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☆2024.1.26 獅子座満月のあなたへ☆

大寒も過ぎ冷え込む日が続きますね。
いかがお過ごしですか?
こちらでは一足先に寒緋桜が開花しました。すぐそこまで春は近づいてきています。
今年はじめての満月。
まるで木や草花のように春に向け じっと見つめたり感じたりしている雰囲気。
たくさん喋って発散してしまうより 肌で感じてみる 言葉にならなかった方を読み解いてゆく みたいなかんじです。
蕾が綻び花が咲くように 心や体をじっくり解きほぐすほうへ目を向けてみましょう。

それでは満月のお話を。

…🌕♌ Moon Vision…
パワー・活力・耐久力・対立する力・統合
反映・跳ね返す

…☀️♒ Sun Vision…
押し上げる・成り立ち・役割・伝える・繋がり

どんな状況であろうと何度でも迫ってくる力 そしてまた散らばってゆく力 
のようなものをひたすらに感じている月
という印象のキーワードが並びました

次へ向かおうと引っ張る力に対して素直にyesとは言えない
忘れたり回復させてゆこうとする自然の成り行きに対してヤキモキする 
留まり続けるしかないんだと割り切ろうとすると押し寄せるように感じる力の大きさに狼狽える 

など相反するもの同士がぶつかり合うその狭間を体験しているような雰囲気です

そのあまりに強い衝動のような何かは外から受けるものではなく 自分の内側から派生していて止めようとしても止められない 
これをどうしたら良い?
どうする?
と立ち止まるようなことがあるかも知れません
自分が思い込み信じようとしている事実と「そうではない それだけではない」と言い切る自分との対峙のようにも思えます 
動けば何とかなるものでもない 
と知っている様子もあります
自分の意志に対して率直である時 物事はそちらに速やかに動き出します
けれどこの満月では
「本当にそうしたいのかな?」
という引っかかりが生じます
引っかかりながら素直でいると「引っかかり」が現実になります
なのでストレートにはゆかないのだと思います
満ちる前 つまり あなたが納得する前に動いてしまったら感じ切れず また繰り返してしまうことがある
と真摯に向き合っていればいるほど気づける満月です
繰り返すことに対して「止めたい」という望みが真ん中にあるのかも知れません
適当ではなく心から変わりたいという熱意が湧いてきているのかも知れません
目を逸らしてしまえば楽だろうけれど 本心や本音がとてもクリアになってきている分 目を逸らし今までと同じ行動をとり同じ結果を得て安心を選ぶことに対して「違う 違う それではない何かを選びたい」という欲求がボコボコと湧いてくるのだと思います
様々な表情を見せる自分の真ん中でただ感じきる満月だとするなら
「今まで溜めに溜めてきた違和感が熱意や熱量に変換されている」
と思ってみてはどうでしょうか
適当にはしたくない みたいな気持ちかも知れません

自分の中にある相反する力を感じる時 驚きます
望む自分が明確にあるのに やっていることはそれとは全くかけはなれていたと事実として知ってしまう時も驚きます
自分がやっていることなのにその自分に対して本当に深く驚きます
驚きをもって今までのあなたを見つめてみませんか?
責めたり攻撃するのでもなく 慰めるのでもなく まるで他者をみるような感覚で「今まで」と「今」を交互に見つめる満月です
その最中 生じる迷いや先のことについて考える必要もちょっと脇に置いてみましょう きっと「どうしたら良かった」というわけでもなかったのだと思います それと同じで「どうしたら良い」わけでもないのだと思います

「今までのあなたと今のあなたが力を出し合ってひとつになってゆくこと 本当はそうしたいはずなのに何故か避けていた側のあなたに目を向けてみることのほうがずっと価値あることです」
とこの満月なら言うでしょう

動け動けと働きかけてくる力に対して不動であることで見えてくるものがあります

「これがわたしだったんだ」と心から感じる時 色々なものが剥がれ落ちてゆく驚きと共に 楽しいとか心地よいとか美しいとか良いとか悪いとか分かりやすいものになろうなろうとしてきた過去は遠くなり絡み合う力の真ん中ににいる多種多様なあなたを見つけます 

何かに対して「これはわたしだけのものだ」と主張して譲らない人を見た時
「強欲だな」とか「貪欲だな」と思うことってあると思います
わたしたちが手放すことを恐れている時ってそんなかんじです(恐ろしくかんじることも本当なのですが)
「違う自分」と分かっていてもやはりどこか「これがわたしなんだ そうなんだ」と掴んで離せなかったもの 価値観や主観 
それが一体どういう力動で自分に作用しているのか・・絡み合う真ん中からあなたはそれを見ることができます
やはりそれほど気分の良いものではないと思います
自分が自分を見つける時ってがく然とするような驚きを伴います
それでもいつの間にか
「本当はこうしたかったんだよね」という希望や優しさ 慈愛と言われるものがあなたの真ん中からは湧いてきます
そのころには あなたはとてもシンプルに「これがわたしだ」と理解しています
今までのことが一体何を意味していたのか 何をわたしに伝えようとしていたのか
ということをちゃんと把握しています
たくさんの力や感情や思考を感じ状況を把握しながら 過去の自分と共同しながらパワフルにそこに存在しているあなたになっています

「違う 違う」と叫ぶ心の内に目を向け続けることは揺れ動く気持ちの最中を彷徨うようなもの 心地よいと言えるようなものではありませんよね
それでも必死でそれを受け止めるのは 試みるに値するとあなたが知っているからです
「あなたにとって正しい姿や有り様」は受け止めることと連動して新たに想像されてゆくと知っているからです 
訪れる「確かにわたしはそうなってゆくのだろう」という深い納得を 未来への自信や確信という言葉で言い表すにはちょっと言葉足らずかも知れませんが「うわべだけ」「なんとなく」という納得ではあなた自身が収まらず本当の本当を熱く求める満月
「あなたの真実の姿に根差した自信や確信を齎す」
というマイルストーンは用意されています
試みるに値する という意味です

実際に動く動かない 何かするか何もしないか どうしようか?どうしたら良いか?
という問題として意識に上ってきた力は 実際にどう動くか?という目先の問題から遠のき それよりもずっと深いテーマ
「今までとは違う側面を表に出したって良いんだとわたしが心から認めること」
という「有り様を心から赦す」というテーマに切り替わってきます 
そしてそれを後押しし援護する満月だと言えます
テーマにたどり着くまでにちょっと時間が長くかんじるかも知れません
この後押しする力は 
何処かに向かって何かを獲得してゆけばあなたになれる どうにかなる
というようなものではなく むしろ 
そこにいながら完璧であるあなたを表現し続けている
方向へ押し上げる力 
外側へ求め認められるように続けていたものや自分が自分でいる為に作り出した制限のその力動を一旦内側へギュッと呼び戻し見つめる時間を与え  一体となってゆく統合してゆく方向への潮流を作り始めているその最中です
この満月だけでスッキリと切り替わるようなものでもないはずです
「でも何か潮目が変わった 自分の内側では常に動いているものがある」
と感じていられたらと思います 
そして時々「これでなくてはならないってこともなかったな」と思う経験と新たな側面と一体となったあなたの自己現実が増える度に
「自由になってゆくこと」に心から納得し同意してゆくのだと思います
複雑な上に流動的 頑固なように見えてあるがまま  
時間をかけ精査して丁寧に関係してゆく必要を感じます

お話を最初に戻しますと 
「知って驚く」という感覚で目が覚めてゆくことはとても興味深い体験です
埋没していた記憶や感覚が鮮やかに蘇ることはワクワクするものです
こんなもんでしょと高を括っていたことが裏切られると目を見張ります
「驚き」は自分によって新しいフィールドを切り開いてゆく時に一個一個与えられる勲章のようなもの
小さな自分が大きなものに晒され続けている と感じることと
大きくて枠など作れるわけのないものも内包しているというのはイコールなんです
あなたがどういう仕組みでそのように有るのか 何を求めているのか 過去のあなたが今のあなたにずっと知らせていたことは何だったのか「知って驚く」
生きていることは本当に貴重な体験 
それをこの満月は感覚を通じてとてもダイナミックに伝えようとしているのだと思います

ダイナミックなあなたの側面
例えばこの月なら 
「思いきり何かを受け止めたり 思いっきり跳ね返してみたりそういうことをしたって構わないんです あなたはあなたに対して かつて無いほど寄り添えば良い」
と言うでしょう
一筋縄ではゆかない経験や体験を重ねてゆく喜びを心から認めているのが獅子座です
獅子座は未来に拓けているサイン 
これを陽だとするなら
それを「感じること」「予感」からは逃れられない 
これは陰に感じるかも
どちらもあって流転し続けています 
明るい暗い ポジティブネガティブ
どちらかに悪を持たさないことでしか滑らかに回ってゆかないことをそのど真ん中にありながら感じ 経験を重ね ハートで知って ハートは開かれてゆくのだと思います

健やかさにフォーカスしてみると  変化が分かりやすいかも
「ここが原因だから!ここが良くなれば!」という思い込みの重荷が軽くなれば
「全体なんだなぁ それならこうしてみたらどうだろう」
というように閃いたり 視野は広くなっていたりと変化してゆきます

この満月のテーマも同じように
あなたの内側 あなたという一人の中に一人とは思えないような多彩な知性や創造が宿っているんだよ
と伝えたいのだと思います

感じ切ることを楽しめるようになると 安心を外に探さなくてよくなります ただ自分に問えば応えが帰ってくる 
他者をより近しく感じることもあります
ひとりで握りしめていた孤独で冷たい拳は緩まり ほぐれた暖かな手は誰かの手を取ることだって出来るはずです

ゆっくり体験を重ねてゆこう


           🌕🌖🌗🌘🌑🌒🌓🌔🌕

つい先日 冥王星が水瓶座に入りましたね
新しい潮流は産まれたばかりです
長期的な視点から申し上げますと ベースにあり絶えず流れている雰囲気はこのような流れです
水瓶座の対向のサインは 獅子座
対向のサイン同士はぶつかり合いながらお互いを強化し信頼を重ねてゆきます
水瓶座 風の時代 時代は表層です
その奥に その裏側にあり動かし続けてゆくのは揺れ動きながらも自分という一人としてそこにいようとするものたちの姿です

この満月は一番奥深い源流が表層に顕れているようなところがあります
大きなこと 巨大なもの それと同じくらいのパワーを君は持ってる 確かめてみることに怯えず怯まず ハートに従い体験を重ねてゆくこと
このことを頭の隅に憶えておいて頂けたらと思います

自分の内側に巨大なパワーを感じるからこそ恐れのあまり満ちる前に動こうとしてしまうこともあるかも
納得するまで時間をかけたって良いんです
感じきることに対してわたしたちは怯えすぎているのかも知れません
受け入れることも心を開くことも正しく道理を見定めることも
「誰かに認められること」を優先し 自分を疎かにしたあまり曇ってしまったこともたくさんあるのかも
常に動いている力を感じたら すっきりなどしなくても解決などしなくてもチャンスです
手っ取り早く今を雑にやり過ごしてしまうのは勿体ないなと個人的には思っています
これから先「すとん」と腑に落ちることはすべて「知ってた」という感覚と共に訪れます
知ってたという感覚はただの想いではなく「確信」です
信じているものが現実を作っています
知ってたという確信に基づき築かれはじめる現実は今までとは違うものになるでしょう
「知ってた」が訪れるのは感じ切れた時です
感じ切ることはあなたに慈愛を持つということです
他者の体験を損なわないという尊敬の念もそこには含まれます
自分自身に対して拓けていたら他者も状況にも当然拓けてきます
閉じ込めていたのは自分だけではなくそれと連動して周りに対してもそうしていたのかも・・
制限を外してゆくきっかけはここからどんどんあなたに舞い込んできます
あなたの在り様は本当に意味深く多くと関わっています

あなたが制限を外す度に世界は鮮やかに色づきます 息を吹き返します

I&I WithLove

親愛なる友へ
幸いあれ

星言葉紡ぎ屋 白い魔法使い




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