ノリと勢いの哲学

2019年8月17日
今日は、ノリと勢いの哲学について、語っていきます。
私は、話すことが好きですが、感情がないため周りから明るい人間だと思われていません。
逆に私の友達は話すことが好きで、感情表現も豊かで周りから明るい人間だと思われています。
この違いが知りたくて、私はその友達に明るくいられるコツを聞いてみました。
そこでその子の言っていたキーワードが、ノリと勢いという2つです。

このキーワードについて、私なりに考察してみました。今日はその考察をもとに語っていきます。

まず、ノリと勢いを比喩する表現として、「波にのる」という言葉があります。

私は、この表現はかなり適切にノリと勢いを表していると考えました。そのため、「波にのる」を中心に論を組み立ててノリと勢いについて話していきます。

この「波にのる」は、サーフィンを比喩表現としてノリと勢いを説明しています。

ここでいう勢いとは、サーフィンにおける波のことです。そして、ノリとはサーフィンをする行為を指します。

サーフィンで波とは、移動するための原動力で、そこにボードを乗せて進んできいます。

次に、サーフィンをする行為は、波にボードを乗せて進んでいく行為です。

これをノリと勢いに置き換えると、波という勢いにサーフィンというノル行為を行なっている状態です。

これは、イメージの話でしたが、抽象化してしまうと、勢いは、はじめのムーブメントを起こすエネルギーのことす。そして、ノリは、ムーブメントのエネルギーを利用する行為のことです。

こう分解すると、ノリと勢いの違いとその使い分けが明確になってきます。

はじめに勢いがあり、それに付随してノリが行われるのです。

これを具体的な場面に当てはめてみるとわかりやすいかもしれません。

まず、暗い雰囲気の会があったとします。その会を盛り上げていきたいと思った場合、はじめに人は、勢いで盛り上がれるエネルギーを作ります。その勢いを感じ取った他の人は、ノることで、その勢いを利用して進んでいきます。

こうやって交互にノリと勢いがあれば、お互いに盛り上がることができるのです。

しかし、ここで問題となるのが勢いとノリが行われた後、次の勢いがどうやって生まれるかというところです。

この連鎖がなければ、会を盛り上げ続けてはいけません。

ということで、次回は、ノリと勢いの連鎖について語っていく予定です。

今回はこの辺で終わりたいと思います。
ありがとうございました🤙


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