょっと長くなりすぎましたが、以上です。
欧州サッカーは終わってしまったので、ここからはJリーグに集中できますね。
海外サッカーしか見ない人も是非Jリーグ見てほしい!
楽しめる要素は沢山あります♪
では、また!!!

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