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☆白い魔法使いからのお手紙☆ 2019.8.11~8.18(8.15水瓶座満月)Astrology&Runic divination

8/11(日)4月から逆行していた木星が順行へ。月は山羊座。

今年の4月あたりから「整備してきたこと」「準備を整えてきたこと」があるような雰囲気です。ジックリと、しかし確実に「陣地」を広げてきたという感覚もありそうです。確実に実行してきた、と思っていることに対するグラつきも勿論この週末には出てきそうです。「確実なこと」「間違いのないこと」「期待通りにゆくこと」はただの予測でしかないのかも知れない・・ということこそがこの木星の逆行が伝えたかったことなのかも・・と最後の最後に気づかせてゆくような雰囲気です。

「今、居心地の良さを感じていますか?安心してそこにいられますか?期待や予測に振り回されていませんか?」とこの木星はこれからさらに激しく訴えかけてくるような雰囲気もあります。個人の範囲に留まっていた、「自分自身や人に対する期待や都合の良い予測」への見直しの視点が、社会全体へと波及してゆくような拡大の仕方なのではないか?と私は思います。

この木星が順行に戻る週末前後には「これで良かったのだろうか?」と「何もないのかも知れない・・」という一回何かを失うようなそんな時間もあるように思います。「一体、私は何に従ってきたのだろうか?」という疑問。時間を遡り記憶を遡ろうとしますが拡大してゆこうとする力は「先へ、先へ」と急がせます。そして1つの「結果」を得るような気がします。「検証してゆこう」「もっと探求してみよう」「今までに起きたことの全てを違う視点から眺めなおしてみよう」という「結果」です。「1つの結論」を欲しがっているような雰囲気もありますが、その結論というものは「個人的な期待を超えたところにある何かである」ということのみがうっすらと分かっている状態が、この週末にはあるような気がします。個人的な期待というのは、他者に対して、という意味合いと、自分に対して、という意味合いの両方があります。人を喜ばせるために頑張ってきたこと、人を喜ばせるためのアイデア、そういった一見「救い」のように思える閃きや希望が燦然と散ってゆくような雰囲気のゴージャスさがあります。燦然と散ってゆくことをゴージャスと記すのはいかがなものか?とも思いましたが「どこから出てきたか分からない希望」というものに対してかなりシビアにもなっている感覚がやはりあるのだと思います。検証したい、知りたい、証明したい、という知の情熱が目覚めるような瞬間を、順行になる明日11日以降から少しずつ増え始めるのだと思います。

自分の中だけに留めていた「期待」というものが燦然と散ってゆくのならば、もしかしたらそれは「束縛からの解放」をうながすことにもなるかも知れません。

8/12(月)週のはじまり。

月は引き続き山羊座。水星が獅子座へ。牡牛座に滞在している天王星が逆行開始(来年2020年1月まで)。

週のはじまりから雰囲気的には「とても忙しく何かを探し出そう」としている雰囲気です。この「何か」は、やはり「結論」とか「結果」とか「指針」等、「何か1つのことに導かれたいという期待」が混ざっているようにも思います。

今まで「身近なもの」「一番の理解者」と思ってきた人や環境があるならば、感謝を伝える、という行動1つで気持ちが綺麗に整理されるようなこともあるかと思います。「これからはお互い限りなく自由にやってゆこう」という気持ちと共に「あなたのことを認めています」という意味合いの込められた感謝の伝え方となると思います。頼る・頼られる、という関係をこれ以上強靭にしなくとも「認めている」ということを素直に伝えられたなら、縛られることはなくなります。体調面でも、もしかするとフッと緊張が解れたことを感じられるかも知れません。これは感覚の話ですが、身体が長年感じ続けてきた感覚すら変化する、ということをこの「何に期待してきたのか?」ということを通じて知ることができるような雰囲気です。期待は時として「希望」と混同されている場合があります。

とは言え、夏真っ盛り。お盆のお休みに入る方も多くいらっしゃる週のはじまりです。好きなメンバーで好きな場所で、好きな時に好きなことをする!という楽しみ方も良さそうです。この遊びを通じて「誰も支配したくはないなあ~」という考えが一瞬頭を過ぎることもあるかと思うのです。遊びの中で感じる喜びの方向性はどんなものだったか?ということを覚えておくと良さそうです。何もなくなった・・何が成功なのか分からない・・という感覚の中で精一杯命を燃やす経験というのは一体いつぶりでしょうか?もしかしたら「未来」ということを先読みしようなんて考えなかった幼い頃以来のことかも知れませんものね。「今この瞬間に留まること」をもまた一生懸命掴み続けようとしているような雰囲気です。

何もない・成功とは?という考えが一転し「何でもある」という感覚がやってきたなら、それを大事にしましょう、このことは満月に繋がる橋となりそうです。その橋を堂々と渡りましょう。「何でもある」その中からまたあなたが情熱を燃やせるものを、ただ見つければよいのだと思います。「何者でもない」から「何者でもある」あなたへと繋がってゆきます。

何者でもなくても生きてて良かった・・この感覚と、何者でもあるのだ、という感覚を繋ぐ役割をするのが逆行し始める天王星です。木星と天王星の働きは、この満月にかなり深みを出しています。虐げられる、誰からも相手にされないという孤独も、いつしか解かれてゆくということを予感させます。この背景があるが故に「やるべきことは判っている」とキッパリと決断しているかのような獅子ー水瓶座ラインでの新月~満月への流れに、もっともっと大きくて深い愛を教えているかのような物語を感じます。

このように満月前にはフォーカスが様々に切り替わる雰囲気です。「何か1つ定まるものが見つからない・・」と焦ることはないのだと思います。手を離してゆく瞬間のように除所に力を抜いてゆきましょう。

8/14(水)には月が水瓶座へ。翌8/15水瓶座で満月。

この満月についてまずはルーンにて雰囲気を見てみました。

<与えられ守られてきたと思っていた環境は、実は自分が全て握っていたものなのだ>

なかなか強烈なメッセージですね(笑)

少し解説します。

「与えられ守られてきた」というのは「人から授けられたもの」という印象です。「あなたを暑さから守るために」と被せられた帽子のように「その人がくれたから」というバックグラウンドがあるから安心していられる物語って誰しも持っていると思うのです。「そう言われたから」「そう信じていたら、本当に守ってもらえたから」そういう経験や時を経て「真実」になっていった「守り」や「保護」があるような様子です。でも実はそれは・・・「あなたがそう信じてきたからそうなっていた」ということが、どうやらこの満月にはハッキリと認識するようです。「あなたは恵まれているよ」というような言葉も守りである反面、そうでなければ駄目なのだ・・という恐怖も掻き立てる言葉です。このように表面的な事柄の裏側を知ると一時的にではありますが覆された気分に陥ることもあるでしょう。ただ信じていたいことは「本当に守りとなるという想いがそこにはあった」ということです。裏側の事象ばかりに気を取られてしまうと喪失や悲嘆の渦に巻き込まれてしまいます。両方あったのだ・・・ということ、ただそれだけです。守りたいからそうしたこと。私を守るために私が私にかけた魔法が解けたらどうなるでしょうか?その先にはどうやら「歓び」が待ちうけているようです。もう孤独という怖さから身を守らなくても大丈夫なのだ、という本当の自信が沸き立ってくるような様子がルーンからはムンムンしています。

星回りから見てゆきます。

受け入れられない・・という頑固さをどうにかして解いてゆこう・・とするような動きが見られます。受け入れられないことは何でしょうか?受け入れたくないことは何でしょうか?このことがキーワードとなるようです。

それはどうやらもう「完成したこと」に関することのようです。「完成したこと」「分かったこと(分かってしまったこと)」それを受け入れられずにいる状態から「受け入れてゆくような流れが始まっている」ことに気づくような満月。

もう終わったこと・・とするには辛い出来事、というふうに言うことも出来るかと思います。けれども、ここでそのことについては完全に終わらせるタイミングが来ているのかも知れません。守ってきたようでいて実は期待を寄せていただけだ、と気づいたならば。守られていると感じることで守られることを強要しているのだ、と気づいたのであれば。誰からも奪いたくない・・という雰囲気が濃厚な満月です。

幼い頃に感じていたフィーリングや、どんな視界で目の前の世界を見つめていたのか、さらに、どんな感覚に一番胸打たれたのか?ということを思い出すこともあるかと思います。「何か1つの結論を知りたい」と思う時、最初の原点へと戻りたいと願う作用だと思います。そんな時には目を瞑って静けさの中で「今どうしたい?」ということをあなた自身に問いかけてみましょう。結論を知りたい、というのは今現在のあなたの答えであることが判ると思います。結論を知るために生きてきたわけではないんだ、ということを教えてくれるような答えがもしかしたらこの満月時の自分自身への問いかけの中には含まれていると思います。ただそこには活力があるということ、ただ明るい方へ飛び出して手や足を使って体験したい、という欲求があるということ。鉄壁の守りすら飛び越えてゆこうとするものはきっと純粋な喜びの力なのだろうと思います。

あなたの内側から匂い立つように溢れるものは、きっと期待から遠く遠くへと運ばれた先で初めて知ることができるのだと思います。これからはそれを知る旅へと出かけるのだ、ということをある意味では孤独に、ある意味では歓びと共に深く感じ入る満月。

ルーンはこう続いています。

あなたが持っているギフトは、あなたが受け入れたからこそ、そこにあり今活かされています。受け入れたからこそ生きて活かされているのです。次にあなたが受け入れるもの。それそのものになってゆくということをあなたは今現在もすでに知っているはずなのです。

あなたにとって一番堂々としていられることは何でしょうか?それがもしもいつまでたっても証明できない事柄だとしても・・。「希望」と呼べるものの原石を見るような満月となりそうです。

8/16(金)月は魚座へ。

満月明け。さっそく新たな展開がありそうです。

新しい環境・新しい人間関係・新しい興味。自ら動く人もいるようですし、受け入れる側の人もいるような様子。満月頃に感じた「希望」に一歩近づく人もいると思います。形があるようで形がない希望ですから「これから形にしてゆく」ということを心に留めておくと良さそうです。細かな事柄まで考えてゆきたい、という活力もわいてくる頃です。

週末には火星が乙女座へ入ります。

ここからはかなり具体的な動きが出てきます。自ずと環境が変化してゆくこともあると思いますし、意図した分だけ強固な基盤を作ることも可能です。

満月の頃に感じた「希望」には、孤独と歓びが一体となったような当て所もなさがありました。しかし、この週末の雰囲気を見ていると、かなり現実的です。吟味して精査して、さらに探求してゆきたい、という知の好奇心が虚無感すら燃やし尽くしてゆくようです。「1つ」が実際に目には見えないものだとしても「結論」がないものだとしても、現実世界に現してみたい、という好奇心。あなたが真に求めているものが、いつのまにか目の前に現れてくるのかも知れません。もしも、それが今現在望んでいるものとは違ったものだとしても一度認めることも必要な様子です。今まではそれを求めていたのですから。この現実的な思考と満月頃の愛に溢れた視点とのコントラストは非常に面白く感じます。私たちが、この先何を選んでゆきたいのか?ということが次々と問われる時間に入ってゆくのだと思います。

一週間を通じて様々な視点から今手元にあるものや環境を眺めてゆくような雰囲気です。気持ちや想い、として扱われてきたものに形が与えられることもあるようです。逆に、形や出来事としてだけ残っていたものに対して想いや感情を強く抱くこともあるようです。一筋縄ではゆかない・・と思っていたものが実は案外「そのまま受け入れれば良かったんだ」「それしかなかったんだ」と認識する、というような複雑なのかシンプルなのか・・みたいなこともありそうです。ただ「知る」ということがどれほど安心を与えるものなのか、ということは今週のテーマの軸となっていると思います。ともかく堂々と「希望の炎」を胸の真ん中に掲げるようにして歩いてゆきたい、そんな一週間です。

素敵な一週間となりますように。

親愛なる全ての友へ。

幸いあれ。

星言葉紡ぎ屋店主 白い魔法使い

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